現在、内閣府では健康寿命の延伸と幸福社会の実現をすることを目標にされています。
このような中で、我々歯科医師はオーラルフレイルや口腔機能低下症の診断をおこなうことが重要となっています。
しかし診断をした後にどうしたらいいのか、困られている先生方がいるのではないでしょうか。
オーラルフレイル・口腔機能低下症を診断したうえで、いかに歯科医師が『食べる』を支えるようになれるのか。
それが今後の歯科医療に非常に重要になってきます。
東京大学大学院医学研究科イートロス医学講座・米永一理先生のプレゼンテーションでは、その内容をまとめてくださいました。
また、オーラルフレイルや口腔機能低下症に限らず高齢者診療において知識や思考が必要なのかどうか、特に介入が必要な症状はどんなものか、かかりつけ医になりうるのは内科医なのか歯科医なのかといった内容に踏み込んでお話くださいます。
食べることに関しては我々歯科医師が診なければ内科の先生はそこまで診てくれません。
お口の専門家として『食べる』を統合的にきちんと診れるようになるということは、今後の歯科医療研究においても教育においても臨床においても一番大事だと熱く語ってくださいました。
歯科界を盛り上げたいと思われている先生方に特にピッタリのプレゼンテーションとなっています。
エピソード
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高齢者のオーラルフレイルやロ腔機能低下症の治療には食の改善が欠かせません。米永一理先生が取り組んでいる『イートロス』の研究について詳しく解説いただきました。再生する
再生時間 16:51
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フレイルの評価基準として、改定日本版CHS基準(改定J-CHS)や指輪っかテスト、イレブンチェックについて解説していただきました。再生する
再生時間 17:46
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患者様の『食べる』力を評価するための簡易スクリーニングや低栄養の判断基準について学べます。嚥下評価関係の保険点数、嚥下調整食のコード分類、医科歯科連携の保険算定の早見表、皮下補液・投薬方法についても説明いただきました。再生する
再生時間 19:16
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