顎関節症の有病率は5~12%程度といわれていることから、程度の大小はあるものの、週に10名程度は遭遇している可能性があります。
中には通常の歯科治療に影響を及ぼすような症状を持っている場合もありますが、それらを片っ端から高次医療機関に紹介するのも大変ではないでしょうか。
一方、顎関節症を背景として様々な問題が生じているにも関わらず、それに気づかないために他の治療に悪影響を及ぼしている場合もあります。
一般歯科クリニックで最後まで治療を行う行わないは別として、顎関節症か否かのスクリーニングや、ある程度の診断、そして簡単な初期治療程度の知識、技術を身に着けておくことは、必ず他の治療にも役立つはずです。
本講義では大きく4つのテーマに分けて解説をしていただきました。
最初の1つ目は、「顎関節症と診断する前に」です。
顎関節症と診断する前に知っておくべき重要なポイントや、三大症状とは何か?を解説していただきました。
2つ目は、「顎関節症の病態分類と検査」です。
顎関節症と鑑別しなければならない疾患と、顎関節症の病態は細かく分類されていることがわかるでしょう。
3つ目は、「顎関節症の基本治療」です。
顎関節症の基本治療である「疾病教育」「病態治療」「病因治療」を③④の動画で詳細に説明していただきました。
患者様へ疾病教育・薬物療法・開口訓練・口腔内装置・TCHをそれぞれ症状とともに解説していただきます。
4つ目は、「顎関節症による咬合異常」です。
顎関節症による咬合変化の要素6つの解説と、痛みによって咬合変化が見られた症例を2つご覧ください。
忙しい診療の中、患者様に適切な顎関節症の診断と納得のいく説明をすることは難しく感じるかもしれません。
この動画を見ることで、今後さらにパワーアップした顎関節症の診断や基本治療を行うことができるでしょう。
*2022年10月28日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。
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