TCHという言葉もすっかり歯科界に浸透している昨今ですが、まだまだ誤解されている部分もあるようです。
患者様にTCHを適切にコントロールしてもらうためには、TCHについて医療者側が正しい知識を得て、それを理解する必要があります。
本講演ではTCHの定義について再確認するとともに、なぜTCHという行動が生じるのかについての生理学的な理由付けを説明するとともに、TCHが影響を及ぼす可能性のある症状や障害について、出来るだけエビデンスを交えてご説明いただきました。
まず最初に「TCHの概念」について教えていただき、TCHの位置づけを学びます。
その後「TCHの何が悪いのか」「TCHはなぜ生じるのか」「TCHへの対応」を研究結果とともに、解説していただきました。
TCHの発生機序や、TCHが及ぼす筋肉や軟組織へのダメージの悪循環を理解していただけます。
また「TCHの対応」では、実際の症例を3ケース提示していただきました。
どれもTCHコントロールのみで症状が改善された症例です。
長いものでは、8年前からの痛みが治らなかった症状が1ヶ月で緩和された症例をご覧ください。
そして、最後の動画では「TCH」の質疑応答をしていただきました。
この動画を見ることで「TCH」の理解が深まり、TCHコントロールの導き方を学ぶことができます。
*2022年11月25日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。
エピソード
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