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*2022年11月25日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。
講義のまとめとして視聴者からの質問に回答いただきました。
TCHについて4つの疑問を取り上げています。
Q1.TCHを患者さんに説明しても「やっていない」という患者さんがいますが、私の考えでは多いか少ないかの問題であって、
やってない人はいないと考えております。それについての先生のお考えと「やっていない」と言い張る人に、
やっていることを自覚させる方法を教えてください。
という質問に対しては、リマインダー使用して、患者様にチェックしてもらうことを勧めています。
患者様に説明してもなかなか理解してもらえないとお悩みの先生は必見です。
Q2.TCHが原因になっていると思われる知覚過敏や歯の亀裂・破折、咬耗などを経験するのですが、
西山先生の臨床実感としてはTCHと上記状況の関係性はどのように考えていらっしゃいますでしょうか。
という質問には、「知覚過敏」に対してはTCHは関与すると考え、「歯の亀裂・破折、咬耗」は関与するとは言い切れないと回答いただきました。
「TCH」と「知覚過敏や歯の亀裂・破折、咬耗」の関係性に疑問の先生の解決のヒントになるでしょう。
Q3.顎関節円板障害もTCHが原因と思われますか?
という質問には顎関節円板の解剖学的にも考えると、TCHの影響を受ける可能性は十分あると答えていただきました。
顎関節円板障害の治療でお悩みの先生は、大変参考になります。
Q4.TCHの指導は歯科衛生士さんに任せても大丈夫でしょうか?
という質問には歯科衛生士さんにも介入してもらい、TCHの指導は任せた方が良いと推奨していただきました。
チームでの「TCHの指導」を積極的に考えられている先生は参考にしてください。
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