TCHは「くいしばり」「かみしめ」? 正しいTCHの定義は?│Part1
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*2022年11月25日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。
本動画ではコンテンツ1つ目の「TCHの概念」について、西山暁先生にお話しいただきました。
また、歯の接触を見逃さないために「くいしばり」のイメージと「TCH」の違いを紐解いていきます。
まず「TCHの略」を正しく知ることが、「TCH」を理解する上で最も重要なポイントになるのです。
その後、TCHは「歯の接触」でも「くいしばり」でもないことがわかりました。
そして、臨床で使われる「くいしばり」や「かみしめ」という言葉ですが、患者様はどのくらいの力の大きさを想像するでしょうか。
実際に顎関節症の患者様100人に質問した結果では、最大咬合力を100%とした時に平均約80%の力を想像しています。
「くいしばり」という言葉の持つ、力の大きさのイメージと「TCH」の位置づけがより理解していただけるでしょう。
さらに、TCHはブラキシズムの一種としてカテゴライズされています。
実際にスマートフォンアプリによる1週間の覚醒時ブラキシズムの頻度調査の研究を解説していただきました。
「くいしばり」よりも「歯の接触」が圧倒的に多い結果をご覧ください。
それではTCHの何が悪いとされているのでしょうか。
次の動画でご説明いただきます。
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