近年、歯周病学分野においても文献ベースで臨床を考える機会が増えてきました。
しかし、論文は単にその内容をそのまま受け入れるのではなく「批判的吟味」を加えた上で結論を出すべきでしょう。
そのために論文のクオリティーの評価は必須です。
たとえば再生療法の論文を読んだとして、適応症はどのような範囲で、どのような術式で、結果の臨床的な意義、論文の内容が目の前にいる患者に適応できるのか。
そして歯周病学の範疇の臨床論文を取り上げながら、読み方や解釈のしかたについて解説いただきました。
#1〜#3までは論文についての予備知識や、論文の構成・標準偏差・中央値・正規分布・非正規分布・バイアス・交絡因子など論文の資料を読み取るのに重要な知識を解説しています。
#4〜#6では関野先生が実際の歯周組織再生療法についての論文を引用しながら、論文を読むときに注意する点を説明しつつ歯周組織再生療法についても学ぶことができます。
1つの論文だけで結論を出すと難しくなってしまうので、様々な論文を読み色々なことを総合して判断することで違う結論が得られると関野先生は仰っています。
この動画を見て論文の読み方と臨床へ応用できる歯周組織再生療法について学びませんか。
*2022年10月7日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。
エピソード
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論文を読むための予備知識として論文の構成について説明して下さっています。 この動画を見て論文の構成について学びましょう。再生する
再生時間 05:51
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歯周組織再生療法である、GTRを用いたときに得られたアタッチメントレベルやPPDの値を例にお話くださいました。 平均と標準偏差や中央値、正規分布、非正規分布とは何かということから、箱ひげ図の読み方について丁寧に説明して下さっています。再生する
再生時間 18:05
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論文を読むうえで重要なバイアスや交絡因子について説明していただいております。選択バイアス・評価バイアス・割り付けバイアス・公表バイアスの4つを1つずつ説明していただいております。再生する
再生時間 13:20
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実際の再生療法に関する論文を例に挙げ、症例集積(ケースシリーズ)研究の論文の注意点を学びます。バイアスが入りやすい集積研究の注意点を確認しましょう。再生する
再生時間 03:54
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GTR法や生体吸収性膜の効果について4つの研究論文を解説いただきました。様々な観点から歯周組織再生療法について学びます。再生する
再生時間 21:27
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GTRとフラップ手術のRCT20年後の結果比較、歯周炎患者の骨縁下ポケット、M-MISTとMISTにEMDを併用した場合の骨縁下欠損の治癒についての論文を解説します。再生する
再生時間 16:50
レビュー
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