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2024年4月12日(金) 公開
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欠損補綴を伴う咬合の再建には顎運動のデータを分析し、それを取り入れることが効果的です。
咬合再構成は、咬合位の決定と本来の咬合誘導を定めることがカギとなります。
これによって、顎口腔機能を回復することができます。
 
近年、8020運動の推進に伴い、高齢になってからも多くの残存歯を持つ高齢者が多くなっています。
しかし、一方で、物が上手に噛めないと訴える高齢者も増えていると報告されています。
これはつまり、咬合の崩壊を起こしている方が多く存在するということを意味します。
 
歯の喪失は50歳を境に急増し、その原因は歯周病、う蝕があります。
それ以外に、咬合力による歯根破折があります。
また、若い年齢の場合は、顎関節症を訴える割合が多いと報告されており、これの改善には口腔機能回復治療が欠かせません。
 
顎口腔系は大きく、顎関節、歯列、咬合高径の3つの要素で構成されています。
これらが全て正常であれば、関節円板が顎関節腔の前上方に位置し、安静な状態を保っています。
しかし、補綴治療の繰り返しなどが原因となって、関節円板が逸脱し、様々な問題が生じます。
このように、咬合関係と顎関節は密接に関与しており、顎運動データを取り入れることは非常に重要な役割を担っているといえます。
 
顎運動を臨床に取り入れることで様々なメリットが存在します。
例えば、診査・診断が明確化したり、治療期間の短縮につながる可能性があります。
また、CAD/CAMの応用により、顎運動データを技工所と共有することで、より適合性に優れた補綴物の作成が可能になります。
 
それでは実際の症例を通して、いかにして顎運動データを患者様に還元するかをみてみましょう。

74歳女性、咬合不正と顎関節雑音を主訴に来院されました。
口腔内は一見すると咬合に大きな問題はなさそうです。
しかし、チンポイント変法で咬合を誘導すると臼歯部に咬合離解が生じました。
これらを如何にして解決していったのでしょうか。
 
セファロ分析やCT撮影から、補綴物再製の繰り返しにより、臼歯部の咬合高径の低下によって顎関節症状が生じたと考えられます。
咬合高径が低下している場合、胸鎖乳突筋の過活動が生じるとこれまでの研究で報告されています。
また、静的診査に加えて、デジタルJAWシステムである[Zebris WINJAWシステム]による顎運動の動的診査を加えるとより問題点が明確になります。
これらによって炙り出された問題点に対して、治療計画を考えていきます。

詳細な内容は動画にて御覧ください。


【顎運動Forumとは?】
顎運動Forumは、補綴臨床に顎運動診断を取り入れている先生方による症例発表を通して、視聴者の先生に顎運動診断を少しでも身近に感じてもらうために企画されたオンラインセミナーシリーズです。相宮秀俊先生・杉元敬弘先生が発起人となり、7名の講師による、それぞれの顎運動診断を取り入れた症例報告をご発表いただきます。是非ご視聴いただき、皆様のご臨床の一助となりましたら幸いです。
詳細はこちら


【プレゼンター】
諸隈正和先生(諸隈歯科医院 院長)

【コーディネーター(発起人)】
相宮秀俊先生(吹上みなみ歯科 院長)
杉元敬弘先生(スギモト歯科医院 院長・JIPI 補綴/咬合コース‧ディレクター)

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