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2024年6月3日(月) 公開
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心理学+ペリオの第3回は、患者さんがより治療に取り組んでいただくための伝え方の戦術「5つの力」について、ご教授頂きます。
「5つの力」とは、「聴く力」「雑談力」「伝える力」「表現力」「観察力」です。

患者さんと単に「話す」ことと「伝える」ことは異なります。
「ちゃんと言ったのに患者様がやってくれない」という状況を避けるためには、どのように伝えるかが重要です。

患者様がどのように感じ、理解するまでが私たちの仕事です。
そのために、「聴く力」「雑談力」「伝える力」「表現力」「観察力」を待合室からのご案内、診療終了時、予約時など、診療シーンごとに使い分けてみましょう。


まずは観察力です。

例えば、受付で待つ患者様の行動です。
毎回トイレに行く、貧乏ゆすりをしている、表情が暗い、診療に遅れてくるなど、患者様の行動から現在の状態を推察できます。
受付スタッフは、メモや会議でこれらの情報をDrやDHへ報告することで、より良い対応が可能になります。

また、診療チェアに座った際の患者様の様子も重要です。
落ち着かない態度や不安そうな様子、あるいは威圧的な振る舞いなど、さまざまな態度を観察することで、その人の性格や現在の気持ちを把握することができます。
治療中には、アシスタントは患者様の状態を広い視野で見守り、その情報を歯科医師に伝えることで、スムーズな治療のサポートができ、患者様への配慮が行き届きます。

聴く力では、患者様の話に真摯に耳を傾け、そのニーズを理解することが求められます。
言葉遣いや表情、距離感を相手に合わせて調整し、安心感を提供します。

表現力では、患者様にポジティブなフィードバックを与え、良い点を強調しつつ、改善点についても優しくアドバイスすることが大切です。
否定的な表現を避け、患者様を励ますよう心がけましょう。

信頼関係の構築は、伝える力の根幹です。
患者様が好意を持つ人からの言葉は、より受け入れられやすいため、親しみやすい関係を築くことが重要です。

雑談力では、患者様との会話において「さしすせそ」を活用し、相手が話しやすい環境を提供します。
うなずき方や声のトーン、話す速度を相手に合わせることで、より良いコミュニケーションが可能になります。
幅広く浅い知識を持つことで、どのような話題が患者様に刺さるかを見極め、関係を深めることができます。

これらのテクニックはDr.DH.DA全員が学ぶメリットがあります。伝え方の戦術を身につけ、医院レベルを底上げしてみませんか?


全4回「"DHとDr.のための"心理学+ペリオ|心理学を応用した”伝わる!”歯周基本治療」
患者様の「行動・人生を変える」ことを最終目標とした4つのStepを通して、エビデンスと会話術を駆使した患者様へ伝える術が学べます。
日常臨床において、もっと患者さんと接したい!と思われる方に是非ご視聴いただきたい講義です。

【カリキュラム】
Step1 まず患者様を知る:相手が医療者に何を求めるか知りましょう!
Step2 話し方の戦略を練る:相手が期待する”理想のDH像”を表現する。
Step3 伝え方の戦術を実践する:たくさんの引き出しを持って、患者様をファンにしよう!
Step4 確かな根拠に基づくTBI:Step1-3で信頼を勝ち取り、正しい情報を伝えましょう!

STEP4 まで全て理解して実践することで…
・コミュニケーションが苦手でも、患者様との付き合い方に自信を持てる!
・戦略的に歯周基本治療を行うことで、患者様の反応がすぐに変わる!
・1年目の新人Dr. / DHでも納得感のあるTBIを行うことができる!
・患者様から信頼を得て、より密接な関係を構築できる!


【プレゼンター】
鈴木 隆太郎先生(はばたき歯科おとなこども歯科クリニック 院長)

【モデレーター】
相宮秀俊先生(吹上みなみ歯科 院長)

【全4回】"DHとDr.のための"心理学+ペリオ|心理学を応用した”伝わる!”歯周基本治療

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