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藤野拓郎先生に、エンド病変の疑われる症例で歯周ポケット検査が有効な理由について、ご解説いただきました。
歯周ポケットは歯科衛生士もできる検査で、簡便かつ正確に歯の状態を把握できます。歯周ポケット検査で歯を全周測定し、一部位だけ深いポケットがあれば破折を疑えます。何度治療しても治らない根尖病変や疼痛の原因は、破折かもしれません。適切な診断をするためにも歯周ポケット検査の上手な活用法を勉強しましょう。
【#2 歯牙破折の確定診断】
#2では、実際の症例を解説してくださっています。2症例とも垂直性歯根破折がありました。東京医科歯科大学歯内療法外来に来院する約25%の患者さんが、歯根破折で来院していたというデータがあります。
破折の疑いは様々ありますが、破折の確定診断をするためにはメチレンブルーを用いた視診で破折線を確認するほかありません。そこで歯周ポケット検査で破折部位を確認するスクリーニングを提言しているのです。破折が疑われる場合、一部位だけ深いポケットを示します。破折が疑われる場合は、外科的歯内治療も検討する必要があるでしょう。日常臨床で歯周ポケットを測定して診断の材料を増やしましょう。キーワード:歯内療法 エンド 歯周ポケット検査 破折 垂直性破折 外科処置 逆根充 根尖切除 マイクロスコープ
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