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鹿児島大学大学院医歯学総合研究科の杉浦剛教授よる「口腔環境とがん 」の講義です。
大腸がんに口腔の細菌が関与している可能性について、世界で初めて杉浦先生の研究チームが発見しました。大腸がん患者と健康な人から唾液と便のサンプルを採取し、遺伝子レベルで細菌叢解析を行った結果、大腸がん患者の唾液・便サンプルに共通して存在する特異的な口腔常在菌が4種類あるということです。
口腔細菌叢の管理が大腸がんの予防につながる可能性があることを突き止めた、画期的な研究報告です。歯科診療の上で患者様への情報共有や、医科の先生との情報共有に役立つ内容となっています。
【#1 がんの予防は可能か?】
#1の動画では大腸がんと口腔細菌の研究内容に先立ち、まずがん細胞の成り立ちについ解説していただきます。
異常なDNAのメチル化により、がん抑制遺伝子が不活化されることが、がんの原因になることが近年わかってきています。この異常の積み重ねにより、がん細胞が完成するという多段階発がんについて解説していただきました。
「がんは予防は可能か?」「どうして『がん細胞』に負けてしまうのか?」「がんは遺伝するのか」など。がんについての疑問もわかりやすく解説していただきます。キーワード:大腸がん 口腔細菌 メチル化 がん遺伝子 がん抑制遺伝子 genetic epigenetic 遺伝子変化 多段階発癌
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