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スペシャル
2023年4月20日(木) 公開

CR修復の適応症拡大〜大規模修復への自費診療対応〜│CRコングレス~CR・接着の真価を再考する~

価格
5,500円〜(税込) (D+会員 4,400円〜(税込))
付与ポイント
1% (通常:50pt〜 D+会員:40pt〜)
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    • 00:34 〜 イントロダクション
    • 01:08 〜 田代歯科医院のコンポジットレジン修復
    • 02:36 〜 コンポジットレジン修復とは
    • 06:12 〜 コンポジットレジン修復の適応症 
    • 12:23 〜 限られた残存歯質 ダイレクトクラウン修復
    • 23:21 〜 支台築造用CRの接着主体部位とファイバーポスト使用の有無が破壊抵抗性に与える影響
    • 25:57 〜 直接法CRコアシステム:支台歯形成による接着面積の減少
    • 28:07 〜 カンチレバー ダイレクトブリッジ修復
    • 29:30 〜 直接法vs間接法 接着強度の比較
    • 35:47 〜 前歯部用3Dクリアマトリックスの選択肢
    • 41:13 〜 田代歯科医院の患者様自費診療費用負担
    • 42:38 〜 まとめ
  • コンポジットレジン修復は比較的小規模なう蝕の第一段階の修復を行うのが通例です。
    ですが、近年は接着強度の向上や物性の強化で、クラウンやブリッジ等の大規模な修復にも適応出来るようになって来ました。

    コンポジットレジンは、セラミックス70%、光重合レジン30%の混合物で、審美性に優れ、そのもの自体が歯質と接着できるMI(ミニマルインターベンション)可能で優秀な材料です。

    コンポジットレジン修復の適応症は、従来の保険診療であるう蝕治療すなわち、臼歯部1・2級修復、前歯部4級修復があります。
    ただし自費診療となる離開歯列への修復、ダイレクトべニア、ダイレクトクラウン、ダイレクトブリッジ修復が適応症となります。

    症例は、本来の適応とかけ離れているものの、なぜダイレクトクラウン、ダイレクトブリッジになったのかを解説していただきます。

    まずは従来の補綴では歯質が少なく築造が困難な、限られた残存歯質に施したダイレクトクラウン修復から解説していきます。
    症例は太くて長いファイバーコアごと脱離した歯肉縁下まで歯質の欠損が認められる症例です。
    従来の補綴ですと、エクストルージョンか歯肉切除でフェルールを確保することを検討しなければなりませんでした。
    ですが、ダイレクトクラウン修復はその必要がなく、施術後も歯肉が下がっても補修できるのがメリットです。

    実際のポスト形成のコツ、縁下にある象牙質への接着、歯冠の製作方法、材料の選択は症例をご覧ください。
    この症例は、支台築造用CRの接着主体部位とファイバーポスト使用の有無が破壊抵抗性に与える影響を調べた実験に基づいてダイレクトクラウンを選択しています。
    実験では、ショルダー部分の接着が最も重要で、ファイバーコアが破壊抵抗強度にあまり影響していないことを示しています。

    続いてカンチレバーダイレクトブリッジ修復です。
    本来は両隣在歯が天然歯の場合にダイレクトブリッジが適応となりますが、隣在歯が補綴物の場合、天然歯側にカンチレバーで対応します。
    直接修復と間接修復では、メガボンドⅡとパナビアV5の接着強度を比較して、直接修復の方が接着強度が高く、力をかけた時の破壊部位は、レジン本体が破折した直接法に対して、間接法は接着部位からの破折が認められました。
    この事から、本症例は直接修復の方が適応といえるでしょう。
    歯根破折症例の抜歯後、接着方法、歯冠の築造方法、経過を追っての形態修正は実際の症例をご覧ください。

    この2症例のように、自費診療になる場合の費用負担も詳しく解説されています。

    最後に、先生はコンポジットレジンの長期耐久性や接着強度の向上を生かして、有効活用し、
    新たな活用範囲を見出していこうと考えておられます。

    CRの概念が180°変わる、斬新な内容となっております。
    ぜひご視聴ください。


    *本動画は2022年12月11日にLIVE配信された『CRコングレス in Doctorbook academy コンポジットレジン修復・接着の真価を再考する』の講演内容です。


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