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みんプレ限定
2023年10月18日(水) 公開

14.規格外写真とその対策(咬合面観)

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    【概要】


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    動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画

    ・5枚法咬合面観の規格外写真とその対策

    【おさらい】
    *写真例1*
    [規格外ポイント]
    ・正中が写真中央からズレている
    ・口唇とミラーの縁が写り込んでいる

    [改善ポイント]
    ・ミラーの位置:正中がミラーの中央に来るように設定してから、最後臼歯部の位置を確認し微調整を行う
    ・ポジション:患者さんと撮影者のお顔が向き合うようにポジションを調整する

    *写真例2*
    [規格外ポイント]
    ・正中が写真中央からズレている
    ・口唇とミラーの縁、実像が写り込んでいる

    [改善ポイント]
    ・ミラーの角度(指が写る時→ミラーを開く角度が足りていない、実像が写る→ミラーが最後臼歯と近すぎることが多い):ミラーの縁を最後臼歯から離してから、ミラーを対合の前歯につくくらい開いてから撮影する。この時、患者さんにもお口を大きく開けていただくようお伝えし、手早く撮影する。

    *写真例3*
    [規格外ポイント]
    ・舌が写り込んでいる
    ・歯牙が見えない

    [舌が写り込みやすい症例]
    ・舌圧が強い
    ・舌肥大
    ・臼歯部欠損など

    [改善ポイント]
    ・舌のコントロール:舌に意識を集中させないように、一度お口を閉じていただく+鼻呼吸を促す

    <まとめ>
    口腔内写真失敗の原因:倍率の設定ミス、ポジション・ミラーの位置付けミスであることが多い
    上達するには:改善ポイントを理解することが大切

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