全身疾患が根尖病巣や根管治療に及ぼす影響丨Endo Case Discussion #7
-
最初に、2歯含有病変や根尖骨外突出などの難治性症例が取り上げます。
一昔前までは難治性根尖病巣があると抜歯する傾向がありましたが、昨今では根管治療で細菌数を減らして残す事が多くなりました。
特に、全身疾患の存在が根管治療の閾値にどのように影響を与えるのか、そして抗炎症薬の投与が早期治癒にどのように作用するのかについての議論は、非常に興味深いものです。
抗炎症薬の投与で早く治るのはなぜか?
健常者の治癒過程で一定期間治りが悪いのは何故か?
AIDSの場合はどうなのか?
早期治癒するデータを見ながら、治癒の違いについて深い洞察をご提示いただきます。
具体的な症例検討では、長期にわたって観察された2歯含有病変や、根尖骨外突出の症例が紹介されています。
これらの症例から、根管治療の繊細さと患者一人ひとりに合わせたアプローチの重要性が浮き彫りになりました。
さらに、全身疾患を持つ患者の根管治療の予後についても、詳細なディスカッションが行われています。
全身疾患が根尖病巣の大きさや治癒にどのように影響を及ぼすのか、ラットによる実験結果なども含め、両先生の見解を伺います。
難治性根管治療で予後が悪いと、どうしても歯の状態だけに注目しがちですが、
実は全身的な問題が治癒に影響している可能性もあるので、一度歯から目を逸らして全体を見渡すことが大事なことがわかります。
歯内療法のみならず全身健康も視野に入れた治療のアプローチについて学ぶために、ぜひこの動画をご覧ください。
Doctorbook academy
本サイトは、歯科医療に従事されている皆さまを対象に情報提供するサイトです。
あなたは歯科医療従事者ですか?
※一般の方は患者向けサイトDoctorbook をご覧ください
Facebook ログインの確認
Doctorbook academy は Facebook ログインをサポートします。
Facebook アカウントより必要な情報を取得します。
許可する場合、YES を押して Facebook 連携に進んでください。
誤って Facebook ログインを選んだ場合は NO を押してください。