#37遠心垂直性骨欠損の歯周組織再生療法 |最後臼歯遠心骨内欠損の歯周組織再生療法 低侵襲な新術式「L-EPPT」を用いて #1
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▼Study Group "EL会"について
EL会はEnjoy Learningをコンセプトとした新しいスタディーグループです。卒業したての若手歯科医師・歯科衛生士からベテランまで『歯科治療を学ぶのが楽しい』という感覚を1人でも多くの方に持ってもらいたい!この思いから立ち上げました。
人と人とが出会い・新しいつながりをつくり・共に楽しく学んでいく、そんな空間を創っています。2024年からはさらに深い学びを共有するために、オンライン主体のEL PLUSを立ち上げました。世代も分野も流派も越えて、楽しく学んでいきましょう!
代表 川名部 大
村尾健斗先生より、最後臼歯遠心骨内欠損に対して、歯周組織再生療法の新術式である「L-EPPT」を用いて治療を行ったケースプレゼンをいただきました。
本パートでは、症例解説に入る前の基本的事項として、骨欠損に対する歯周組織再生療法に関する文献を用いて垂直性骨欠損・根分岐病変の形態や治療法、マテリアルの選択について確認します。次に、基本的事項を踏まえて実際に症例解説をいただきます。
#37に遠心垂直性骨欠損が見られる症例です。
まず、村尾先生より、治療に移る前段階として、事前に骨欠損部位をCBCTで確認します。CT確認後、頬側から遠心に回り込むような骨欠損に対して、明視野のもとでオペを行いたいと思われ、大きな切開を行ったうえで、デブライドメント・再生療法を行いました。その後、デンタルにてBefore afterを確認します。本症例の自己評価として、支台歯形成が行われていたこと、明視野で行えたことが良い結果につながったと言えるでしょう。
しかしながら、明視野下でデブライドメントを行う都合上、骨欠損上に切開を入れたことや、使用したマテリアルが多かったことで血液供給の不足や感染のリスクが合ったことは否めず、広い切開線を入れることのデメリットもあることがわかりました。では、以上を踏まえて、次パートでは最後臼歯遠心骨内欠損に対して、歯周組織再生療法の新術式である「L-EPPT」を用いて治療を行ったケースプレゼンをご解説いただきます。
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