月星陽介先生によるラーニングカーブのご紹介です。
月星先生は東北大学歯学部を2013年に卒業し、その後、東北大学の研修医として矯正科に所属し、大学院の矯正科に進む予定でした。
しかし、その計画に大きな転機が訪れます。月星陽介先生のお父様（月星光博先生）が行っていたCEセミナーに参加し、大きな衝撃を受け、矯正医になる前に一般歯科医（GP）としての勉強が必要だと感じました。その結果、矯正科の教授に頭を下げて、大学院に進む前に一時的に退局し、実家の月星歯科クリニックでGPとしての経験を積むことにしました。

その後、矯正医としての勉強を再開する際に、さらに大きな発見をされました。大学院でCBCTから骨を抜き出す研究を行っていた際に、お父様から「歯も抜き出せるのではないか」と言われ、そこから自家歯牙移植において無料のフリーソフトを使ってCTのデータから移植歯を抜き出すことができたことで、セミナー人生に大きな変革をもたらしました。

さらに衝撃的な出会いとして、Min Seiko先生との出会いにより、月星先生はテキサス大学ヒューストン校ペリオ科への留学の機会を得ることになりました。
この留学経験を通じて、キャリアにおける学びはさらに深まったそうです。その後、現在は実家である月星歯科クリニックで勤務をされつつ、各地で講演活動を並行して行われていらっしゃいます。

講演の中で月星先生のこれまでの経歴や経験が詳細に語られており、「Digital × Ortho × Perio × GP 」が今現在までどのように臨床に活かされているかをご紹介頂いております。具体的な内容は以下となります。

-TMJ diagnosis~
-In house IDB core-
-In house aligner-
-TADs guide-
-Exposure guide~
-Corticotomy guide-
-Implant guide-
-3D replica-
-Endo model-
-MSE simulation & stent-
-Gingivectomy guide-

印象に残った症例として、デジタルを活用し自家歯牙移植を行ったうえで矯正を行ったケースをご供覧いただきます。圧巻の内容です。