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2025年1月28日(火) 公開

ラミネートベニア修復の新たなる未来 -薄膜ベニア修復の可能性について-

    • 00:00 ~ 講師自己紹介
    • 04:06 ~ ラミネートベニア修復を成功に導くために
    • 05:37 ~ ラミネート修復に必要なエナメル質の厚さ
    • 07:15 ~ 症例1. 矯正後、審美的要求で来院された患者さん
    • 09:10 ~ 症例2. 辻本先生自身のラミネートベニアをやり直したケース
    • 13:28 ~ プレスあるいはCAD/CAM 強化型 セラミックベニア VS 長石系セラミックベニア
    • 15:06 ~ 症例3. 「審美、及びガミースマイルを改善したい」を主訴とする患者さん
    • 21:12 ~ レジンセメントの色調はラミネートベニアにどれだけ影響するか?
    • 22:26 ~ ラミネートベニア修復の接着
    • 23:02 ~ セラミックスの組成
    • 24:37 ~ シランカップリング処理
    • 24:56 ~ 接着操作
  • 本セミナーでは、2023年4月より愛知学院大学歯学部保存修復学講座の主任教授を務める辻本暁正先生より最新の強化型セラミックスと接着技術を活用した薄膜ラミネートベニアについてご解説いただきます。辻本先生は日本大学歯学部での経験に加え、米国クレイトン大学歯学部、ネブラスカ大学、香港大学歯学部、アイオワ大学歯学部など、国際的な経験を持つ臨床家・研究者です。

    現在のラミネートベニア修復は、従来0.6-0.7mm以上必要とされてきた厚みを、強化型セラミックスの使用により大幅に薄くすることが可能になってきています。それにより従来のラミネートベニア修復の限界を超えて、より薄い審美修復を可能としています。

    まずは、エナメル質接着の重要性から始まり、歯の解剖学的特徴を考慮した形成テクニック、最新の材料選択、接着手順まで、包括的な知識が共有されます。特に、エナメル質の平均的な厚みが部位により0.3〜0.7mmと限られている中で、いかに最小限の切削で最大の効果を得るかという点に焦点が当てられます。

    臨床例を通じて、診断用ワックスアップから始まる治療計画、歯肉形成、プロビジョナルレストレーションの活用、最終修復までの詳細なステップが解説されます。また、強化型セラミックスとCAD/CAMシステムの特性比較、接着材料の選択基準なども、最新の研究データに基づいて説明されます。

    特に、超薄膜ラミネートベニアの臨床研究データも紹介されます。従来の概念を超えた0.1mm程度の超薄膜ベニアでも、適切な症例選択と技術により90%の臨床的成功率が得られることが示されています。また、レジンセメントの色調が最終的な審美性に与える影響や、各種セラミックス材料に対する適切な表面処理方法など、実践的な知識もご解説いただいております。

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