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スペシャル
2026年10月21日(水) 公開

Part2 AI診断×側貌評価

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  • 矯正再治療の診断では、セファロの数値や歯列だけで治療方針を決めるのではなく、患者さんの主訴、機能、顎位、側貌など、複数の要素を総合的に捉える必要があります。

    Part2では、「噛めない」という主訴を抱える矯正再治療症例について、綿引淳一先生が診断時にどのような情報を見ているのかを掘り下げます。

    症例では、下顎の欠損スペースを閉鎖するのか、それともスペースを広げて本来の5番のスペースを確保するのかが一つの検討事項となります。スペースを閉鎖した場合の下顎位への影響や、上顎の抜歯を行った場合の前歯の後退、口元のバランスなどを踏まえながら治療方針を考えていきます。

    綿引先生が包括的な治療の診断で重視するのは、「一つのファクターに引っ張られすぎないこと」です。例えば睡眠時無呼吸という一つの要素だけに着目すれば、下顎を前方へ移動させるアプローチも考えられます。しかし、その治療が今回の患者さんに本当に必要なのか、患者さんが何を望んでいるのか、そこに医学的根拠があるのかまで考えなければなりません。

    今回の患者さんが訴えているのは「噛めない」という問題です。しかし、「噛めない」といっても、バイトが安定しない、前歯が噛めない、欠損スペースが残っているなど、複数の状態が考えられます。まずはその主訴が何を意味しているのかを整理し、治療のゴールを考えていきます。

    また、セファロ分析についても、表示された数値をそのまま受け取るのではなく、そのデータを採得したときの顎位が適切だったのかを考える必要があります。機能的な問題やデュアルバイトの可能性も含め、そもそも分析の前提となる下顎位が正しいのかを確認する視点が示されます。

    さらに、さまざまな数値や情報を用いながら骨格や側貌を客観的に評価し、診断へつなげる考え方についても解説します。

    矯正診断を「数値に当てはめる作業」にするのではなく、患者さんの主訴や機能、顎位、側貌を一つずつ整理し、複数の情報から治療の方向性を考える。包括的な診断に必要な綿引先生の思考プロセスを学べる内容です。

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