インプラント治療における「骨造成」について、さらにステップアップしたい先生を対象とした、スペシャルプログラムです。 インプラント治療で必要なGBRの知識・技術を、より実践的に学ぶことができます。
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山中 隆平先生による「水平的骨造成術」のライブオペ動画です。
右下7番が垂直的破折を起こし、保存不可能となった症例に、水平的骨造成術を行いました。
マイクロスコープを用いて実際のオペを撮影し、手技のポイントや使用しているインスツルメントなどを解説頂いています。※インプラント 症例動画
【動画内容】
・抜歯後、テルプラグの挿入
・術野管理の仕方
・唾液等衛生管理の仕方
・ボーンスクレーパーやピンセット、メス・ボーンプラガー等の器具の使い方
・切開の仕方
・自家骨の採取方法
・自家骨と「Bio-Oss」の混合方法
・骨補填
・減張切開
・移植骨
・「Bio-Gide」メンブレンの加工方法
・骨造成
・縫合(水平マットレススーチャー) -
山中 隆平先生による「水平的骨造成術」のライブオペ動画です。
右下7番が垂直的破折を起こし、保存不可能となった症例に、水平的骨造成術を行いました。
マイクロスコープを用いて実際のオペを撮影し、手技のポイントや使用しているインスツルメントなどを解説頂いています。※Part2では、GBR後 8か月経過してからの2次オペについて解説します。
※インプラント 症例動画
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まずインプラント治療に先立ち、Define Type Of Patientとして患者のタイプを見極める必要があることを説明していただきました。
患者のゴールをどこに設定するのか、患者の習癖はインプラントに悪影響を及ぼすものでないのか、口腔内の清掃状態はどうなのか、喫煙しているのか、など治療の前に考えておかなければならないことがならないことがあり、それが改善できる際のみ骨造成や軟組織造成を考慮した治療ができることを認識しておかなければなりません。
その後にインプラント治療を行う際に考慮すべき4項目について解説していただきました。
そしてその項目を考慮しなかった際に起こりうるトラブルを山中先生のクリニックに訪れた実際のケースを交えて解説しています。
また、その中のケースをひとつピックアップしていただき、実際にどのようにリカバリーをしたのか術前術後の状態を提示していただきながら解説しております。
最後にはTreatment Planの作成にあたり最低限必要となる資料を提示していただき、それらの資料を複合的に判断しながら治療計画を立てていくことの重要性を説明していただきました。 -
The Keys to Successful Implant Treatmentとして重要なポイントを5つ解説していただきました。
インプラントの3次元的な埋入ポジションが最も重要ではあります。
ですが、他にも外科的なポイントと補綴的なポイントが同じ方向を向いていることが重要です。
この場面では技工士との連携が重要であることも説明しています。
そのポイントを踏まえて治療した症例をふたつ紹介していただきました。
ひとつ目の症例は他院で抜歯後にRidge preservationを行なっている症例の解説をしていただきました。
こちらの症例では切開からドリリング、埋入、GBRまで全てマイクロスコープを用いた動画で解説していますので治療の流れが非常にわかりやすくなっております。
ふたつ目の症例では骨欠損が大きく初期固定が得られない症例に対してRidge preservationを利用した症例の解説をしていただきました。
こちらの症例では適切な位置にインプラントを埋入後にプロビジョナルを用いて軟組織のマネジメントをどの様な方法で行ったのか詳しく解説していただきました。
どちらの症例でも重要なステップを視覚的に確認できますので非常に理解が深まりやすく工夫されています。 -
本動画からは骨造成について実際の症例を通じて詳しく解説を始めていきます。
ひとつ目は上顎第一大臼歯を抜歯後にサイナスリフトを拒否されたので、智歯抜歯時に同時に骨を採取しGBRを行った症例です。
智歯抜歯時に頬側の骨を採取する方法や、骨造成後の写真を用いてわかりやすく解説していただきました。
また、この症例では治療が長期にわたる際のプロビジョナルの重要性についても解説していただき、実際にメタルプロビジョナルを利用する場合の細かいテクニックの解説もしていただきました。
ふたつ目はサイナスリフトを行った症例について解説していてだきました。
サイナスリフトなど患者への説明、理解が難しいものでは口腔内をスキャンして取り込んだ画像によるデジタルワックスアップが有効な場合があることを説明してくださいます。
その後にサイナスリフトを併用する場合のインプラント治療の指針の解説をしていただき、今回行ったラテラルアプローチにおけるマイクロスコープを用いたメールボックスデザインの開窓手技を動画で解説していただきました。
また、上顎骨の骨造成に関する二つの論文に関しても解説していただき、最後にKey of Success Implant Treatmentとしてインプラント治療・骨造成を行う際に考慮すべき事項の確認を行いました。 -
はじめにkeyword of GBRとしてGBRを成功するための要素をスライドに提示していただきました。
その後に自家骨、他家骨、骨増生因子、Membraneについてそれぞれ詳しく解説しています。
自家骨は骨造成に最も重要なものですが、その採取方法をスクレーパーを用いた方法、トレフィンバーを用いた方法、骨隆起があればそれを利用する方法や、前歯部の大きな症例であれば前鼻棘から採取する方法などを臨床写真とともに説明していただきました。
他家骨にも様々な種類がありますが、山中先生が好んで使用する他家骨をその理由とともにご教授していただきました。
また、骨増生因子、Membraneに関しても山中先生がご自身のゴールデンスタンダードとして用いる材料をその理由とともに説明していくださいました。
動画の中ほどからは骨造成の長年にわたるエビデンスに関しても解説していただきます。
その後に水平的骨造成・垂直的骨造成、それぞれのプロトコルに関して模式図を用いてわかりやすくお話しいただきました。
その後にまず水平的骨造成を行った症例を解説していただきました。
術前の状態から水平的骨造成を伴うインプラント治療の流れを、術中写真とともに解説しています。
今回の症例では結合組織を用いた軟組織のマネジメントも行っており、そちらも併せて解説していただきました。 -
引き続き、水平的骨造成・垂直的骨造成のプロトコルに基づいた症例の解説をしていただきました。
まず水平的骨造成の症例です。
歯槽頂に細く骨が残っているような典型的な水平的骨吸収を呈している症例では、CTを読み解くことで、場合によってはインプラントを同時に埋入できます。
その際にインプラントのスレッド周囲には自家骨メインで、その周囲に自家骨と他家骨を混合したものを置くといった実際の臨床で役に立つ細やかなテクニックに関しても詳しく教えてくださいます。
その後のメンブレンの固定方法や縫合をどのように行うのか?
テンションフリーで縫合するための減張切開の方法なども併せて解説していただきました。
次に垂直的骨造成の症例です。
抜歯後に大きな骨欠損があり頬舌側に全く壁のない厳しい状態でしたが、プロトコルに従って処置を行うことで素晴らしい結果が得られることを示していただきました。
こちらの症例では10㎜にも及ぶ垂直的骨欠損に対して処置を行っており、すべての経過を追うことが出来ますので非常に参考になる内容だと思います。
最後に、垂直的骨造成を非吸収性メンブレンで行っていた際に多かった、メンブレンの露出が起こってしまった場合の考え方や対応について解説していただきました。 -
ご講演の最後に受講生から集まった質問に回答をしていただきました。
『骨補填剤がオトガイ孔へこぼれない様にする工夫』ではオトガイ孔に近い部分に触れる場合に術者・アシスタントともに注意するために行っている工夫などを解説しています。
『プロビジョナルで荷重を行うタイミングについて』では山中先生が荷重をかけるタイミングについて抜歯後即時埋入の場合も含めて回答していただきました。
『ソケットリフト時における人工骨の挙上について』ではソケットリフトの手順について詳しく説明していただき、ソケットリフトを行う際の考え方に関して回答していただきました。
『ラテラルウィンドウテクニックで、細く開窓する際におすすめの器具』では山中先生が愛用する器具に関して回答していただきました。
どの解答も臨床に役立つ内容となっております。
ぜひ最後までご覧ください。
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