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シャープニング 実践編 (全9回)

SRP上達につながるシャープニングの実践

  • 01. 1・3・5・7・9番のスケーラーの研ぎ方 02:32

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    ・前歯、小臼歯、臼歯頬舌側用における奇数番号スケーラーの研ぎ方
    ・カッティングエッジの向き
    ・シャープニング手順のおさらい


    【おさらい】
    ◇前歯、小臼歯、臼歯頬舌側用の奇数番号スケーラーの研ぎ方
    ・スケーラーは先端が自分の方を向いた状態で左手に持つ(カッティングエッジが右側にあることを確認する)
    ・砥石を右手に持つ
    ・シャープニングの手順に沿って研ぐ


    [シャープニングの手順]
    1.砥石を床と平行に持ち、スケーラーの第一シャンクを砥石に垂直にのせます

    2. 第一シャンクを左に約20度倒し砥石とエッジの内面を平行にします(スケーラーの内面にハッキリと光を反射するところが砥石と平行な位置)

    3.砥石を垂直に立てる

    4.砥石を20度右に傾ける

    5.砥石を2~3cmの幅で動かしスケーラーを研ぐ
    ※砥石は直線的に早く動かしているのではなく、スケーラーの背面をイメージして軽い弧を描くように優しく動かします。砥石をスケーラーに押し付けたりせずに、表面に軽く当てる程度の力で研ぎましょう。
    力が入りすぎているとキーキーを甲高い音が出ますが、正しい力で研いでいるとスースーという音になります。研いでいる時の音を聞いて確認しましょう。

    6.ダウンストロークで終える

  • 02. 2・4・6・8・10番のスケーラーの研ぎ方 02:38

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    ・前歯、小臼歯、臼歯頬舌側用における偶数番号スケーラーの研ぎ方
    ・カッティングエッジの向き
    ・シャープニング手順のおさらい


    【おさらい】
    ◇前歯、小臼歯、臼歯頬舌側用の偶数番号スケーラーの研ぎ方

    ・スケーラーはかかとが自分の方を向いた状態で先端が向こうを向いた状態で左手に持つ(カッティングエッジが右側にあることを確認する)
    ・砥石を右手に持つ
    ・シャープニングの手順に沿って研ぐ

    [シャープニングの手順]

    1.砥石を床と平行に持ち、スケーラーの第一シャンクを砥石に垂直にのせます

    2. 第一シャンクを左に約20度倒し砥石とエッジの内面を平行にします
    (スケーラーの内面にハッキリと光を反射するところが砥石と平行な位置・平行がわかりにくい場合は、スケーラーを持つ手を自分の方に近づけて、スケーラーの内面を上てエッジの内面がよく見えるようにする)

    3.砥石を垂直に立てる

    4.砥石を20度右に傾ける

    5.砥石を2~3cmの幅で動かしスケーラーを研ぐ
    ※砥石は直線的に早く動かしているのではなく、スケーラーの背面をイメージして軽い弧を描くように優しく動かします。砥石をスケーラーに押し付けたりせずに、表面に軽く当てる程度の力で研ぎましょう。力が入りすぎているとキーキーを甲高い音が出ますが、正しい力で研いでいるとスースーという音になります。研いでいる時の音を聞いて確認しましょう。

    6.ダウンストロークで終える

  • 03. エッジ側面の見かた 02:59

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    ・目視でのエッジ確認
    ・正しく研げている場合のエッジ
    ・ホワイトラインができているエッジ
    ・ホワイトラインができる原因
    ・ホワイトラインができた場合の対処法

    【おさらい】
    [シャープニング前後にテストスティックでエッジの状態を確認する他に目で見ることも大切]

    ◇エッジの見かた
    ・エッジの側面に光を当て、角度を変えて少し回転させるように見る
    ・正しい角度で研げていれば、エッジの側面が綺麗な1面になっていて、光の反射が均一になる
    ・誤った角度で研いだ時には、エッジの側面が2面になって、光を反射させた時に光らない部分が出る
    ※白い線のように見えるので、ホワイトラインと呼ばれる。

    ◇ホワイトラインの見かた
    ・カッティングエッジ側にホワイトラインができる場合
    →砥石を傾ける角度が20度より小さく研いでいるため。もう少し砥石を傾けて再度シャープニングを再度行う。
    ・背面側にホワイトラインができる場合
    →砥石を傾ける角度が20度より大きすぎるため。砥石の傾ける角度を少し小さくして再度研ぐ。
    ※どちらにホワイトラインができたかを知るためには、研ぐ前にエッジの状態をよく見ておく必要があります。

    ◇目で見てわからない場合
    ・エッジのかかとから側面をマジックで塗ってから研ぐ
    ・研いだ後にマジックが全て無くなっていたら正しい角度で研げている
    ・マジックが残っていれば、角度を誤っている。
    →マジックの消えた部分は研げているので、砥石の角度を考えて再度とぐ

    ※ホワイトラインができた時に大切なことは、“早く気づいて修正する”こと。
    何度も誤った角度で研ぐと、修正するのに時間がかかるが、すぐに気づくことができれば、数回のシャープニングで修正することができる。
    シャープニングをする前とした後にエッジの側面を目で見て確認する習慣をつけましょう。

  • 04. 11/12番のスケーラーの研ぎ方 その1 02:08

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    ・臼歯部近心用スケーラーの研ぎ方
    ・カッティングエッジの向き
    ・シャープニング手順のおさらい

    【おさらい】
    [11番のスケーラーの研ぎ方]

    ・シャープニングの手順に沿って研ぐ

    1. 砥石を床と平行に持ち、スケーラーの第一シャンクを砥石に乗せて垂直にする:ハンドルは屈曲なしのスケーラーに比べると左に開いた状態

    2. 第一シャンクを左に約20度倒し砥石と内面を平行にする:この時ハンドルはさらに開いた状態

    3.砥石を垂直に立て、砥石とスケーラーを合わせます

    4.砥石を20度右に傾けてカッティングエッジと密着させる
    ※側面を研ぐことに慣れてきたら、かかとを研ぐことを意識しましょう

    ◇かかとの研ぎ方
    ・ハンドルを向こう側に少し倒して、かかとに砥石を回しこみやすい状態にしてかかとを研ぐ
    ・原型のままを維持するためには、SRPで消耗しにくいかかとを多めに研ぐ必要がある
    ・かかとを研いだら左手を元に戻して側面を研ぐ

    5.砥石を2~3cmの幅で動かしスケーラーを研ぐ

    6.ダウンストロークで終える

    ※先端の研ぎ方は別の動画をご覧ください

  • 05. 11/12番のスケーラーの研ぎ方 その2 02:17

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    ・臼歯部近心用スケーラーの研ぎ方
    ・カッティングエッジの向き
    ・シャープニング手順のおさらい


    【おさらい】
    [12番のスケーラーの研ぎ方]

    ・スケーラーの先端が自分と反対に向くように持って、カッティングエッジが右側にある状態で持つ
    ・左手に砥石を持つ
    ・シャープニングの手順に沿って研ぐ

    1.砥石を床と平行に持ち、スケーラーの第一シャンクを砥石に乗せて垂直にします:この時にすでにハンドルは開いた状態

    2. 第一シャンクを左に約20度倒し砥石と内面を平行にする:平行がわかりにくい方は、スケーラーを持つ手を自分の方に近づけて、スケーラーの内面を上から見る→エッジの内面をよくみて光をハッキリと反射するところが砥石(床)と内面が平行な位置
    この時のハンドルはさらに開いた状態になっています。

    3.砥石を垂直に立てます。砥石とスケーラーを合わせます

    4.砥石を20度右に傾けてカッティングエッジと密着させます
    ※側面を研ぐことに慣れてきたら、かかとを研ぐことを意識しましょう


    ◇かかとの研ぎ方
    かかとの研ぎ方は、ハンドルを手前側に少し倒して、かかとに砥石を回しこみやすくします。
    原型のままを維持するためには、SRPで消耗しにくいかかとを多めに研ぐ必要があります。かかとを研いだら左手を元に戻して側面を研いでいきます。

    5.砥石を2~3cmの幅で動かしスケーラーを研ぐ

    6.ダウンストロークで終える

  • 06. 13/14番のスケーラーの研ぎ方 その1 01:36

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    ・臼歯部遠心用スケーラーの研ぎ方
    ・カッティングエッジの向き
    ・シャープニング手順のおさらい



    【おさらい】
    ◇研ぎにくいと言われる13、14番のスケーラーの研ぎ方

    研ぎにくい理由1:第一シャンクと第二シャンクの屈曲の角度。(シャープニング手順2の「第一シャンクを左に約20度倒し砥石と内面を平行にする」という時に、ハンドルが右に傾いていて研ぎにくいと感じやすい)

    研ぎにくい理由2:シャープニング中に砥石と左手がぶつかりやすい。(砥石の使う部分を工夫することで対処できる)
    →13番…砥石の奥の方(縦に持った時の右手中指側)を使うよう意識する
     14番…砥石の手前側(縦に持った時の右手人差し指側)を使うよう意識する

  • 07. 13/14番のスケーラーの研ぎ方 その2 02:01

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    ・臼歯部遠心用スケーラーの研ぎ方
    ・カッティングエッジの向き
    ・シャープニング手順のおさらい


    【おさらい】
    [13番スケーラーの研ぎ方]

    ・スケーラーの先端が自分の方を向いた状態で左手に持つ
    ・砥石は右手に持ち、奥の方(縦に持った時の右手中指側のあたり)を使うよう意識する
    ・シャープニングの手順に沿って研ぐ

    ⒈砥石を床と平行に持ち、スケーラーの第一シャンクを砥石に乗せて垂直にする:この時のハンドルは大きく右に傾いている状態

    ⒉ここから第一シャンクを左に約20度動かし砥石と内面を平行にする:先ほど大きく右に傾いていたハンドルはほんの少し右に傾いている状態になる

    ⒊砥石を垂直に立て、砥石とスケーラーを合わせる

    ⒋砥石を20度右に傾けてカッティングエッジと密着させる


    ◇かかとの研ぎ方
    かかとの研ぎ方は、ハンドルを向こう側に少し倒して、かかとに砥石を回しこみやすくします。
    原型のままを維持するためには、SRPで消耗しにくいかかとを多めに研ぐ必要があります。かかとを研いだら左手を元に戻して側面を研いでいきます。

    5砥石を2~3cmの幅で動かしスケーラーを研ぐ
    先ほどもお伝えしましたが、砥石の奥のところを使うと行いやすいです。

    6.ダウンストロークで終える

    ※先端の研ぎ方は別の動画でお伝えします

  • 08. 13/14番のスケーラーの研ぎ方 その3 02:11

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    ・臼歯部遠心用スケーラーの研ぎ方
    ・カッティングエッジの向き
    ・シャープニング手順のおさらい


    【おさらい】
    [14番スケーラーの研ぎ方]
    ・スケーラーの先端が自分と反対の方を向いた状態で左手に持つ
    ・砥石は右手に持ち、手前側(縦に持った時の右手人差し指側)を使うよう意識する
    ・シャープニングの手順に沿って研ぐ

    ⒈砥石を床と平行に持ち、スケーラーの第一シャンクを砥石に乗せて垂直にする:この時のハンドルは大きく右に傾いている状態
    ⒉第一シャンクを左に約20度倒し砥石と内面を平行にする:偶数番号の場合、平行がわかりにくい方は、スケーラーを持つ手を自分の方に近づけて、スケーラーの内面を上から見るようにしてみましょう。そしてエッジの内面を見て光をハッキリと反射するところが砥石(床)と内面が平行な位置です。先ほど大きく右に傾いていたハンドルはほんの少し右に傾いている状態になります。
    ⒊砥石を垂直に立て、砥石とスケーラーを合わせる
    ⒋砥石を20度右に傾けてカッティングエッジと密着させる

    ◇かかとの研ぎ方
    かかとの研ぎ方は、ハンドルを手前側に少し倒して、かかとに砥石を回しこみやすくします。
    原型のままを維持するためには、SRPで消耗しにくいかかとを多めに研ぐ必要があります。かかとを研いだら左手を元に戻して側面を研いでいきます。
    ⒌砥石を2~3cmの幅で動かしスケーラーを研ぐ
    ⒍ダウンストロークで終える

    ※先端の研ぎ方は別の動画でお伝えします

  • 09. スケーラーの先端の研ぎ方 02:59

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    ・スケーラーの原型を保つための先端の研ぎ方
    ・スケーラーの先細りを防ぐ


    【おさらい】
    ◇スケーラーの先端の研ぎ方について
    ・スケーラーの側面を研いでいると、先端に角ができる。スケーラーの原型である半月状を保つためには角を取る必要がある。

    [奇数番号の先端の研ぎ方]
    ⒈スケーラーの先端を自分の方に向けて持つ
    ⒉スケーラーの第一シャンクを砥石(床)と垂直にする
    ⒊ハンドルを20度左に傾けて内面を砥石と平行にして、先端を90度右に向ける
    ⒋砥石を垂直に立ててから45度に傾けたら、軽い力で研ぐ:先端の半月状を再現するように、向こうから手前に向けて研ぐ


    [偶数番号の先端の研ぎ方]
    ⒈スケーラーのかかとを自分の方に向けて持つ
    ⒉スケーラーの第一シャンクを砥石(床)と垂直にする
    ⒊ハンドルを20度左に傾けて内面を砥石と平行にして、先端を90度右に向ける
    ⒋砥石を垂直に立ててから45度に傾けたら、軽い力で研ぐ:先端の半月状を再現するように、向こうから手前に向けて研ぐ

    →先端の形態をよく確認し、角張っている部分が丸くなればシャープニング完了

    ※先端を研ぐことに慣れてきたら、エッジのシャープニングを行なった時に一連の流れとして研ぐことができます。

このプログラムの受講状況
全体進捗
0/9
試験結果

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