口腔内写真をスムーズに!そして規格性のある写真を撮る方法
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・口腔内写真を撮影する目的
・規格性のある写真とは
【おさらい】
<口腔内写真を撮影する目的>
私たちは誰しも自分のお口の中を直接見ることができません。
鏡で見たとしても、そこに映るものは左右逆転していますし、ましてやお口の中の細かいところにまで見ることはとても難しいです。
そこで必要なのが、口腔内写真。
鏡で見せながら説明すると、どうしても私たち衛生士と患者さんの見る視点が違ってしまうことがありますが、写真であれば直接指差しながら一緒に見ることができます。
歯周治療もメインテナンスも、患者さんの協力が不可欠です。
口腔内写真を撮影し、実際に現在の口腔内の状況や、術前術後の経過を見ていただくことで患者さん自身に自分の口への関心を持ってもらい、モチベーションを高めていきましょう。
<規格性のある写真>
口腔内写真を撮るにあたって、私たち衛生士に必要なことはなんでしょうか?
それは、規格性のある写真を撮って、比較ができるよう整えることです。
・同じ大きさであること
・同じ向きであること
・同じ明るさであること
・唾液が写り込んでいないこと
・写真のピントがきちんと合っていること
規格性のある写真を撮る事で、前回撮った写真と現在とを比較して、歯周治療では「変わった」ことを喜び、メインテナンスでは「変わらない」ことを患者さんと喜びます。
では、ここからは口腔内写真の規格性について具体的にお伝えしていきます。次回から実践編になります! -
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・規格性のある12枚法
【おさらい】
12枚法では、正面観、側方面観、咬合面観、前歯部舌側、臼歯部舌側を撮影します。
まず、正面観の規格性についてお伝えします。
・正中が写真の中央に垂直にあります
・咬合平面が写真の中央に水平にあります
・口角が左右均等に引かれていて、口唇が写り込んでいません
・口腔前庭まで見えています
・患者さんにカチカチと噛んでもらった状態の、中心咬合位であること
次は、側方面観です。
・咬合平面が写真の中央に水平にあります
・上下の口腔前庭の隙間を揃える事で、咬合平面が写真の中央に水平に映ります
・患者さんにカチカチと噛んでもらった状態の、中心咬合位で噛んでいます
・最後臼歯部の後方まで写っています
次は、臼歯部舌側です。
・歯頚部が写真の中央に垂直にあります
・最後臼歯部から小臼歯までが写っています
次は、前歯部舌側です。
・正中が写真の中央に垂直にあります
前歯に叢生がある患者さんの場合、前歯の並びに惑わされず、正中を写真の中央にするよう注意しましょう。
・口角が左右均等にひかれていて、口唇が写り込んでいません
最後に、咬合面観です。
・正中が写真の中央に垂直にあります
・ミラーの縁と左右臼歯部との隙間を一定にします
・口角が左右均等にひかれていて、口唇が写り込んでいません
・最後臼歯部の後方まで写っています
このように、規格性がある写真とは、余分なものを写さずに左右均等に写っているということです。
規格性のある写真を撮るためには、まずは正しく撮れている口腔内写真をたくさん見て、正しい構図を頭に入れることから始めましょう。
正解が頭に入っていれば、間違いに気付きやすく、撮影する時に自分で修正できるようになります。 -
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・撮影に必要な器具について
【おさらい】
■撮影に必要な器具について
口腔内写真を撮影する際に必要な機材として、
口腔内カメラ、口腔内ミラー、口角鉤、口腔内ミラーを温めるための保温容器が必要になります。
今回は12枚法の口腔内写真を撮影するので、お口の中全体を撮影できるように、唇全体を排除するための大きい口角鉤と、唇を持ち上げて前歯部を撮影するための小さい口角鉤を用意します。
お口が小さい方や、子供の口腔内写真を撮影する時は、小さめの口角鉤と小さめの口腔内撮影用ミラーを使って撮影します。
口角鉤は使用する前に3wayシリンジなどを使って濡らしておきます。
こうすることで、スムーズに口角にかけることができます。
この際、濡らしすぎるとお水が滴ってしまい、患者さんに不快感を与えてしまうため、気を付けましょう。
口腔内撮影用ミラーはお湯を入れた保温容器に入れて温めることで、患者さんのお口の中に入れた時に曇らないようにします。
お湯が多すぎると口腔内撮影用ミラーが熱くなってしまい、患者さんに火傷させてしまう恐れがありますので、保温容器に入れるお湯は人肌程度にし、実際に撮影を行う際には必ず口腔内撮影用ミラーが熱くなりすぎていないか確認しましょう。
自分の手の甲などに当てて熱くないかどうか確認し、もし熱ければ3wayシリンジのエアーをかけて冷ましましょう。
口腔内ミラーは非常に傷がつきやすいです。
口腔内に挿入する時は、患者さんに不快感を与えることにもなりますので、歯に当たったりしないように気を付けましょう。
また、消毒滅菌時にも傷がつかないように取り扱いに注意しましょう。 -
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・準備物の確認
・カメラの持ち方と構え方
【おさらい】
■撮影をスムーズに行うために押さえておくべきポイント
実際に撮影する場に臨むと、緊張して思うように撮影を進行できないことがあります。
まずは、事前に準備物がきちんと揃っているかどうかを確認しましょう。事前の準備を怠り無くしておけば、患者さんとのコミュニケーションをとる余裕が生まれて、緊張感なく撮影に臨めるようになるでしょう。
まず、口腔内カメラの状態を確認しましょう。
電源を入れ、メモリーカードが入っているかどうか、フラッシュがきちんと光るかどうか、ファインダーがきちんと動くかどうか、テスト撮影を必ず行なってから撮影に入りましょう。
口腔内撮影用ミラーが熱すぎないかどうかも、手の甲に当てて確認しましょう。
照明用のユニットライトがきちんとつくか、アームが動くかどうかも確認しましょう。
照明はユニットライトを使用します。口腔内は光が到達しにくく、照明なしで撮影すると口腔内がはっきり写らない写真になってしまうため、必ず照明を使って口腔内を照らしましょう。
照明の位置は、患者さんの顔を基点に、
①顔面の左側上方
②顔面の正面
の2方向から選択します。
照明の位置は撮影終了まで変えません。
撮影する時には、照明を遮らないような位置に立って撮影を行います。
撮影をスムーズに行うために自分の手の届きやすいところにユニットライトや器材を置き、自分自身のポジショニングを済ませたら、患者さんに不安感を与えないようにするために、これから口腔内写真を撮影することをお伝えして、それから撮影に入っていきましょう。
次は、カメラの持ち方と構え方についてです。
今回の撮影では、デジタル一眼レフカメラを使用して撮影していきます。カメラの持ち方と構え方カメラの正しい持ち方は、左手を撮影レンズの下側に軽く添えて、右手は本体の右側にあるグリップ部をしっかりと握ります。ファインダーを覗いてカメラを構える時は、両脇を軽く閉めるようにすると、カメラの重みによって腕が動いてしまうことを防げます。
誤った持ち方の代表的な例は、撮影レンズの上側を左手で掴む、またはカメラ本体を両手で握る、といったものです。このようなカメラの持ち方は、カメラが不安定になってしまうため避けましょう。 -
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・正面を撮影する時の術者/患者さんポジションについて
【おさらい】
■正面観のポジショニング
正面観を撮影するためのポジションを作っていきます。
撮影方法には患者さんがチェアーに寝た状態で撮影する方法もありますが、今回は患者さんが座ったままの状態で撮影する方法をお伝えします。
患者さんのポジショニングについてです。
実際に患者を誘導し、患者がチェアで位置を変更している動画
患者さんに深くチェアーに腰掛けて頂き、頭をヘッドレストにつけてもらいます。
ヘッドレストの位置は、頭が後ろに反り返らないように、下向きにならないように調整します。
チェアーは、患者さんの顔の高さと、口腔内カメラを構える位置とがほぼ同じくらいになるように調整します。
目安としては、チェアーのバックシートの付け根の部分に、撮影者の太ももの中央付近が来るようにします。 小さなお子様の場合はチェアーを高く上げる必要があるため、チェアーから落ちないように気を付けて見てあげましょう。
*患者さんへのお声がけの例
「○○さん、今からお口の中のお写真を撮っていきますね。腰深くおかけ頂いていいですか?ありがとうございます。お椅子が上に動きますので、このまま座っていて下さい。」
「では、お椅子が動きます。頭を枕にもたれて下さい。枕の位置も少し変えますね。」
撮影者のポジションは、チェアによって異なります。
足元が折り畳まれるタイプでは、患者さんの正面に立ちます。
この時に、患者さんとの距離が近くなって足に触れてしまうことがありますので、一言「失礼します」とお声かけしましょう。
足元が折り畳まれないタイプでは、患者さんの右手側に立ちます。
基本の軸となる左足を前方に一歩踏み出し、両足を軽く肩幅ほどに開いて姿勢を安定させて撮影に入っていきましょう。
左手を撮影レンズの下側に軽く添えて、右手は本体の右側にあるグリップ部をしっかりと握ります。
肩が上がると不安定になり写真がブレますので、脇を閉めて撮影を行います。
撮影者の位置右手側を原則としていますが、最適な場所は患者さんや撮影者、ユニットの形や撮影部位によって変化します。
撮影者がフットワーク良く動ける位置こそが短時間で撮影できて、患者さんも撮影者も楽な場所と言えるため、まずは練習をして自分自身の最適な撮影位置を覚えましょう。 -
座位で撮る口腔内写真12枚法 06. 正面観手順 みんプレ限定
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・口腔内全体を正面から撮影する1/1.2倍率方法
・前歯部をアップで撮影する1/2倍率
【おさらい】
正面観の撮影方法
⑴口腔内全体を正面から撮影する1/1.2倍率
⑵前歯部をアップで撮影する1/2倍率
の2パターンを撮影します。
<手順>
①患者さんに口角鉤を見せます。
口角鉤を装着する際は、少量の水で濡らして挿入しやすくした口角鉤を、片方ずつ挿入します。
患者さんには軽くお口を開けてもらって、下からスライドしながら口角鉤を挿入します。
挿入する時にお口を大きく開けてしまうと、口唇の伸びが悪くなって挿入時に痛みを与えやすくなってしまうので気をつけましょう。
②口角鉤の引き方です。
後方に引っ張ると歯肉や骨に当たって痛みを感じますので、口唇を前方に膨らませるように持ちましょう。
口角鉤は左右の持ち手の中央部分と咬合平面が一本の線で結ばれる位置で持ち、まず左右対象にまっすぐ大きく、更に前方にも押し出すように大きく引いて歯肉から離した位置でセットし、患者さんに手渡します。
患者さんが迷わないように、撮影者が手を添えて誘導しましょう。これで、口角鉤の挿入が終わりました。
③中心咬合位で噛んでもらうように声掛けします。
中心咬合位とは、患者さんにカチカチと噛んでもらった時の自然な噛み合わせの状態です。
中心咬合位がわかりにくい時は、患者さんに一度唾を飲んでもらうと正しい咬合の位置に戻りやすいです。
④3wayシリンジのエアーで歯間乳頭部や歯首部の唾液を飛ばします。しっかりと唾液を飛ばして乾燥させると、歯面の凹凸や初期う蝕、クラック、プラークまでカメラに納めることができます。
カメラのレンズの面と患者さんの正面観が平行になるようにカメラを構えましょう。
⑤正中を画面中央に合わせ、左右の頰粘膜の隙間を揃えます。咬合平面をファインダー線と水平にします。
咬合平面が歪んでいたり、水平でない場合は、患者さんに顎を上下に動かしてもらって調整しましょう。
正中から左右の歯数が同数になる位置が正しい撮影位置です。
構図が決まったらシャッターを押して撮影します。
この時、シャッターを切る前にフラッシュが光ることを伝え、眩しければ目を瞑って頂くようお声がけしましょう。
正面観の口腔内写真は奥行きのある写真となりますので、前歯部1〜1だけにピントを合わせ過ぎるのではなく、大体2〜2にピントを合わせるようにして撮影します。
⑥撮影が終わったら、口角鉤を片方ずつ外します。
患者さんへの負担を最小限にするために、素早い撮影を心掛けましょう。 -
座位で撮る口腔内写真12枚法 07. 正面観実際の流れ みんプレ限定
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・正面観の撮影の実際の流れ
【おさらい】
■実際の流れ
①口角鉤の挿入
「今からお口の中をカメラで撮影していきます。お口の中がよく見えるように、このような器具を唇の両端に引っ掛けて撮影していきますので、少しだけお手伝いをお願いします。」
・少量の水で濡らした口角鉤を片方づつ挿入する
・患者さんにはお口を小さく開けていただき、口角鉤を下からスライドさせるように挿入する
・挿入後は、口唇を前方に膨らませるようにして持っていただくよう撮影者が誘導する
「(口角鉤を掛け終え)この当たりでお持ちください。ありがとうございます。」
②中心咬合位の位置づけ
「奥歯でカチカチ噛んでください」
・カチカチ噛んでいただいた時の自然な咬合位置で噛み合わせていただく
・歯間乳頭や歯頚部を乾燥させ、唾液を飛ばす
③撮影
・撮影者は正面観とカメラレンズが平行になるようにカメラを構え、咬合平面が水平になるように構図を決める
※上顎2-2あたりにピントを合わせ、正中が中央にあることを確認する
・「フラッシュが光りますので目を閉じてください」とお声がけをしてから撮影を行う
④口角鉤を外す
「お疲れ様でした、器具をお外ししますね」
・口角鉤を片方ずつ外す -
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・舌側面観の撮影時の術者ポジショニング
【おさらい】
■舌側面観の撮影する際の術者ポジションについて
舌側面観を撮影するためのポジションを作っていきます。
撮影方法には患者さんがチェアーに寝た状態で撮影する方法もありますが、今回は患者さんが座ったままの状態で撮影する方法をお伝えします。
①患者さんのポジショニングについて
実際に患者を誘導し、患者がチェアで位置を変更している動画
患者さんに深くチェアーに腰掛けて頂き、頭をヘッドレストにつけてもらいます。
ヘッドレストの位置は、頭が後ろに反り返らないように、下向きにならないように調整します。
②舌側面観は口腔内ミラーを使って撮影していきます。
ミラーを入れての撮影がしやすくなるように、患者さんに顔の向きを変えてもらいます。
左側を撮影する時には、左側に口角鉤をかけ、患者さんには右を向いてもらいます。
右側を撮影する時には、右側に口角鉤をかけ、患者さんには顔を正面に向けてもらいます。
この時、頭の後ろはヘッドレストにつけたままにしてもらうようお声掛けします。
③チェアーは、患者さんの顔の高さと、口腔内カメラを構える位置とがほぼ同じくらいになるように調整します。
目安としては、チェアーのバックシートの付け根の部分に、撮影者の太ももの中央付近が来るようにします。
小さなお子様の場合はチェアーを高く上げる必要があるため、チェアーから落ちないように気を付けて見てあげましょう。 -
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・下顎舌側面観の撮影手順
【おさらい】
<下顎舌側面観の撮影手順>
①口角鉤の挿入
口角鉤を少量の水で濡らし患者さんの向かって右側の口角にかけ、患者さんに軽い力で持っていただく
(口角鉤は後ろに引っ張ると痛みを与えてしまうため、頬を引いて持つようにする)
②お顔の向きの調整
患者さんにできるだけ右に向いていただく
(後頭部はヘッドレストについていることを確認する)
③撮影部位の唾液を飛ばす
エアーで歯頚部や歯間部にある唾液をしっかりと飛ばす
④側方用の口腔内ミラーを挿入する
口腔内ミラーは曇り防止のため撮影前に温めておく
(口呼吸もミラーが曇る原因になるため、できるだけ鼻呼吸をしていただく)
⑤舌の排除
患者さんに、舌を右に動かしてできるだけ舌の力を抜いていただくようお伝えし、ミラーで舌を排除する
(舌根部をミラーの先端で押さえると痛みを与え嘔吐反射を誘発してしまうので、ミラー全体で舌を排除する)
ミラーの先端は最後臼歯から離す
ミラーと歯列の角度はできるだけ広げ、できるだけ離す
⑥撮影
患者さんにフラッシュが光るため目を閉じていただくようお伝えする
できるだけ大きく口を開けてもらい、撮影する
⑦終了
ミラーと口角鉤を外す -
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・下顎舌側面観の撮影手順
【おさらい】
<下顎舌側面観の撮影手順>
①口角鉤の挿入
口角鉤を少量の水で濡らし患者さんの向かって右側の口角にかけ、患者さんに軽い力で持っていただく
(口角鉤は後ろに引っ張ると痛みを与えてしまうため、頬を引いて持つようにする)
②お顔の向きの調整
患者さんにできるだけ右に向いていただく
(後頭部はヘッドレストについていることを確認する)
③撮影部位の唾液を飛ばす
エアーで歯頚部や歯間部にある唾液をしっかりと飛ばす
④側方用の口腔内ミラーを挿入する
口腔内ミラーは曇り防止のため撮影前に温めておく
(口呼吸もミラーが曇る原因になるため、できるだけ鼻呼吸をしていただく)
⑤舌の排除
患者さんに、舌を右に動かしてできるだけ舌の力を抜いていただくようお伝えし、ミラーで舌を排除する
(舌根部をミラーの先端で押さえると痛みを与え嘔吐反射を誘発してしまうので、ミラー全体で舌を排除する)
ミラーの先端は最後臼歯から離す
ミラーと歯列の角度はできるだけ広げ、できるだけ離す
⑥撮影
患者さんにフラッシュが光るため目を閉じていただくようお伝えする
できるだけ大きく口を開けてもらい、撮影する
⑦終了
ミラーと口角鉤を外す -
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・上顎口蓋側面観の撮影手順
【おさらい】
<上顎口蓋側面観の撮影手順>
■左上
①口角鉤の挿入
口角鉤を少量の水で濡らし患者さんの向かって右側の口角にかけ、患者さんに軽い力で持っていただく
(口角鉤は後ろに引っ張ると痛みを与えてしまうため、頬を引いて持つようにする)
②お顔の向きの調整
患者さんにできるだけ右に向いていただく
(後頭部はヘッドレストについていることを確認する)
③撮影部位の唾液を飛ばす
エアーを上下にジグザグに当て歯頚部や歯間部にある唾液をしっかりと飛ばす
④側方用の口腔内ミラーを挿入する
曇り防止のため撮影前に温めておいた口腔内ミラーを口腔内に水平に挿入し、奥まで入れてからミラーを起こす
(水平に挿入することでミラーが歯に当たりにくくなる)
ミラーの先端を最後臼歯部から離し、広げる
(口呼吸もミラーが曇る原因になるため、できるだけ鼻呼吸をしていただく)
⑤撮影
構図が決まればミラーの正面からカメラを構える
患者さんにフラッシュが光るため目を閉じていただくようお伝し撮影する
■右上
⑥撮影部位の唾液を飛ばす
エアーを上下にジグザグに当て歯頚部や歯間部にある唾液をしっかりと飛ばす
⑦側方用の口腔内ミラーを挿入する
口腔内に水平に挿入し、奥まで入れてからミラーを起こす
ミラーの先端を最後臼歯部から離し、持ち手側のミラーの縁を左側の小臼歯部付近に来るように広げる
歯頚部がミラーの中央に映るようにミラーの角度を調整する
⑧撮影
構図が決まればミラーの正面からカメラを構える
患者さんにフラッシュが光るため目を閉じていただくようお伝し撮影する -
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・上顎舌側/口蓋の実際の流れ
【おさらい】
■実際の流れ
<左上口蓋側>
①口角鉤の挿入
「今度は左上の裏側を撮っていきます。この器具を唇に引っ掛けまずのでお口を開けてください。」
・少量の水で濡らした口角鉤を挿入する
・患者さんにはお口を小さく開けていただき、口角鉤を下からスライドさせるように挿入する
②患者さんのポジショニング調整
・挿入後は、口唇を前方に膨らませるようにして持っていただくよう撮影者が誘導する
「(口角鉤を掛け終え)軽い力でお持ちください。ありがとうございます。」
③撮影部位の唾液を飛ばす
「風をかけます。」
・エアーを上下にジグザグに当て歯頚部や歯間部にある唾液をしっかりと飛ばす
④側方用の口腔内ミラーを挿入する
「お口の中に鏡を入れます。」
・曇り防止のため撮影前に温めておいた口腔内ミラーを口腔内に水平に挿入し、奥まで入れてからミラーを起こす
・ミラーの先端を最後臼歯部から離し、広げる
⑤撮影
「では撮影しますので、お口を大きく開けてください。フラッシュが光ります。」
・ミラーの正面からカメラを構え、撮影する
・撮影後、ミラーと口角鉤を外す
<右上口蓋側>
⑥口角鉤の挿入
「今度は右上の裏側を撮っていきます。この器具を唇に引っ掛けまずのでお口を開けてください。」
・少量の水で濡らした口角鉤を挿入する
・患者さんにはお口を小さく開けていただき、口角鉤を下からスライドさせるように挿入する
⑦患者さんのポジショニング調整
・挿入後は、口唇を前方に膨らませるようにして持っていただくよう撮影者が誘導する
「(口角鉤を掛け終え)軽い力でお持ちください。ありがとうございます。」
⑧撮影部位の唾液を飛ばす
「風をかけます。」
・エアーを上下にジグザグに当て歯頚部や歯間部にある唾液をしっかりと飛ばす
⑨側方用の口腔内ミラーを挿入する
「お口の中に鏡を入れます。」
・曇り防止のため撮影前に温めておいた口腔内ミラーを口腔内に水平に挿入し、奥まで入れてからミラーを起こす
・ミラーの先端を最後臼歯部から離し、広げる
⑩撮影
「では撮影しますので、お口を大きく開けてください。フラッシュが光ります。」
・ミラーの正面からカメラを構え、撮影する
・撮影後、ミラーと口角鉤を外す -
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・頬側面観を座位で撮影する時の術者/患者さんポジション
【おさらい】
■頬側面観のポジショニング
頬側面観を撮影するためのポジションを作っていきます。
⑴患者さんのポジショニングについて
患者さんに深くチェアーに腰掛けて頂き、頭をヘッドレストにつけてもらいます。
ヘッドレストの位置は、頭が後ろに反り返らないように、下向きにならないように調整します。
頬側面観は側方用のミラーを使用して撮影します。
ミラーを使った撮影がしやすくなるように、患者さんにお顔の向きを変えていただきます。
・右側を撮影するとき:口角鉤を左/お顔を右
・左側を撮影するとき:口角鉤を右/お顔を正面
チェアーは、患者さんの顔の高さと、口腔内カメラを構える位置とがほぼ同じくらいになるように調整します。
目安としては、チェアーのバックシートの付け根の部分に、撮影者の太ももの中央付近が来るようにします。 小さなお子様の場合はチェアーを高く上げる必要があるため、チェアーから落ちないように気を付けて見てあげましょう。 -
座位で撮る口腔内写真12枚法 14.頬側面観の手順 みんプレ限定
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・頬側面観の撮影手順
【おさらい】
◼️頬側面観の撮影手順
(撮影の際、口角鉤の差し替えが少なく撮影時間を短縮するための手順)
・頬側面観は撮影部位の反対側に口角鉤をかけ、撮影側の頬粘膜をミラーで排除して撮影する
・左側舌側→左側口蓋側→右側頬側の順で撮影する
①口角鉤の挿入
少量の水で濡らした口角鉤を撮影部位の反対側の口角に挿入する
②口角鉤を患者さんにお持ちただく
×口角鉤を後ろに引っ張る(頬が引っ張られミラーの挿入がし難苦なる、中心咬合位で噛みづらくなるため)
◯軽く持つようにする
③お顔の向きの調整
(撮影者は患者さんの右側に立っている)
右側の撮影:患者さんのお顔は右方向(口角鉤は左側)
左側の撮影:患者さんのお顔は正面(口角鉤は右側)
④撮影部位の唾液を飛ばす
エアーを上下にジグザグに当て歯頚部や歯間部にある唾液をしっかりと飛ばす
⑤側方用の口腔内ミラーを挿入する
口角鉤をかけた状態でお口を軽く開けていただき、口腔内ミラーを口腔内に水平に挿入する
奥まで入れてから頬を広げるようにミラーを立てる
ミラーの縁を下顎骨の外側に軽く当てる
(痛みが出るので強く当てないこと)
⑥中心咬合位で噛んでいただく
中心咬合位で噛んでいただき、口腔内ミラーを歯列からできるだけ離す
⑦口腔内ミラーの角度を調整する
歯列が口腔内ミラーの中央に写るようにミラー角度を調整する
(写真に奥行きが出ないよう、歯列と口腔内ミラーの角度はできるだけ大きくする)
ミラーの縁と咬合平面を平行にする
⑧撮影
構図が決まれば口腔内ミラーの正面からカメラを構え撮影する -
座位で撮る口腔内写真12枚法 15.頬側面観の実際の流れ みんプレ限定
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・頬側面観撮影の実際の流れ
【おさらい】
■実際の流れ
<右頬側>
①口角鉤の挿入
「これから噛んだ状態のほっぺた側のお写真を撮ります。この器具を唇に引っ掛けますのでお口を開けてください。」
・少量の水で濡らした口角鉤を挿入する
・患者さんにはお口を小さく開けていただき、口角鉤を下からスライドさせるように左側の口角へ挿入し、軽い力でお持ちいただく
・患者さんのお顔を右に向けていただく
②側方用口腔内ミラーの挿入
「お口の中に鏡を入れます。ほっぺたを引っ張ります。」
・ミラーを右側へ水平に挿入し、口腔内で縦に起こす
③中心咬合位の位置づけ
「奥歯でカチカチ噛んでください。風をかけます。」
・右頬側にエアーを上下にジグザグに当て歯頚部や歯間部にある唾液をしっかりと飛ばす
④撮影
「軽く引っ張ります。」
・口腔内ミラーに咬合平面が水平に写るよう角度を調整し、構図が決まったら撮影する
「撮影しますのでフラッシュが光ります。」
・ミラーの正面からカメラを構え、撮影する
・撮影後、ミラーと口角鉤を外す
<左頬側>
⑤口角鉤の挿入
「今度は反対側のお写真を撮ります。器具を唇に引っ掛けますのでお口を開けてください。」
・少量の水で濡らした口角鉤を挿入する
・患者さんにはお口を小さく開けていただき、口角鉤を下からスライドさせるように右側の口角へ挿入し、軽い力でお持ちいただく
・患者さんのお顔を正面に向けていただく
⑥側方用口腔内ミラーの挿入
「お口の中に鏡を入れます。ほっぺたを引っ張ります。」
・ミラーを左側へ水平に挿入し、口腔内で縦に起こす
⑦中心咬合位の位置づけ
「奥歯でカチカチ噛んでください。風をかけます。」
・左頬側にエアーを上下にジグザグに当て歯頚部や歯間部にある唾液をしっかりと飛ばす
⑧撮影
「軽く引っ張ります。」
・口腔内ミラーに咬合平面が水平に写るよう角度を調整し、構図が決まったら撮影する
「撮影しますのでフラッシュが光ります。」
・ミラーの正面からカメラを構え、撮影する
・撮影後、ミラーと口角鉤を外す
<おすすめ!相互実習>
・粘膜排除やミラーが歯肉に当たる強さや痛みは体験するとよくわかる
・患者さんに不快な思いをさせないためにも相互実習でトレーニングしましょう -
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・上下前歯部舌側のポジショニング
【おさらい】
■下顎前歯部舌側
歯石が溜まりやすく、歯肉が腫脹しやすい=情報提供しやすい部位
■座位で撮影する上下前歯部舌側のポジショニング
<患者さんのポジショニングについて>
患者さんに深くチェアーに腰掛けて頂き、頭をヘッドレストにつけてもらいます。
ヘッドレストの位置は、頭が後ろに反り返らないように、下向きにならないように調整します。
お顔は術者の方を向いていただき、
・上顎前歯を撮影するとき:少し下向きに
・下顎前歯を撮影するとき:少し上向きに
<チェアーの高さについて>
患者さんの顔の高さと、口腔内カメラを構える位置とがほぼ同じくらいになるように調整します。
目安としては、チェアーのバックシートの付け根の部分に、撮影者の太ももの中央付近が来るようにします。
小さなお子様の場合はチェアーを高く上げる必要があるため、チェアーから落ちないように気を付けて見てあげましょう。 -
座位で撮る口腔内写真12枚法 17.上顎前歯舌側 手順 みんプレ限定
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・前歯舌側面観の撮影手順
【おさらい】
■上顎前歯部舌側
口腔内ミラーを使って撮影する
①口角鉤の挿入
前歯部用の口角鉤を上顎3番あたりの口唇にかけ、口角鉤を手前に引く
(左右均等に口唇を排除する)
口唇と歯を接触させないように、写真に写り込まないように口角鉤を位置付けたら、患者さんお持ちいただく
②患者さんのポジショニング調整
頭の後ろをヘッドレストにつけた状態でお顔を少し右に向けていただく
③エアーで唾液を飛ばす
口蓋からエアーを当て歯頚部や歯間部にある唾液をしっかりと飛ばす
④口腔内ミラーを挿入する
口腔内ミラーを上顎小臼歯あたりに軽く押し当てて歯列との角度を大きく取る
正中がミラーの中央に来るようにミラーの位置を調整する
⑤撮影
構図が決まれば口腔内ミラーの正面からカメラを構え撮影する
<上顎前歯部を撮影するときの注意>
患者さんの鼻が写り込まないようにする=口腔内ミラーの角度を大きく開いて撮影する
<患者さんの負担を減らすために>
・構図が決まってからお口を大きく開けていただく(それまでは軽く開けていただく)
・上顎前歯部の撮影後は、倍率を1/2にして左右7番までの撮影を行う=撮影手順を工夫し、撮影時間を短縮する -
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・下顎前歯部舌側の撮影手順
【おさらい】
■下顎前歯部舌側
口腔内ミラーを使って撮影する
①口角鉤の挿入
前歯部用の口角鉤を下顎3番あたりの口唇にかけ、口角鉤を手前に引く
(左右均等に口唇を排除する)
口唇と歯を接触させないように、写真に写り込まないように口角鉤を位置付けたら、患者さんお持ちいただく
②患者さんのポジショニング調整
頭の後ろをヘッドレストにつけた状態でお顔を少し右に向けていただく
③エアーで唾液を飛ばす
舌側からエアーを当て歯頚部や歯間部にある唾液をしっかりと飛ばす
④口腔内ミラーを挿入する
口腔内ミラーを下顎小臼歯あたりに軽く押し当てて歯列との角度を大きく取る
正中がミラーの中央に来るようにミラーの位置を調整する
⑤撮影
構図が決まれば口腔内ミラーの正面からカメラを構え撮影する -
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・上下咬合面観(1/2倍率)を撮影するポイント
【おさらい】
■咬合面観撮影の時のポジショニング
<患者さんのポジショニングについて>
・患者さんに深くチェアーに腰掛けて頂き、頭をヘッドレストにつけてもらいます。
・ヘッドレストの位置は、頭が後ろに反り返らないように、下向きにならないように調整します。
<チェアーの高さについて>
患者さんの顔の高さと、口腔内カメラを構える位置とがほぼ同じくらいになるように調整する。
目安としては、チェアーのバックシートの付け根の部分に、撮影者の太ももの中央付近が来るようにします。
小さなお子様の場合はチェアーを高く上げる必要があるため、チェアーから落ちないように気を付けて見てあげましょう。
<口角鉤について>
・前歯部用の口角鉤を下顎3番あたりの口唇にかけ、口角鉤を手前に引く(左右均等に口唇を排除する)
・口唇と歯を接触させないように、写真に写り込まないように口角鉤を位置付けたら、患者さんお持ちいただく
・撮影がしやすくなるよう、患者さんのお顔を少し右側に向けていただく(頭の後ろはヘッドレストにもたれていただく)
<咬合面用のミラーについて>
・咬合面用のミラーは横幅が大きいため、一気に挿入すると口角が痛みやすい
・片方に挿入→反対側の口角を広げる→もう一方を挿入する
<下顎咬合面観を綺麗に写すポイント>
・舌を持ち上げてもらい、ミラーで舌を隠すようにすること
※嘔吐反射のある方や舌小帯の短い方には行わない
<上顎咬合面観を綺麗に写すポイント>
・ミラーをできるだけ上顎の歯から離すこと
■口腔内写真の強み
・手鏡では見えにくい咬合面の初期う蝕を伝えられること
・しっかりと唾液を飛ばして撮影しよう -
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・上下咬合面観の実際の流れ
【おさらい】
■実際の流れ
<上顎前歯舌側面>
①口角鉤の挿入
「上の歯を2枚撮っていきます。まずは前歯です。この器具を唇に引っ掛けますのでお口を開けてください。」
・少量の水で濡らした口角鉤を挿入する
・患者さんにはお口を小さく開けていただき、口角鉤を挿入したら軽い力でお持ちいただく
「できるだけ歯から離して持ってください。」
②歯頚部や歯間部の唾液をしっかりと飛ばす
「風をかけます。」
・上顎前歯部舌側にエアーを上下にジグザグに当て歯頚部や歯間部にある唾液をしっかりと飛ばす
③口腔内ミラーの挿入
「お口の中に鏡を入れます。」
④撮影
「撮影しますのでフラッシュが光ります。」
・ミラーの正面からカメラを構え、撮影する
・撮影後、ミラーを口腔内から外す
<上顎咬合面>
⑤咬合面の唾液をしっかりと飛ばす
「もう1度風をかけます。」
・上顎前歯部にエアーを上下にジグザグに当て歯頚部や歯間部にある唾液をしっかりと飛ばす
⑥口腔内ミラーの挿入
「お口の中に鏡を入れます。」
・片方に挿入→反対側の口角を広げる→もう一方を挿入する
⑦撮影
「できるだけ大きくお口を開けてください。撮影しますのでフラッシュが光ります。」
・ミラーの正面からカメラを構え、撮影する
・撮影後、ミラーと口角鉤を口腔内から外す
<下顎咬合面>
⑧口角鉤の挿入
「次に下の歯のお写真を撮ります。器具を唇に引っ掛けますのでお口を開けてください。」
・少量の水で濡らした口角鉤を挿入する
・患者さんにはお口を小さく開けていただき、口角鉤を挿入したら軽い力でお持ちいただく
⑨歯頚部や歯間部の唾液をしっかりと飛ばす
「風をかけます。」
・上顎前歯部にエアーを上下にジグザグに当て歯頚部や歯間部にある唾液をしっかりと飛ばす
⑩口腔内ミラーの挿入
「お口の奥まで鏡を入れます。ベロを上にあげてください。前の方で引っ張ります。」
・片方に挿入→反対側の口角を広げる→もう一方を挿入する
⑪撮影
「できるだけ大きくお口を開けてください。撮影しますのでフラッシュが光ります。」
・ミラーの正面からカメラを構え、撮影する
・撮影後、ミラーを口腔内から外す
<下顎前歯舌側面>
⑫歯頚部や歯間部の唾液をしっかりと飛ばす
「次は下の前歯だけの写真を撮ります。風をかけます。」
・下顎前歯部舌側にエアーを上下にジグザグに当て歯頚部や歯間部にある唾液をしっかりと飛ばす
⑬口腔内ミラーの挿入
「お口の中に鏡を入れます。」
⑭撮影
「撮影しますのでフラッシュが光ります。」
・ミラーの正面からカメラを構え、撮影する
・撮影後、ミラーと口角鉤を口腔内から外す -
座位で撮る口腔内写真12枚法 21.12枚法実際の流れ みんプレ限定
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・スムーズに行う口腔内写真12枚法撮影の流れ
【おさらい】
①正面(1/2倍率)
「今からお口の写真を撮影しますので、ご協力をお願い致します。
この器具を両側に掛けます。両手でお持ちください。
カチンと噛んでいただいて、頭を後ろにつけてください。
少しこちら側に向いてください。
撮影しますのでフラッシュが光ります。」
②前歯部(1/1.2倍率) 「(倍率を変えて)もう1枚撮ります。」
③左下舌側(1/1.2倍率)
「左側の器具を外します。
そのまま大きくお口を開けていただいて、風を掛けます。
鏡を入れます。下の歯から撮影します。
ベロ(舌)を右側に寄せてください。
鏡を広げます。撮影しますのでフラッシュが光ります。」
④左上舌側(1/1.2倍率)
「次に上の歯を撮ります。
撮影しますのでフラッシュが光ります。」
⑤右側頬側(1/1.2倍率)
「カチカチ噛んでください。右手の器具を緩めてお持ちください。
風を掛けます。頬を引っ張ります。
撮影しますのでフラッシュが光ります。」
⑥右下舌側(1/1.2倍率)
「次は内側を撮影します。
(口角鉤を右側に掛て)この器具をお持ちください。
正面を向いてお口を開けてください。
風を掛けます。暖かい鏡を入れます。
ベロ(舌)を左側に寄せてください。
撮影しますのでフラッシュが光ります。」
⑦右上舌側(1/1.2倍率)
「このまま上の歯を撮影します。フラッシュが光ります。」
⑧左側頬側(1/1.2倍率)
「鏡を左側に入れます。カチカチ噛んでください。
風を掛けます。右手の器具を緩めてお持ちください。
では撮影しますのでフラッシュが光ります。」
⑨上顎前歯部舌側(1/1.2倍率)
「次は上の歯と下の歯を2枚ずつ撮影します。
この器具をできるだけ歯から離してお持ちください。
少し右側に向いて、お口を開けてください。
風を掛けます。暖かい鏡を入れます。
撮影しますのでフラッシュが光ります。」
⑩上顎咬合面(1/2倍率)
「そのまま鏡を奥まで入れます。
できるだけお口を大きく開けてください。撮影します。
お口を1度閉じて楽にしてください。」
⑪下顎咬合面(1/2倍率)
「あと2枚です。
次は下の歯を撮影します。
この器具をできるだけ歯から離してお持ちください。
風を掛けます。
ベロ(舌)を上に挙げてください。大きい鏡を入れます。
では撮影しますのでフラッシュが光ります。」
⑫下顎前歯舌側(1/1.2倍率)
「倍率を最後の1枚を撮影します。
では撮影しますのでフラッシュが光ります。
お疲れ様でした。」
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