モチベーションの上がるきっかけ・タイミング #3
概要
4つの症例から、患者様との関わり方について考えていきましょう。
患者様の状況によっては、口腔内の状態が決して良いとは言えない状態でも、妥協的メインテナンスを継続することもあります。
なぜなら、定期的にメインテナンスに通ってくれているからです。
今は関心がなくても、どこかのタイミングで興味を持ち行動を起こしてくれるかもしれないからだと井上先生はおっしゃいます。
他の症例も見ていきましょう。
61歳男性 6mm以上の歯周ポケットが31%以上あり、PCRは96.4%です。
重度の歯周病だと話したところ、自ら歯磨きの仕方を教えて欲しいという積極的な姿勢に変貌しました。
この方の場合はブラッシング指導だけで4回来院いただき、あっという間に歯肉が引き締まりました。
患者様によって積極的な指導が必要であったり、妥協が最適と思われる状況であったり様々だということがわかるケースでした。
先程の患者様のケースに戻ります。
重度の歯周病で、ご本人にもやる気がない場合、どうしたら良いのか悩んでしまうでしょう。
井上先生はどう対応されていらっしゃるのでしょうか。
時には患者様自身の希望を聞いてみることもあるそうです。
この方の場合、その問いかけによってご本人に気付きがあり、やっとPCRの低下に繋がりました。
患者様の望むゴールと私達の思うゴールは必ずしも一緒ではないということです。
しかしPCRの低下に反比例して、歯周ポケットは悪化しています。
このような時には、口腔内の問題だけではなく全身疾患や免疫力についても疑ってみる必要があるでしょう。
続いてご紹介するのは、72歳男性 重度歯周炎 高血圧、狭心症などで薬を服用しており、週3回の透析や喫煙もあります。
口腔内状況は、PCR100% 6mm以上の歯周ポケット50%以上という症例です。
Ⅱ〜Ⅲ度の動揺も多数歯に見られ、義歯を作る話になりましたが、歯を抜きたくないと希望されました。
抜歯しないと義歯作製はできません。
こちらのモチベーションが下がってしまうような状況に陥った時はどう対処するのか、考えていきます。
最後の症例は14歳女性 歯肉炎 家族歴に父、兄ともに歯周炎があり、ご本人も歯周病リスクが高いと思われるケースです。
歯周病のリスクについて伝えるもメインテナンスはたまにの来院、その後24歳になった彼女の口腔内は?
歯周病は進行してしまったものの、10年越しにやっと伝わり、ご本人が気付いて習慣を変えるという行動に繋がりました。
毎日をごきげんに過ごす秘訣は「居心地の良い人と居心地の良い場所にいること」これは職場でも同じだと井上先生は言います。
そのために様々な患者様のケースにどう対応したら良いのか、具体的な症例で考えさせられる動画です。
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