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乳幼児のOHI栄養指導入門 (全5回)

「食べる力」はどのように育つのか?乳幼児期の口腔機能発達と食の関係を基礎から学びます。保護者からの食事相談に自信を持って答えるための、発育・発達の知識を網羅。

  • イントロダクション「なぜ離乳食期~幼児期への食育アプローチが重要なのか」 18:02

    今回は、田中美智子先生に「乳幼児の食と栄養」の支援のための知識とスキルについてご講演いただきました。
    田中先生は管理栄養士として、歯科医院に勤務する管理栄養士さんの教育に従事されていらっしゃいます。
    また、乳幼児の支援を専門とされ、栄養士養成学校の教員や市の乳幼児健診の食指導もされており、様々な場所で活躍されております。


    本講演のゴールとして「乳幼児の食と栄養について学び、歯科医院で離乳食教室を開催できるようになる」ことを目標として、そのために必要な基礎知識について、全3回にわたってお話しいただきます。本動画では#0.イントロダクションとして、なぜ離乳食期~幼児期への食育アプローチが重要なのかについて、お話いただきました。

  • 乳幼児の食べる機能と食形態について 43:33

    今回は、田中美智子先生に「乳幼児の食と栄養」の支援のための知識とスキルについてご講演いただきました。
    先生は、「食は子どもの人間としての成長、生涯の発達の基礎になる」とお考えです。

    まずは、乳幼児期の食べる機能と食形態についてです。
    咀嚼・嚥下機能は離乳期から3歳ごろに獲得されますが、歯の生え方に差があるように、体の発達にも個人差が大きくみられます。
    望ましい咀嚼行動(よく噛んで食べる)が習慣化されるよう個人に合わせた支援が重要です。

    離乳とは、乳汁栄養から幼児食に移行する過程をいいます。
    移行の過程で、咀嚼機能が発達し獲得されます。
    摂食機能獲得には8段階あり、順番にできてから次に進めるようにしましょう。
    最も押さえてほしいポイントとして、乳児嚥下から成人嚥下へ(体験学習の過程)を動画内の表を使い解説してくださいました。

    離乳食の目的は以下の5つです。
    1.栄養素の補給
    2.口腔機能の発達
    3.消化吸収機能の発達
    4.精神的な発達
    5.食習慣の確立
    これは、一人ひとりの子どもの「食べる力」を育むための支援が推奨されることが基本となります。
    離乳食の進め方や各時期のポイントを紹介していますので、指導するうえでぜひ参考にしてください。

  • 食べることを育てる支援方法 15:43

    食べることを育てる支援方法として、3つお話ししてくださいました。
    1つ目は、水分補給についてです。
    水分補給は口唇閉鎖をするためにも重要です。
    離乳食を食べるようになったらおっぱい以外の水分(白湯、お茶)も少しずつ取らせるようにしましょう。
    離乳食後、おっぱいの後に飲ませるようにするとむし歯予防に繋がります。
    練習方法や、乳児嚥下と成人嚥下の違いやポイントを紹介しています。

    2つ目は、姿勢についてです。
    正しい姿勢は、今後の歯並びや噛む力にも影響します。
    ここでは食べる時の注意点を紹介しています。
    うまく座れない時の安定法も紹介していますので、参考にしてください。

    3つ目は、手づかみ食べの大切さについてです。
    手づかみ食べは摂食機能の発達の上で重要な役割です。
    先に獲得した口の機能と後から追いつく手の機能を協調させて、自分で食べる機能を獲得します。
    上手に食べられる訳ではないため、離乳食後期以降も保護者の介助が必要です。
    ここで大切なことは、自分の一口量を覚えることです。
    食べることは、自分で手や口を動かしながら子ども自身が身に付けるものだと先生はお話しされています。

  • 評価のための支援の観点 36:04

    まず、評価のための支援の観点についてです。
    咀嚼・嚥下機能は離乳食期から3歳頃に獲得され、その後は歯や口、手指等の発達とともに発達します。
    乳幼児の摂食・嚥下機能は、精神・運動発達と深く関連して個人差が大きいため、個々に合わせた支援が必要です。

    乳幼児の知能・言語および精神機能も食べることに大きく関わっています。
    脳の発達が著しい時期、記憶力の向上もめざましい時期。
    遺伝的要因も大きいが本人を取り巻く環境や学習によっても大きく影響されます。
    食べることの発達は、食べる機能が発達して食べる行動が発達します。
    間には食べる意欲の発達(食べたい気持ち)と社会性の発達(環境)が大きく関わっているのです。
    先生は、味の記憶には楽しい体験(プラスの情報)になるとお話しされています。
    三項関係の積み重ね、相手とのやり取りの深まりにより、言葉の発達の土台が拡大します。

    支援のための子どもの食事評価の観点は以下の3つです。
    1.その食事がその子の環境に合っているか
    2.身体発達に見合っているか
    3.食事内容は適切か
    それぞれのポイントを解説してくださっています。

    評価が繋がるアセスメントとして重要なのは、支援していることが相手のレベルに合っているのか。
    詳しく聴き考え、明確にしましょう。
    評価に使える「氷山モデル」のを動画内の表でご確認いただけます。
    また、確認事項と指導する内容について、それぞれのポイントを解説してくださっています。
    ぜひ、参考にしてください。

  • 悩みに合わせた解決策 30:19

    次に、悩みに合わせた解決策についてです。
    先生は、悩みに合わせた情報収集が重要とお話しされています。
    まず、機能面(機能・形態・意欲)環境面(介助・食事・機能)いろんな要素があることを知っておきましょう。
    ここでは、悩みの具体例と解決策について5例紹介してくださっています。
    「食べるを育てる条件」に沿って解説してくださいました。
    また、田中先生の目線で指導のポイントをまとめてくださいました。
    相談の悩みは十人十色です。
    親に育児に自信をもってもらえるよう支援し解決策に導きます。
    笑顔で接し、共感してあげることが重要です。
    一方だけにこだわらず、いろんな視点を持ちましょう。

    最後に、今後の課題について4点お話しされています。
    栄養士を指導されている田中先生の豊富な経験と知識は、臨床の場で役立つと言えます。
    ぜひご覧ください。

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