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矯正歯科のトレンド ~カリエールモーション×アライナートリートメント~ #5

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プレミアム 2018年10月11日(木) 公開

矯正歯科のトレンド ~カリエールモーション×アライナートリートメント~ #5

概要

装置を付けていない側の歯まで動き、上顎正中が下顎と調和してきた臨床的変化を起点に、遠心移動とアライナー
を組み合わせた効率的な流れを解説します。軟組織が歯の移動に伴走する考え方や、後戻りへの示唆にも触れます。
 
▼装置未装着でも正中が合う理由
遠心移動により歯間の軟組織・歯槽間靭帯が牽引され、正中が自然に整ってくる現象を示します。
歯の回転では軟組織も一緒に動くという報告に言及し、長期安定のための処置が示唆される点を整理します。
 
▼遠心移動装置と臨床フロー
ヘッドギアと可撤式スプリングで臼歯を遠心移動し、関係が整えばヘッドギア単独で保持します。
すると4番・3番が自然にⅠ級関係へ近づき、仕上げへの移行が容易になります。
 
▼症例1:モーション3か月後にアライナーへ
3か月のモーション後に印象採得し、アライナー(29ステージ)に移行します。
シークエンシャルに全歯を動かす設計だと70ステージで、犬歯がⅠ級になるのは53ステージ目。
2週交換なら約27か月ですが、モーションを使えば3か月でⅠ級に到達し、大幅な期間短縮が得られます。
ステージ数が少ないほどアライナーのフィットも良好です。
 
▼スペース創出と精度、リテーナー概念
モーションで犬歯部を含め全体にスペースが生まれると、隣接面の重なりが減りアライナーの移動精度が向上します。
アップライト後に全体を下げる操作も正確に行えます。咬合が成立すれば、それ自体が最良のリテーナーとして位置維持に寄与します。
 
結論として、初期から全顎にアプローチできるモーション併用は、患者主訴(正中ずれ・前突)へ早期介入でき、治療全体の効率と確実性を高めます。


こちらの動画は2018年6月21日に開催されたDoctorbook academy 1DAYセミナー「矯正歯科のスペシャリストによる1Dayセミナー ~矯正歯科のトレンド~」を映像化したものです。ぜひシリーズでご覧ください。

《第一部》
矯正歯科のトレンド カリエールシステムSAGITTAL FIRSTの優位性(螺良 典秀先生)
《第二部》
リンガル矯正や抜歯症例におけるカリエールモーションの有用性(奥田 薫之先生)
《第三部》
矯正歯科のトレンド ~カリエールモーション×アライナートリートメント~(賀久 浩生先生)

キーワード:カリエールモーション アライナー 矯正治療 インビザライン

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