【LIVEセミナー】Doctorbook academyの6月のクリニカルカンファレンスをご紹介!
6月のクリニカルカンファレンスをご紹介!
『歯の保存を成功させるための10のコツ』
6月3日(木)20:00-22:00
講師:
木村文彦 先生 医療法人社団Zion 理事長
神成貴夫 先生 あおぞら歯科 院長
篠田和明 先生 オハナデンタルクリニック 院長
【抄録】
日常臨床の中で抜歯か保存かの選択に悩まされるケースは多い。長期で見ると保存を試みて上手くいったケースとそうでなかったケースがあり、そこには何らかの理由が存在するはずである。
再生療法や新しいマテリアルの出現などにより年々進化する治療コンセプト。
今回Team Endo-perioが、歯の保存の選択基準をアップデートし、歯の保存を成功させるための10のコツを紹介する。
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『歴史から学ぶ全部床義歯臨床 ~全部床義歯臨床のビブリオグラフィ~
第3回 垂直的、水平的顎間関係の決定(全12回コース)』
6月14日(月)19:30-20:30
講師:松田 謙一先生
【概要】
全部床義歯臨床やその教育内容はその長い歴史の中で様々に移り変わっています。しかしながら、最新の教科書だけを学べば、それだけで十分な義歯臨床への知識が全て理解できるかというと、残念ながら難しいと言わざるを得ません。
近年のエビデンスを重視するあまり、エビデンスが不足した記載については教科書からどんどんと割愛していくという姿勢は、科学に基づいた治療を行うという意味では、評価するべきなのかもしれないが、先人たちの豊富な臨床経験から得られた言葉に耳を傾けないのは、とても勿体無いことではないだろうか。
「私がもし、他人より遠くを見ているとしたら、それは先人の肩の上に乗っているからだ」というのはアイザックニュートンの言葉であるが、我々も先人たちの遺した様々な知識から学び、より良い無歯顎補綴治療を行えるように努力するべきである。
そこで、私は北米と我が国における全部床義歯の教科書の内容の変遷を調べ、2019年に「全部床義歯臨床のビブリオグラフィー(医歯薬出版)」を上梓した。
本コースでは同書の内容を紐解きながら、過去から現在までを通じて、明日からの臨床に役立つ、義歯臨床に対する基礎知識やテクニックを解説します。
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『「明日から実践 歯周病治療のバイオロジー」天野敦雄先生クリニカル・カンファレンス』
6月23日(水)20:00-22:00
講師:天野 敦雄先生
【抄録】
病気の治療は病気の原因を取り除くことです。では、歯周病の治療の目的は何でしょう。
バイオフィルム細菌を口腔内から追い出すことでしょうか。常在菌となった細菌種を駆逐するのは不可能です。
歯周病の治療は、高病原性のバイオフィルムを?歯周病を起こせない低病原性バイオフィルム”に変えることです。
そのために必要なことは歯周病の最新病因論の理解とSRPの技術です。
SRPのコツは天野式・雑巾掛け法。一子相伝の秘技をお教えします。
ファミリードクターのみならず、「防ぎ・守る」歯周治療に興味がある歯医者さん、衛生士さんは必聴です。
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『歯周病専門医が伝えたい、天然歯およびインプラント周囲軟組織の外科的マネージメント』
6月24日(木)20:00-22:00
講師:寺嶋 宏曜先生
【抄録】
歯周治療の根幹は歯周基本治療であることは言うまでもありません。
しかし歯周疾患の全てが非外科的アプローチのみで対応できるわけではありません。
例えば、歯肉増大術や根面被覆術などの歯周形成外科手術や歯周組織再生療法などが適応の疾患に対しては、やはり外科的アプローチが有効となります。インプラント治療はそもそもが外科的アプローチであり、インプラントの長期安定には周囲軟組織のマネージメントが大切なのは、術者であれば誰もが痛感するところです。
昨今、様々なセミナーにおいて種々の外科手技の紹介がありますが、「結局目の前の症例にはどの方法を用いたら良いのか分からない」などの声をよく聞きます。
外科手術は、マネキンでもなく、歯のような硬組織を扱っているわけでもなく、生きた細胞を扱っています。外科手術を成功させるためには、バイオロジー(生物学的な原理原則)の知識が不可欠です。
バイオロジーに基づく外科治療を学ぶことにより、新しい手技や流行の手技に惑わされることなく、「自分で考える手術」が出来ると考えております。本講演では、バイオロジーに基づいた、天然歯およびインプラント周囲軟組織の外科的マネージメントについて解説致します。
受講された方々の、明日から外科手技が大きく変わることを期待しております。
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