「口腔機能管理」どうやって導入する? 保険・臨床・MFTまとめて解説!
2025年9月16日(火)

「口腔機能管理」、もう導入していますか?
そんな「知ってるけど導入できていない」を解決するのが今回の特集です。
今、注目される「小児口腔機能発達不全症」
小児の「食べる」「話す」機能が十分に発達していない状態を指す病名。
咀嚼・嚥下が苦手、構音が不明瞭、口呼吸が目立つ…といった症状があります。
ただし、本人に自覚が少ないことも多く、見逃されやすいのが特徴です。
算定に必要な「施設基準」チェック!
導入の第一歩はここから。
- 咀嚼能力検査(1・2)
- 咬合圧検査(1・2)
- 口腔細菌定量検査
- 小児口腔機能管理料の注3にある「口管強」(旧:か強診)
- オンライン診療の対応

導入ステップはこの流れ!
診断:チェックリストで現状を把握
検査:咀嚼・咬合圧・細菌定量検査などを実施
指導・管理:MFT、鼻呼吸トレーニング、姿勢・睡眠改善など
保険算定:対象年齢ごとに算定項目を組み合わせる
例)小児口腔機能管理料 + 口腔管理体制強化加算
歯科衛生実地指導料・口腔機能指導加算
歯科口腔リハビリテーション料3
現場の実践者に学ぶ!
今回の講師は、大村伸介先生。
大村先生は早くから自院で口腔機能管理を導入し、特に小児分野で成果を上げています。
ポイントは「口腔だけでなく、全身・姿勢・睡眠も含めた多角的アプローチ」。
実際の症例を通して改善に導かれたプロセスを紹介します。

口腔機能管理をはじめよう
口腔機能管理を実施することは小児の発育において大きな効果を発揮します。成長期にタイミングを逃さず実施できたかどうかで子供の将来に影響すると言っても過言ではありません。
う蝕・歯周病は予防できるようになった現在、次の時代に求められているのは口腔機能管理です。
このコンテンツが、口腔機能管理の理解を深め実践の一助になれば幸いです。

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