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「学びたい」のに、なぜ? 歯科衛生士の成長を妨げる見えない壁

2025年9月18日(木)

歯科医療の現場で、歯科衛生士の役割は年々重要性を増しています。

患者さんの口腔の健康を守るプロフェッショナルとして、常に新しい知識や技術を学び続けることが求められています。

今回のアンケート結果からは、そんな「学びたい」という高い意欲を持つ歯科衛生士たちの姿が浮き彫りになりました。

そして同時に、その熱意を阻む「見えない壁」の存在も明らかになりました。

 高まる「学びたい」という強い意欲

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「日常業務の中で“もっと学びたい”と感じる頻度は?」という質問に対し、約9割の方が「頻繁に感じる」と回答しています。

この結果は、多くの歯科衛生士が現状維持に満足せず、スキルアップを強く望んでいることを示しています。

特に、回答者の多くが10年以上のベテラン歯科衛生士であることから、経験を積んだ後も学びを継続したいという、プロフェッショナルとしての高い意識が伺えます。

学習を妨げる「時間」と「お金」の壁

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しかし、その高い学習意欲とは裏腹に、学習を妨げる要因も明確になりました。

最も多く挙げられたのは「セミナー・研修費用の負担が大きい」(65.8%)、次に多かったのが「勤務時間内に時間が取れない」(39.5%)という回答です。

多忙な診療業務の中で、学びの時間を確保することが難しいという現状。

そして、自己負担となる高額な研修費用が、学びの一歩を踏み出すハードルを上げているのです。

求められるのは「学びの支援」と「評価」

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こうした課題を乗り越えるために、歯科衛生士が医院に求めていることは何でしょうか。

最も多かったのは「学びへの評価(昇給や昇進など)」(36.8%)です。

自身の努力が正当に評価され、キャリアアップにつながる制度を求めている歯科衛生士が多いことが明らかになりました。

次いで多かったのが「セミナーなど受講費用の補助」(28.9%)でした。

経済的な支援が、学びを継続する上で最も重要だと考えられていることが分かります。

スキマ時間に、手軽に見られる動画の学びやすさ

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「どのような媒体で勉強したいですか?」という質問に対しては、「動画セミナー(医療メディア、YouTubeなど)」が92.1%と圧倒的な支持を得ました。

この結果は、多くの歯科医療従事者が書籍や対面セミナーだけでなく、動画を主要な学習ツールとして捉えていることを示唆しています。

ライフスタイルに合わせた柔軟な学習

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回答者の76.3%が「いつでも受講できてよかった」、55%が「何度も繰り返し視聴できてよかった」と回答しました。

これは、時間や場所に縛られることなく、自分のペースで学習を進められるという動画学習の最大の利点を裏付けています。

また、「家や医院などどこでも参加できる」という回答も多く、勤務時間外や休憩時間など、自分のライフスタイルに合わせて学べることが高く評価されていることがわかります。

動画学習のさらなる可能性

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これらのアンケート結果から、「時間や場所の制約を受けずに、効率的に学びたい」という歯科衛生士のニーズが明らかになりました。
動画コンテンツは、視覚的に手技の流れを学べたり、繰り返し見直すことで理解を深めたりできるため、実践的な知識を習得するのに非常に適しています。
歯科医療の現場で働く皆さんが、より柔軟に、そして効果的にスキルアップできるような学習環境をドクターブックがご提供していきます。

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この連載では、歯科衛生士の日々の臨床に役立つヒントを、やさしく丁寧にお届けしていきます。
次回も、ぜひお待ちくださいませ。

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