【先着50名限定のサンプル特典あり】フゾバクテリウム・ヌクレアタム(フゾ菌)に着目した歯周病予防

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フゾバクテリウム・ヌクレアタム(フゾ菌)に着目した歯周病予防
DYSBIOSISとは
口腔内の菌種バランスの乱れが歯周病の発症と進行に影響する
結核なら結核菌、インフルエンザならインフルエンザウイルスと、特定の菌やウイルスが原因になる感染症はよく知られていますが、歯周病は特定の細菌ではなく、さまざまな細菌による複合感染症と考えられています。
口の中にはさまざまな細菌が存在していますが、通常は菌種のバランスは良好に保たれています。この状態を「シンバイオシス」といいます。これに対して、構成する菌種のバランスが悪化した状態が「ディスバイオシス」です。
歯周病の発症と進行は、歯と歯肉の隙間にできる歯周ポケットの中でプラークが形成され、酸素の少ない環境下で病原性の高い歯周病菌が増殖し続けた結果、菌種のバランスがシンバイオシスからディスバイオシスに変化することで起こるのではないかと考えられています。
そのため、ブラッシングなどで歯周ポケットに蓋をしているプラークを取り除き、歯周ポケットの中に酸素を入れて環境を変えるだけでも、歯周病の発症と進行を抑えることにつながると考えられます。

DYSBIOSIS解説動画

口腔バイオフイルムをDYSBIOSISへと導く
細菌間代謝ネットワーク
大阪大学大学院歯学研究科 予防歯科学講座 教授
久保庭 雅恵 先生
【目次】
1.口腔バイオフィルムとDYSBIOSIS
2.細菌間代謝ネットワーク
・細菌間の栄養供給
・メタボロミクス研究で解明された高病原亢進のメカニズム

歯周病の原因となる病原性の高い細菌として、Red complex と称されるPorphyromonas gingivalis(P.g.菌)、Treponema denticola(T.d.菌)やTannerella forsythia(T.f.菌)が知られています。

Fusobacterium nucleatum(F.n.菌)
の存在が注目されるようになってきました。
Fusobacterium nucleatum(F.n.菌)とは
Red complex の代表的な歯周病菌であるP.g.菌には酸素を嫌う性質があり、嫌気環境となる成熟したデンタルプラーク中で多く検出されることはよく知られています。
近年、P.g.菌の生育しやすい環境づくりに影響を及ぼす細菌としてF.n.菌が注目を集めています。F.n.菌は口腔内にいる700種類以上の細菌の一つで、古くから普遍的に存在が確認される常在菌です。いわゆるOrange complex に属します。

デンタルプラークにおける F.n.菌とRed complexの関係
F.n.菌はP.g.菌がデンタルプラーク内で増殖する足場として機能し、酸素のある環境でもP.g.菌の生存を可能にします。
また他にもP.g.菌の栄養源を供給するなど、P.g.菌の生育環境の形成に関係する様々な報告がされています。言わば、F.n.菌はP.g.菌が増殖する骨組みであり、実際に進行した病変部のデンタルプラーク中からはP.g.菌とともにF.n.菌が高頻度で検出されます。

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