【開催報告】「はじめての全部床義歯 成功へのポイント」松田 謙一先生 金澤 学先生 熱田 生先生 松丸 悠一先生
2020年4月26日10時〜「はじめての全部床義歯 成功へのポイント」という題目で松田 謙一先生 金澤 学先生 熱田 生先生 松丸 悠一先生からLIVEセミナーが行われました。
約7時間という長時間に及ぶセミナー!たくさんの先生方にご視聴いただきました。
セミナーの概要
有床義歯臨床を専門にしている4名の若手臨床家に「全部床義歯を成功へ導くためのポイント」を問診から装着、また術後の検査まで全14パートにわけてお話しいただきます。
初めて全部床義歯症例を担当した場合を想定し、何を診て,どのようにするべきなのかという基本的な臨床術式についてご解説いただきますので、若手の先生方から経験を積まれた先生方まで、再確認することはもちろん、新たな習得もできる充実した1日セミナーです。
この動画は4/26(日)〜5/6(水)まで振り返り視聴期間を設けております。
松田 謙一 先生、金澤 学 先生、熱田 生 先生、松丸 悠 一先生という全部床義歯分野で著名な先生方から、総義歯製作の流れについてテーマごとにご説明してくださいました。
約7時間という盛りだくさんな内容を写真にてご紹介します。
①Introduction ~全部床義歯の特徴~:松田先生
②問診、診査診断、必要な検査
⑤最終印象①/個人トレーによる従来法:松丸先生
⑥最終印象②/閉口印象法:熱田先生
⑦咬合採得①/垂直的顎間関係:金澤先生
⑧咬合採得②/水平的顎間関係:熱田先生
⑨前歯試適:松田先生
⑩臼歯排列位置の決定・咬合様式:松丸先生
⑪ろう義歯試適:松田先生
⑫装着:熱田先生
⑬調整、リコール:松田先生
⑭検査・評価:金澤先生
質疑応答
約6時間だったセミナーもわかりやすい説明のためあっという間に終わり、質疑応答です。
たくさんの質問が寄せられました。
質疑内容(簡略化しております)
・義歯のリハビリテーションだ大事とわかった。その方法は何をしているか。
・ゴシックアーチ描記法とフェイスボウトランスファーの併用について
・前歯排列は上だけなのか、上下なのか。
・臼歯部咬合付与時の作業側・平衡側について
・人工歯咬耗した場合新製か、盛り足しか。その判断基準について
・根面板があることによって片咀嚼は起こる?
・咬合採得の練習方法とポイント、参考文献が知りたい
・嘔吐反射がある時の無口蓋義歯について
・精密印象の際の患者さんにしてもらうこと
等々、鋭い質問とそれに対しての先生方の解答・ディスカッションはとても充実した内容となりました。
全部床義歯は国家試験の出題基準の変化・実習時間の短縮化やそもそもの患者さんの減少により、
学生中は触れてこなかったという若手の先生がほとんどかと思います。
そのためよくわからない分野となってしまっている場合が多いです。
自粛中のいまだからこそ全部床義歯に向き合うチャンスかもしれません!ぜひご覧下さい!
動画は振り返り視聴としてプレミアム会員は12000円、通常会員は15000円(*各税別)でご覧いただけます。
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