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プロに聞く!学会&勉強会にふさわしいドクターのファッション! その1

2019年7月29日(月)

普段はユニホームで診療にあたっている歯科医といえども、学会や勉強会にはスーツやジャケットを着ていくという方も多いですよね。でも、ちょっと待ってください!スーツやジャケットを適当に選んでいませんか?


何気なく着ているそのファッション、実はマナー違反かもしれません。


それじゃあ、どんなファッションが正解なの?と疑問に思った皆さん!安心してください。


そんな皆さんのために、「学会&勉強会にふさわしいドクターのファッション」を連載でお届けすることになりました。



 


お話をうかがうのは、メンズファッション情報発信基地の一つである、阪急メンズ東京の高倉さんです。


高倉さんは、阪急メンズ東京のサービスである「スタイルメイキング クラブ」でスタイリストをされています。


スタイルメイキング クラブでは、スタイリストの方へファッションに関する相談ができる、とっても便利なサービスを提供しています。仕事やポジションに合わせたスタイリングはもちろん、その人のライフスタイルに合わせたワードローブのプランニングやパーティースタイルのコーディネートまで提案してもらえます。


高倉さんから、ドクターがすぐに使えるスタイリング術を根掘り葉掘り聞いてきましたので、次の学会や勉強会でご活用くださいね。


さて、今回ご紹介するのは「学会にふさわしい基本のスーツスタイル」です。


どの学会や勉強会に着て行っても恥ずかしくないマストバイスーツ、スーツのパーティーアレンジ方法、スーツのお手入れ方法まで、あますことなく紹介しています。


コラムの最後では、「阪急メンズ東京×Doctorbook スペシャル企画」を発表しますのでお楽しみに!


 


マストバイは無地のダークスーツだ!


—— ずばり結論から聞いてしまいますが、抑えるべき1着はどんなスーツですか。


高倉: 色は濃い色のネイビーもしくはグレーで無地、そしてできればウール100%のスーツです。これがあれば、どこに行っても安心です。まずは、こういったベーシックなものを1着お持ちになることをお勧めします。 


—— 最近ですと、ポリエステルが配合された洗えるスーツもありますが、ウール100%のほうがいいのですか。


高倉: できればウール100%に近いものがいいでしょう。ウール100%ですと、艶やかな光沢感が出て、フォーマルシーンにぴったりです。逆に、表面が少しザラザラした見た目のスーツはどうしても、カジュアルな印象になります。


—— ネイビーとグレーというのはビジネスの基本色で納得なのですが、何故、濃い色で無地なのですか。明るい色目のスーツもおしゃれだと思うのですが。


高倉: スーツは、色味が濃ければ濃いほど、柄は無地に近いほどフォーマルな印象になるためです。明るいお色目ですと、どうしてもカジュアルな印象になってしまいますので、少し着る場所を選びます。目上の方が多くいらっしゃる場所でしたら、もしかすると「場をわきまえないやつだ」と思われてしまうかもしれません。


—— ネイビーとグレーでは何か違いがあるのでしょうか。


高倉: ネイビーは知性・忠誠をイメージさせる色で、ネイビーは都会的・誠実・落着きをイメージさせます。ご自身がどちらの印象で自分を打ち出したいかで決めるのもよいですし、お顔映りを見ながら決めるのも良いでしょう。ただ、どちらかというと、日本人の肌の色味にはネイビーのほうが相性は良い傾向にあります。


 


—— スーツが無地だと少し、寂しい印象になりませんか。


高倉: そんなことはないですよ。ネクタイや小物で、印象がガラッと変わります。むしろ、色々なバリエーションを楽しめるという利点もあります。もし、無地では物足りないと思われるのでしたら、織柄が入っているものをお勧めします。光の当たり具合で柄が浮かび上がるので、さりげなくて上品です。ビジネスシーンではピンストライプもポピュラーですが、無地・織柄と比較してしまうと、一段、フォーマル度は下がります。


 


ボタンダウンは避けるべきアイテム?!


—— スーツがこれだけシンプルだと、シャツは少し派手にして遊びたくなります。ボタンダウンシャツなんか、かっこいいですよね。


高倉: ボタンダウンはお勧めしません。シャツは襟の種類によってもフォーマル度が変わってきます。フォーマル度が高い順に、レギュラー→セミワイド→カッタウェイ→ボタンダウンとなります。違いは、襟の開き具合です。ボタンダウンの襟は、ポロ競技の際に襟が邪魔にならないようにボタンで留められた、という歴史がありますから、もともとはビジネス仕様では使いにくい襟です。


 


—— では、一番フォーマル度の高いレギュラーをチョイスするのがベターですね。


高倉: レギュラーも良いですが、少しだけ古めかしい印象があるので、セミワイドをお勧めします。カッタウェイは、ノーネクタイでも襟の形がきれいにでるので、クールビズファッションにマッチします。


 


—— シャツの色には何かルールはありますか。


高倉: 一番フォーマル度が高くのは白無地ですが、それほどかっちりした場でなければ、色のあるシャツや織り柄のあるシャツも良いでしょう。薄いブルーもさわやかです。ただし、シャツもスーツと同じで、柄が入ると少しカジュアルな印象になります。


 


—— ネクタイはどうでしょうか。種類がありすぎて、つい適当なものを選んでしまいがちです。


高倉: 参加者の方であれば、お好きなネクタイで楽しんでいただいて問題ないです。登壇者の方であれば、ネクタイで少し主張してみるのはいかがでしょうか。目立つ色味や大き目の柄を持ってくることで、受講者の方々の視線を集中させられます。もし柄のネクタイをチョイスされるのであれば、無地のシャツを合わせるとごちゃごちゃせずにすっきりまとまります。


 


抵抗がある?それでもポケットチーフがお勧めだ!


—— 学会の後にパーティが開催される場合もあります。そんな時に便利な小技を教えてください。


高倉: そんな時はポケットチーフがお勧めです。ポケットチーフを挿すことに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんが、一瞬でスーツの印象が変わるので、とっても便利なアイテムですよ。皆様にお勧めしたいです。


 


—— でもちょっと難しそうですね。


高倉: かんたんです!例えば、学会の時はベーシックなTVフォールドにしておいて、パーティの直前にパフドスタイルやクラッシュドスタイルなどに挿し変えると、一気に華やかになります。


 


—— たまにスーツの襟に飾りをつけている人もいます。


高倉: ラペルピンですね。さりげないおしゃれでお勧めです。ラペルピンは、布地のものを選ぶとギラギラと悪目立ちせずに上品につけられます。


 


—— スーツはあまり遊びがないと思っていましたが、選ぶアイテムの一つ一つで印象が大きく変わるのですね。


高倉: ええ。少しこなれてくると、色々とこだわりがでてくる方がほとんどです。男性は特に凝り性なので(笑)。




 何はともあれ、どんな時でもお直しはマスト!


—— 選ぶべきスーツがわかったところで、実際にスーツを購入する時に気を付けることはありますか。


高倉: お直ししてください!と声を大にしてお伝えしたいです。


 


—— お直しですか。少し面倒くさいですね。


高倉: オーダースーツは別として既成スーツは、肩幅以外の袖・裾・丈など、基本的に少し大きめに作られていて、お直しが前提になっているのですよ。逆に言うと、肩の部分だけは直すことが難しいので、しっかりフィットするもの選んでください。それ以外であれば、お直しで対応できます。


 


—— たまにズボンの裾や袖丈が長いスーツを着ている方を見ますが、確かに、だらしない印象を受けます。


高倉: スーツは体にフィットさせて着たほうが断然かっこいいです。例えば、スーツの予算を10万円としたら、スーツ自体は9万円程度のものを選び、1万円分はお直し代にとっておいて下さい。


 


—— シャツもお直しをしたほうがよいですか。


高倉: もし袖が合わないようでしたら、シャツも同じくお直ししたほうが良いですね。その場合、まずはシャツの長さを決めてからジャケットを合わせてください。スーツの袖からシャツが1.5センチ程度出るとよいとされていますので、ジャケットを選ぶ際は袖丈も重要なポイントです。


靴は黒のストレートチップ一択だ!


—— 次に、スーツに合わせる靴のことも教えてください。やっぱり、ルールがあるのですよね?


高倉: はい、あります。まず靴の色に関しては、フォーマル度が高い順に黒→濃茶→薄茶となります。そして、靴のデザインにもフォーマル度があります。紐無しの靴よりも紐ありの靴のほうがフォーマル度は高くなります。


 


—— 紐靴にはどのような種類があるのですか。


高倉: 最もフォーマルなのは、ストレートチップです。次に、プレーントゥがお勧めです。ストレートチップは、甲の部分に1本の切り替え線が入っているデザインで、プレーントゥは線が入っていないものです。これ以外にも少しデザインが入った紐あり靴がありますが、安心なのはストレートチップかプレーントゥです。


 


—— 紐があると正直、少し面倒くさいです。


高倉: どうしても紐が煩わしいという方であれば、ダブルモンクストラップも選択肢の一つです。ただし、本来モンクストラップはカジュアルな印象になりますので、できれば紐靴を選んでください。


 


—— では、ずはり買うべき1足は。


高倉: 黒のストレートチップです。ビジネスから冠婚葬祭まで対応できる万能の1足で、持っていると便利です。



スーツを脱いだら必ずブラッシング!


—— いやいや、これでもう、学会スーツはばっちりですね。ありがとうございました。


高倉: ちょっと待ってください!まだ大事なことが残っています!お手入れです!!


 


—— お手入れとは?クリーニングに出せばいいのですよね?


高倉: それだけではなく、1度着たらきちんとブラッシングしてください。1日着たスーツには、外気のほこりが結構ついていて、汚れているのですよ。それを払うだけでも長持ちしますし、ブラッシングすることで生地もリフレッシュされます。そして、クリーニングに出すのは、シーズン1回程度がお勧めです。クリーニングに出しすぎると生地が傷んでしまいます。


 


—— 夏場に1回のクリーニングでは汗が気になるのですが。


高倉: 1日着たスーツは次の日も着るのではなく、肩の部分が太いハンガーにかけて2~3日程休ませてください。汗などの水分も抜けますし、しわも戻ります。それでも気になる方は、スチーマーを使うことをお勧めします。また、お風呂場にお湯を溜めてスーツを吊るしておき、湯気を吸わせるのも効果的です。湿気が汗や臭いを蒸発させてくれますし、しわも伸びます。


 


—— この際、スーツだけでなく、靴のお手入れについても教えてください。


高倉: 靴のお手入れも大事です。人の足の裏は、驚くことに1日300mlくらいの汗をかいているのです。小さなビールグラス1杯分程度ですね。これを乾かしてから履かないと革にダメージを与えますし、歩いているうちについた甲のしわも伸ばす必要があります。そんな時に便利なのがシューキーパーです。


 


—— シューキーパーといってもたくさんあります。どのようなものを選べばよいのでしょうか。


高倉: 木製のものをお勧めします。木製であれば、しわを伸ばすという役割だけでなく、湿気も吸ってくれますので一石二鳥です。できれば、新しい靴を買うときに、一緒にシューキーパーも買ってしまうのがよいでしょう。靴の形によって適切なシューキーパーが違ってきますから、店員の方に選んでもらうと安心です。


 


—— 学会にふさわしい基本のスーツスタイルからお手入れ方法まで、よくわかりました!ありがとうございました。


高倉: 次回は、カジュアルな勉強会にぴったりなジャケパンスタイルをご提案します!お楽しみに。


 


 まとめ 学会にふさわしい基本のスーツスタイルはこれだ!




【終了】阪急メンズ東京×Doctorbook スペシャル企画


さて皆さん、お待たせしました。


「阪急メンズ東京×Doctorbook スペシャル企画」を発表します!!


なんと今回、「スタイルメイキング クラブ」で実際にスタイリング体験がしたい方を


1名様限定で募集します!


「学会&勉強会にふさわしいドクターのファッション」を教えてくださった高倉さんに


実際に「無料で」コーディネートしてもらえるチャンスです。


ご興味ある方は、応募条件を確認のうえ、奮ってご応募ください。 


 


<応募条件>


  • 歯科医師の方限定

  • スタイリング体験の様子を記事にさせていただきますので、この旨をご了承いただける方

  • 顔だしOKの方(写真撮影があります)

  • 平日の2時間程度を空けていただける方(詳しい日時はご都合を鑑み調整いたします)


※スタイリングは無料ですが、交通費及び実際に商品をご購入される場合の費用はご負担をお願いいたします。

 



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