待合室物販セレクション③ │東京都大田区のさかえ歯科医院に勤務される永島さんにインタビューしました!
2023年7月、Instgram上で歯科クリニックさんの待合室物販コーナーを共有しあう企画「待合室物販セレクション」を開催しました!
本企画に参加いただいたクリニックさんに、歯科医院の待合室、物販コーナーや受付での工夫点についてインタビューをさせていただきましたので、本コラムにて紹介いたします。
今回は、 東京都大田区のさかえ歯科医院に勤務される永島さんにインタビューしました。
Q:待合室の物販コーナーはどういった方が担当されていますか?
永島さん:私が主に企画や提案を行っており、必要があれば月に1回の会議で議題に上げる形です。
物販の作成物に関しては構成メンバー全員で作成しています。
Q: 物販コーナーの工夫点を教えてください。
ポップはカラフルで見ていて楽しい雰囲気を心がけています。
MIペーストはいくつもフレーバーがあるので、患者さんの希望があれば診療室で一度テイスティングをしていただき、購入を検討してもらっています。
ハロウィンやバレンタインなどのイベントに合わせて、お菓子などのプチギフト、キシリトールのお菓子を配布して普及活動を行っています。
Q:現在の物販の一押し商品はなんでしょうか?
時期によるのですが、当院ではアイキャッチで一押しの歯科用品を展示しています。
現在は知覚過敏を抑制する歯磨剤や、MIペースト、そしてハロウィンのお菓子セットなどを推進しています。
Q:物販コーナーに興味を示す患者さんの年齢層や特徴と、患者さんとどういったコミュニケーションをされていますか?
年齢層は幅広く、お子さんからご年配の方まで沢山の方に興味を持っていただきます。お子さん向けの商品には、特にお母さんが関心を示すことが多いです。
患者さんとのやり取りについては受付の方が患者さんとの接点が多いため、そこからよく反応を聞きます。
例えば、季節感を感じる装飾やイベントに、患者さんから高評価の言葉をもらうことがあります。また、販売物品についてはスタッフ内で情報を共有しあったことで、患者さんが物品を選ぶ時にコミュニケーションが円滑になったと他のスタッフの方からも声があがってます。
Q:受付に置いてある雑誌や院内で流れる音楽について、何か工夫点はありますか?
感染症の観点から雑誌は現在撤去しています。音楽に関しては、有線のアプリを活用しており、季節やイベントに合わせて選んでいます。例えば、クリスマスの時期はクリスマスソングを流します。音楽の選曲はアプリのプレイリストを利用しています。
また、当院では物販コーナーについて「真面目なヴィレッジヴァンガード」を意識しています。
ヴィレッジヴァンガードさんのポップな広告やキャッチフレーズは非常にインパクトがあって、私自身も尊敬しています。
ただ、そこまで砕けてしまうと、患者さんの中には歯医者さんとしては軽すぎると感じるかもしれませんので、真面目な印象を保ちつつ、患者さんとのコミュニケーションを大切にしています。
おわりに
今回のインタビューは、取材当時が10月ということもあり、ハロウィン仕立てで、非常に季節感のある待合室のお写真をお送りいただきました。
患者さんとの良好なコミュニケーションなども見えてきた、とても魅力的なクリニックさんでした!