磁性アタッチメント義歯とは【歯科用語コラム】
2024年5月15日(水)
提供:株式会社Doctorbook

磁性アタッチメント義歯(magnetic attachment denture)とは
磁石構造体とキーパーとから構成される磁性アタッチメントを使用した義歯で、磁石構造体を義歯に埋め込むことで安定性を高めています。しかし、この義歯が患者さんに適しているかどうかは、クリアランス(隙間の量)が重要なポイントとなります。
側方力が少なく、着脱の自由度が高いなどの利点がありますが、磁石を使用しているためMRI撮影にて注意が必要です。
磁性アタッチメント義歯について動画で学ぶ

2021年から磁性アタッチメント義歯が保険診療適応となり、治療の選択肢として取り入れ易くなりました。
とはいえ初めてであったり、慣れていない先生方には磁性アタッチメント義歯は手を出しにくいのではないでしょうか。
本動画では磁性アタッチメントの構造をアニメーションでわかりやすく説明して頂きます。
磁性アタッチメントの構造、支台歯形成のポイント、印象の採り方から咬合調整に至るまで一連の治療手順がわかる内容です。
超高齢化社会で義の需要が高まる中、先生方の臨床の幅が広がる内容となっております。
ぜひご覧ください。
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