第一大臼歯のCAD/CAM冠保険適用について
2017年12月1日(金)
第一大臼歯へのCAD/CAM冠が保険算定可能に!?
2017年12月1日に第一大臼歯へのハイブリッドレジンCAD/CAM冠が保険収載されました。
それに伴い、今までは金属アレルギーのある患者のみ保険算定可能だった大臼歯へのCAD/CAM冠が、「上下顎両側の第二大臼歯が全て残存し、左右の咬合支持がある患者に対し、 過度な咬合圧が加わらない場合等において下顎第一大臼歯に使用する場合」についても保険算定が認められるようになりました。
技術料は従来と同様「M015-2 CAD/CAM冠 1,200点」となっています。
引き続き保険算定の要件として「CAD/CAM冠材料との互換性が制限されない歯科用CAD/CAM装置」を用いていること、「間接法により製作」されていること、という条件は残っているものの、この期中導入により、CAD/CAMの普及はさらに進んでいくと考えられます。
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CAD/CAM