【人気動画】EVAコントラの有用性

2021年5月10日(月)

今回の動画では、神戸市三宮にある高田デンタルクリニックの院長・高田光彦先生がEVAコントラの有用性について実際の症例を参考に解説されています。
高田先生にとって診療になくてはならないものとなった、EVAコントラについて知りたいという方はぜひご覧になってください。

●EVAコントラとは?

EVAコントラとは、ダイヤモンドコーティングされたラミニアチップが装着されたコントラです。
細かく前後に0.4mm運動するため、やすりがけのように歯質の表面を研磨できます。
従来のシリンダータイプバーで行う研磨では、バーの形状により研磨面が平になりませんでした。
EVAコントラでは、ラミニアチップの形状を生かした平な研磨面となるのです。
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高田先生はすべての研磨にEVAコントラを使用しているわけではありません。
大きな携帯修正を必要とする唇面や舌面にはカーバイドバーを使用して、隣接面や歯頸部・切端など細かな形態修正にはEVAコントラを使用しています。

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EVAコントラはラミニアチップの取り付け位置を時計のように自由自在に変更できます。
EVAコントラで有名なのはEVA04Lというモデルです。0.4mmの幅で前後運動するため細かな形態修正に適しています。
EVA11Lというモデルは1.1.mmの幅で前後運動するため、EVA04Lと比較すると細かな形態修正には適しません。

●EVAコントラの使用方法

EVAコントラを使用する際は、どの歯種に適用するかでラミニアチップの向きが変わってきます。
ハンドピースの位置とラミニアチップの向きが研磨面へアクセスしやすいよう、ラミニアチップの向きを調整しましょう。
実際に口腔内で研磨する際は、ラミニアチップをコントラの奥部まではめ込むと、ロックされてしまうためラミニアチップが滑らかに動かなくなります。
ロックを解除して、ラミニアチップに自由度を与えるようにしましょう。

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ラミニアチップの動きと同一方向へハンドピースを動かしてしまうと、一部分だけ削れすぎてしまいます。
ラミニアチップの動きと直角方向へハンドピースを動かすようにしましょう。
EVAコントラとラミニアチップ結合部のロックを外して使用すると、チップが自然に回転するため隣接面移行部もスムーズに研磨できます。
レジンで研磨するときはレジンの表面に光を当てながら未研磨部を見つけ、全体的に研磨していきます。
未研磨部位を見つけ研磨していくと、気泡が出てくることがあります。
気泡が出てきたら、慌てずにレジンで穴埋めをしましょう。
その後、レジンを追加で充填した部分を中心に全体的に研磨を行いましょう。

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●症例でみるEVAコントラの応用方法

実際のケースで見ていきます。
左上5番に装着されていた形態不良のインレーをラバーダム防湿下で除去します。
内部には二次齲蝕が発見されました。
窩洞形成をしつつ、齲蝕除去をするとマージンラインがガタガタしているところを見つけました。

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そこで使用するのがEVAコントラです。
フラットな軸面形成にEVAコントラが活用されます。
隣接面のCR充填にはメタルマトリックスを用い、MOD窩洞にフロアブルレジンを用いて1級の形態へ変えていきます。
その後、バルクフィリング用レジンで充填しました。
本症例では、あらかじめクラウンとなることが決まっているためレジンにて仮充填としましたが、バリがあります。
このバリ除去もEVAコントラが用いられます。高田先生の場合40000回転でフェザータッチにてバリ除去をします。

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軸面のマージンラインがガタついている場合、技工士さんも技工物をどのマージンラインへ合わせれば良いのか分からなくなってしまいます。
また、CADCAMでも同様でマージンラインの設定が難しくなるのです。
EVAコントラを用いるとマージンラインを綺麗に整えることが可能となります。

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●EVAコントラを勧める理由

2005年からEVコントラを使い始めた高田先生。
複数のメーカーで同じような機器を使ってきましたが、ストロークが大きすぎることや使い勝手が悪いことから最終的にEVAコントラにたどり着いたといいます。
高田先生のクリニックでは、等速コントラ・5倍速コントラ・タービン・EVAコントラが全ての診療ユニットに導入されています。
EVAコントラは回転切削器具ではなく、往復切削器具となるため使いにくいという方がいるのは理解できます。
「しかし、1ヶ月は是非とも使っていただきたい」と高田先生は力説しています。
それも回転速度は落とすのではなく、15000〜30000回転くらいのフェザータッチで使って欲しいと説明しています。
それくらい使えば手放せなくなること間違いなしだそうです。

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歯科用金属価格が上昇している今、日常臨床でCR充填に遭遇する機会は多くなっているのではないでしょうか。
また、歯質の切削量が多い症例では金属使用量を減らすためにもCRで仮充填するケースも増えています。
最終的な補綴物の辺縁適合性向上やCRの研磨にEVAコントラが活用されています。
今回の動画を参考にみなさんのクリニックでも等速コントラ・5倍速コントラ・タービン、そしてEVAコントラが導入されるのではないでしょうか。

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最後に・・・

研磨面が波打ってしまうというシリンダー形状の課題を、縦に微振動することでフラットな面での研磨を可能にした通称EVAコントラ。
神戸でご開業の髙田光彦先生から、実際の操作性・使用感を症例を元にお話いただいたとてもわかりやすい動画になっております。
EVAコントラで実現した綺麗なマージンラインをぜひご覧下さい!

EVAコントラの有用性

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