指導前の「準備」で決まる!?新人スタッフへの指導
「新人スタッフへの仕事の教え方が難しい…」
「新人スタッフが教えたことを理解しているのか、
分からない…」
といったことに頭を悩ませている院長先生は、
意外と多いのではないでしょうか。
このような結果になってしまうことがあるのは
スタッフではなく、
教え方に違いがあるのかもしれません。
医院に入って間もない新人や、
年数の浅いスタッフが仕事をできるようになるのは
指導の仕方によって左右されてしまうことが
多いようです。
教え方を一歩間違えると
スタッフは仕事に対するモチベーションが
下がってしまい、
歯科医院を辞めてしまう可能性があります。
指導を上手に行うためには、指導する前の
準備が重要になってくるかもしれません。
この記事では
なぜ準備が大切なのか
指導前の準備の仕方
について紹介していきます。
スタッフへの指導に悩んでいる方は
是非、参考にしていただけたらと思います。
教えるとは?
そもそも、教えるとは
相手から望ましい行動を引き出す行為のことです。
例えば、
ゴミの分別方法を教えると、
次からゴミをルール通りに分別できる
行動が引き出されます。
ゴミをしっかりと分別してほしいのに、
滅菌の仕方を教えるなんてことはしませんよね。
また、スタッフが仕事をできないというと
熱意や根性が足りないといった
心理的な面にフォーカスをしてしまう事があると
思います。
スタッフの心理面にこだわってしまうと、
問題の本質を見逃してしまうかもしれません。
新人スタッフの仕事ができないのは
心理的な問題ではなく、
教えている人の内容が
指導されるスタッフに伝わっておらず、
望ましい行動が
引き出せていないのかもしれません。
教える前に準備する
スタッフに教える前に、
一旦教える内容を整理してみては
いかがでしょうか。
指導の準備をしないで
指導を始めてしまうと
肝心な部分が抜ける危険性があります。
重要な部分が抜けてしまうと、
新人スタッフは仕事の全体像が把握できずに、
混乱してしまう可能性が高くなります。
また、同じ指導内容を重複してしまう、
といったことも発生する可能性がありますので、
的確に効率よく教えるためには
事前の準備が必要です。
準備には大きく次の2つにわかれます。
①知識の準備
②技術の準備
それぞれについて
詳しく解説していきます。
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