「Summit-G第二回特別講演会」開催直前インタビュー 柳沢哲秀先生 テーマ「熱」にこめられた想い
Summit-G設立の背景は?
Summit-Gは、 東京歯科大学卒業のメンバー5人で立ち上げました。東京歯科大学卒業というのは偶然で、とある勉強会でプレゼンテーションを見たときに「同年代ですごい人たちがいる」と非常に感動したことを覚えています。そこで出会えたメンバーと継続して研鑽を積むべくSummit-Gを立ち上げました。
講演会のテーマ 「熱」にこめられた想いとは?
Summit-Gが立ち上がり1年ほど経過した頃に「日本の歯科界を若手が盛り上げていきたい」と感じ、第一回特別講演会を実施。7年目で出来ることや伝えられることがある筈という想いから、「卒後7年でできること・経験したこと~若手歯科医師が目指すもの~」をテーマとし、年齢層関係なく様々な人にご参加いただきました。
Summit-Gの目的・目標は「歯科界の発展により国・社会をより良くする」ことです。今回、私が代表となり第2回目の講演会を行います。幸運にも、私の周りには尊敬できる仲間がいて、日々新しい発見や学びがあります。こうした繋がりを世の中や次世代のモチベーションとして生かすことが今の自分に出来る社会貢献であり、仲間達の協力もあり第2回目の開催が実現しました。
世の中を変えるのは政治家ではなく、現場に立つ私達です。歯科医師、歯科衛生士、材料メーカー、歯科医院のHPを作っている会社にも、歯科業界、ひいては世の中を変える力があると信じています。人が置かれている職種や環境はそれぞれ異なりますが、世の中を良くしていくために必要な「情熱」は全ての人に共通するもの。今回のセミナーでは、知識や技術を持って帰って欲しいという想いもありますが、それ以上に講師陣がもつ「情熱」を感じ、翌日から役立ててほしいです。そのためにも情熱を持って仕事をしている仲間達に講師を依頼しました。
Summit-Gの今後の活動は?
第1回目と同様に今回も250名近くの方々に参加表明をいただいておりますが、これで終わるつもりはありません。世の中を良くしていく一つの力となるような、そしてその力を私達一人ひとりが持っているという気付きを得られるような場を作っていきたいと思っています。
Summit-G 第二回特別講演会 開催概要
講演内容
・八木洋二郎 「longevityを考慮したMI治療」
・北條弘明「マイクロスコープを使用した再根管治療」
・山内隆守「外科的歯内療法の意義」
・木村正人「支台築造を成功させるために」
・井原雄一郎「歯周病治療に必要なもの」
・山村啓介「歯冠補綴治療における歯科用顕微鏡の有用性」
・佐野隆一「補綴再製ゼロプロジェクト 〜臨床視点から見た印象のポイント〜」
・関口一樹「MRC PHILOSOPHY」
・松丸悠一「総義歯治療を楽しむために」
・新名主耕平「欠損補綴における外科的アプローチ」
参加費
・歯科医師 5000円
・臨床研修医・歯科衛生士・歯科技工士 3000円
・学生 1000円
・その他 2000円