予防歯科先進国の臨床データより、30年間での喪失歯は0.4本〜1.8本(初診時の年齢群によって異なる)に抑えられることが約20年前に示されました。
日本でも昨今PMTCが普及してきていますが、私達は果たしてこれに匹敵する結果を出せているでしょうか。
そのような検証が歯科医院で行われなければ、漫然とした来院が繰り返され、術者も患者も五里霧中の状態となります。
そのような実態を打破するための一案として、自院で臨床データを入力・集計・活用する方法をお話しさせていただきます。
この先何十年、生涯に渡る「かかりつけ歯科医」として信頼されるには、予防歯科先進国と同じ結果を出しているという確証が助けになるでしょう。
この講義は、ペール・アクセルソン先生の研究論文について理解を深めたい方、予防歯科のメインテナンスに力を入れたい方、スウェーデンの予防歯科に関する取り組みや未来展望に興味がある方に適しています。
まず、ペール・アクセルソン先生の有名な研究論文の内容と手法、そしてその結果について紹介します。
それを踏まえた上で、自分たちのメインテナンスプログラムの成果をどのように検証すればよいか、私たちが行った方法について具体的に解説します。
よくある質問についても回答し、疑問点を解消しながら検証方法を学べます。
科学的な知識に基づいて、メインテナンス患者のデータを検証し、歯科医院でのメインテナンスプログラム改善に役立てたいという願いから、この講義を開催しています。
すぐに実践できる内容となっているので、ぜひご視聴ください。
【本動画3つのポイント】
・PMTCの開発者Per Axelsson先生の教え
・一般歯科医院での臨床データの扱い方
・スウェーデンの最新情報から考察する予防歯科の未来像
*2023年2月21日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。
エピソード
-
まず最初に、予防歯科先進国のアウトカムについてお話くださいます。PMTCの開発者であるスウェーデンのAxelsson先生の臨床研究の内容を詳しく知りたい方は必見です。再生する
再生時間 16:08
-
30年間の歯科メインテナンスの手法について解説し、SKaPaプロジェクトについても紹介。年齢ごとの歯の喪失数や残存歯数、進んだスウェーデンの医療に関する貴重なデータを掲載しています。再生する
再生時間 08:18
-
どうやって自院のメインテナンスのアウトカムを検証するのか、自院のメインテナンスを検証する方法について実際に西先生がされた手法を詳しくお話くださいます。再生する
再生時間 09:10
-
歯科メンテナンスにおいて、成人の喪失歯数の平均や、自院のメンテナンス検証方法、抜歯基準に関する知識が必要です。本動画では、それらについて解説し、特にホープレス歯の定義や基準についても言及しています。再生する
再生時間 12:03
-
抜歯基準やホープレス歯について説明した後、実際に検証を行う際の人数設定やカットオフポイントなど具体的な方法について解説しています。科学的な知識に基づくデータ検証の重要性を学べます。再生する
再生時間 14:41
こちらの動画もおすすめ
-
2024年4月9日(火) 公開予防歯科における高額自費治療成約アップの仕組み PART6 (Advance編) ~マーケティングに頼らずに高額自費がどんどん出る仕組みと具体的な始め方~
-
2024年3月18日(月) 公開歯周組織再生療法 ~マテリアル・テクニック 基礎から最新まで~ - ペリオコングレス session6(掲載期間:3月18日〜3月31日まで)
-
2024年3月14日(木) 公開THE REASON 症例検討会編
-
2024年2月12日(月) 公開予防歯科構築の5つのステップ■収益が高く安定し、採用で困らない予防歯科医院構築のエッセンス 全6回コースセミナー
-
2024年2月9日(金) 公開SPTのタイムマネジメント 〜時間内で効果的に実施するための考え方〜
-
2024年1月12日(金) 公開第42回 臨床歯科を語る会|新人発表 / 全体会「1.超高齢社会におけるGPの役割」 / 全体会「2.デジタルデンティストリーの現状と課題」
-
2024年1月12日(金) 公開どうする欠損補綴 ~攻めるべきか待つべきか,それが問題だ~|第42回 臨床歯科を語る会 分科会
-
2024年1月12日(金) 公開歯の保存のボーダーを再考する|第42回 臨床歯科を語る会 分科会
Doctorbook academy
本サイトは、歯科医療に従事されている皆さまを対象に情報提供するサイトです。
あなたは歯科医療従事者ですか?
※一般の方は患者向けサイトDoctorbook をご覧ください
Facebook ログインの確認
Doctorbook academy は Facebook ログインをサポートします。
Facebook アカウントより必要な情報を取得します。
許可する場合、YES を押して Facebook 連携に進んでください。
誤って Facebook ログインを選んだ場合は NO を押してください。