低侵襲な歯周組織再生治療(MIST)その具体的な施術法

5.0

（2人の評価）

河野寛二先生フォロー

歯周病罹患率の高い高齢者の寿命が延びていることもあり、体に負担の少ない低侵襲な歯周治療が必要性を増しています。
現在、低侵襲な非外科治療（MINST：Minimally Invasive Non-Surgical Technique）や
Cortelliniらによるマイクロスコープ・サージカルルーペ・CBCTそしてEr:YAGレーザーを用いた歯間乳頭を保存する、低侵襲な歯周組織再生治療 (MIST : minimally invasive surgical technique )が行われるようになってきました。

MISTを行うにあたって、患者選択（Patients selection）・骨欠損の選択（Defect selection）・動揺がある歯の固定・外科の手順（Surgical procedure）・マイクロ器具(Micro Material)などを説明いただきました。
次に具体的な施術法として、フラップのデザイン、切開線の入れ方、不良肉芽やバイオフィルムの取り方、再生の戦略、リグロス・EMDの塗布や縫合そして抜糸の方法など、動画を用いて詳しく解説しています。

さらに骨補填剤の有効性、ホープレスな歯の歯周再生症例を供覧して、今後のデジタルプリンター歯槽骨模型を用いたカンファレンスの必要性を示し、再生療法の術後セルフケアの流れを紹介いただきました。

エピソード

無料
歯周組織再生治療の実際│歯の揺れと口臭が主訴の症例

低侵襲な歯周組織再生治療の具体的な施術法を紹介し、成功例を解説していただきました。 CBCTや顕微鏡、ルーペ、グレーダーなどの機材の有効性も学べます。

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再生時間 09:31
プレミアム
CBCT・マイクロサージェリー・エルビウムレーザーを用いた歯周治療の重要性

CBCT（円錐線測位トモグラフィ）は、デンタルX線に比べて骨縁下欠損の診断や治癒評価に優れており、マイクロサージェリーやエルビウムレーザーを用いた治療の重要性を解説いただきました。

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再生時間 21:29
プレミアム
リグロス・エムドゲインを用いた歯周再生治療症例

歯周再生治療症例の詳細や手順について解説されており、リグロス、エムドゲインなどの再生材を用いて歯周組織の再生を促進する方法について学べます。

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再生時間 19:31

レビュー

30代
歯科医師(開業医)

MISTをやりたくなります！

5.0

実際のオペの術式や器具を、論文をベースに説明してくださっており、非常にわかり易いです。
特に、ホープレスと思われる症例の治癒は感動ものでした。
３Dプリント模型を製作し、トレーニングに活用するというのも目から鱗です。
視聴して、自分もMISTをやってみたくなりました。

2023/08/25
50代
歯科医師(開業医)

このようなケースがもっとみたい

5.0

フラップのデザイン、切開線の入れ方、不良肉芽やバイオフィルムの取り方、再生の戦略、リグロス・EMDの塗布や縫合そして抜糸の方法がよくわかりました

2023/08/24