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2023年12月27日(水) 公開
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矯正治療やインプラントによる咬合の再構成は、顎運動の理解なしには十分には行えません。
「なぜ咬合を変える必要があるのか?」という問いに、この動画が一つの答えを提供します。
今回の動画では、顎運動を可視化する必要性や、それがどのように将来の歯科治療に役立つかを解説いただきました。
具体的な症例を通して、この技術の有用性を学ぶことができます。

例えば、他院で治療を受けた後、頭痛や肩こりを訴える患者さんのケースが紹介されています。
そもそも、補綴物などの咬合は咬合器上で再現されます。
しかし咬合器上での運動が生体と一致しているという保証はどこにもありません。
これらの症状は、生体と咬合器上の運動の差異から起きている可能性があります。
そこで、最新のデジタル技術を用いた顎運動の可視化が重要な役割を果たします。

紹介される「磁気ベクトル空間方式顎運動測定器」は、全運動軸を通じて顎運動の異常を明らかにします。
これにより、顎運動の質を客観的に評価し、治療計画に反映させることが可能になります。
実際に顎運動を観察することで、咬合器上では再現できない生体の動きを理解することができます。

この技術を活用することで、咬合再構成の設計がより効果的に行えるようになります。
デジタル化により顎運動の可視化が進み、次世代の歯科治療に必要な知見が得られるでしょう。

【顎運動Forumとは?】
顎運動Forumは、補綴臨床に顎運動診断を取り入れている先生方による症例発表を通して、視聴者の先生に顎運動診断を少しでも身近に感じてもらうために企画されたオンラインセミナーシリーズです。相宮秀俊先生・杉元敬弘先生が発起人となり、7名の講師による、それぞれの顎運動診断を取り入れた症例報告をご発表いただきます。是非ご視聴いただき、皆様のご臨床の一助となりましたら幸いです。
詳細はこちら


【コーディネーター(発起人)】
相宮秀俊先生
(吹上みなみ歯科 院長・NOAH(名古屋臨床咬合研究会) 会長)
杉元敬弘先生
(スギモト歯科医院 院長・JIPI 補綴/咬合コース‧ディレクター)

エピソード

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