#1 部分断髄した症例
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歯髄温存治療で目指すゴールがわかれば、治る歯髄をいかに見極めるかということで、まず歯髄の診断からご解説いただきました。
12歳女児、臨床症状は全て正常範囲内、レントゲンにてインレー下に透過像を認める状態でした。
カリエスを検知液にて確認しながら除去を行い、露髄した部分からは、出血はわずかに滲む程度の出血でした。
通法通り処置を行いMTAセンメントを貼き、仮封セメントにて処置を終えましたが、経過3ヶ月後、咬合痛を主訴に再来、打診痛
大きくありました。
なぜ結果は良くなかったのでしょうか。
まずは、直接覆髄の適応症を一般的なガイドラインとして、日本歯内療法学会とAAEを比較説明され、次いで論文ベースにわかりやすく
ご説明頂いております。
今回出血のコントロールを中心とした論文の代表として、Matsuo1996らの報告を取り上げて頂き、ご解説をしていただきました。
非常に面白い結果となっておりますので、詳細は是非動画内でご確認ください。
臨床症状だけでは、健全歯質の指標にはならないこと、正常であっても歯髄壊死している可能性があること
出血のどこを見ればよいのか、どのような歯髄が保存できるのか
明日からの臨床に直結する内容となっておりますので、今回の動画を参考にしていただき、日々の臨床にご活用頂ければ幸いです。
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