歯髄保存について治療前後のレントゲン写真や口腔内写真などを用いたわかりやすい説明に加え、情報収集において押さえておくべきポイントや参考文献などもご紹介していただいております。明日からの臨床の質が変わり、すぐに役立てる内容が満載となっています。
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滋賀県長浜市で開業されている泉英之先生に『歯髄保存』について講義していただきました。
第1回は「なぜ歯髄保存なのか?」に関する内容です。
泉先生は補綴出身なのですが、GPになりたいという思いからすべての治療を満遍なく勉強されてきました。
そして滋賀県でご開業され、様々な患者様の治療をされているときに、本来であれば、しなくて済む治療をご経験され、
元来の原因を除去しないと、歯の喪失つながると改めてご認識され、メインテナンスに力を入れるようになられました。
理想の歯科医院を求め、泉先生が考える重要なエッセンスをご解説くださっています。
また臨床例では、62歳女性、右下5の根面カリエスを主訴にご来院され、全体的にペリオや他のカリエスもあったので全体的に治療
されました。患者様もメインテナンスにしっかり通院されていたそうですが、9年後右上の歯に破折を認め抜歯になりました。
泉先生のメインテナンス中に抜歯となる理由をご自身で集められ、日本歯科医師会のデータ、Axcellson先生らのデータと
比較されています。非常におもしろい結果となっておりますので是非動画でご確認ください。
歯周病、虫歯の予防は可能ですが、歯根破折は難しく、しかもそのほとんどは無髄歯です。
そのためには歯髄を起こす必要がありますが、実際どの程度無髄歯だと歯を失うか次回以降でご解説いただきます。キーワード:メインテナンス evidence BOP 垂直性骨欠損 水平性骨欠損 歯冠補綴 ペリオ エンド う蝕根面う蝕 修復治療 口腔衛生指導 染め出し PMTC カプランマイヤー曲線 多変量解析 コホート研究 ハザード比 露髄 歯髄腔の石灰化 予後 マイクロスコープ 関節覆髄 直接覆髄 臨床疫学 歯髄温存療法 -
歯髄がない歯がどの程度歯を失いやすいかCaplan2005らの論文を用いてご解説いただくところから始まります。
論文内容の研究抽出方法、方法、結果をわかりやすくご説明してくださっています。
前歯部と臼歯部でどれくらい違うのか、この動画を通じて学ぶことができ、明日からの臨床のご説明に活かせる内容となっています。
神経が残せると臨床がどう違うのか。臨床例を用いて、ご説明してくださっています。
10歳男児、左下が噛むと痛いと主訴にご来院。レントゲンをみると歯髄に達しており、カリエスを除去すると露髄しておりました。
歯髄を保存しにいく場合、様々な問題点があげられていますが、3つ代表的な問題を泉先生が取り上げてくださり、
そして、その問題点に対する対応策をご説明されています。臨床に役立てる内容となっていますので、是非動画をご確認ください。
また講義内容についてお話しをされていますので、今後興味がある治療内容や方法を効率よく学ぶことができます。
泉先生は科学と臨床の両側面から、講義内容をご解説されていますので、論理的に治療内容、機序を学んでいき、
その上で手を動かすときの臨床的なコツ、ポイントをまとめてくださっています。キーワード:メインテナンス evidence BOP 垂直性骨欠損 水平性骨欠損 歯冠補綴 ペリオ エンド う蝕根面う蝕 修復治療 口腔衛生指導 染め出し PMTC カプランマイヤー曲線 多変量解析 コホート研究 ハザード比 露髄 歯髄腔の石灰化 予後 マイクロスコープ 関節覆髄 直接覆髄 臨床疫学 歯髄温存療法 -
先生方は新しい商品が目の前にあるとき、どうやってその商品の情報、内容を調べられますでしょうか。
臨床家にとって重要なのは、情報の信頼度順に優先順位をつけ、それを臨床に活かすことであると先生はご説明されています。
では、情報の信頼度とは何でしょうか。
それは比較と交絡因子が重要となっています。臨床では、中々馴染みがない言葉となっていますが、
この論文は、本当に正しいのかという内的妥当性とこの論文の結果は、他の診療環境でも同じ結果になるのだろうかという外的妥当性
を考えて、比較の質が高いほど情報の信頼度が高いということを、日常の例に準えて、わかりやすくご解説いただきました。
また、臨床ではArtのような側面があり、臨床経験には絶対的な壁がありますが、マイクロスコープは技術の壁を越えるツールとなって
機器でカバーができる時代となりました。
歯髄温存療法は技術に左右され、簡単ではない治療方法であると泉先生は改めてお話をされています。
患者様にきちんと事前に説明を行い、メリットデメリットを十分に話すことが重要となってきます。
次回以降でより詳しい治療内容をチャプター別に解説していただきます。
歯髄保存のために必要な知識、ツールを是非この動画でご確認ください。キーワード:メインテナンス evidence BOP 垂直性骨欠損 水平性骨欠損 歯冠補綴 ペリオ エンド う蝕根面う蝕 修復治療 口腔衛生指導 染め出し PMTC カプランマイヤー曲線 多変量解析 コホート研究 ハザード比 露髄 歯髄腔の石灰化 予後 マイクロスコープ 関節覆髄 直接覆髄 臨床疫学 歯髄温存療法 -
前回に引き続き『歯髄保存』について滋賀県長浜市で開業の泉英之先生に講義していただきました。
歯髄保存において、露髄の大きさや、止血はするのか、材料は何を使えばいいのかなどたくさんのお悩みがあると思いますが、
一番は感染についてではないでしょうか。そして治癒のゴールが見えていれば、治療の成功率が上がるかと思います。
泉先生は、そこで感染を除いたそれ以外のファクターで治癒を考察できるようまずは、外傷歯の臨床例でご説明されております。
まずは、検査が必要ですが、どういう検査を行い、どこから診ていくのか。そしてどのケースが適応なのか。
またご自身での臨床ケースと論文を比較され、露髄の大きさ・受傷からの経過時間で治癒はどうなっていくのか。
さらに組織学的にはどうなっているのか。
非常に興味深い結果となっておりました。
別の臨床例では、便宜的な断髄を行なっているケースをご提示いただきました。
部分矯正と絡めた症例となっており、多くの工夫、思慮がなされていました。また補綴的な要素で抜髄が必要となりそうな症例でも
今回の治療法は、一つのオプションとなりうるので、是非ご参考にしていただきたいと存じます。
また泉先生の治療の勘所もお話しをされていますので、併せてご確認ください。キーワード:止血 コロナルリーケージ 微小漏洩 感染 EPT 歯髄電気診 水酸化カルシウムセメント ダイカル ライフ 化学重合型接着性レジン スーパーボンド 挺出 インプラント 最終修復 歯根膜腔 臨床症状 打診痛 冷水痛 根尖病巣 デンチンブリッジ 可逆性歯髄炎 非可逆性歯髄炎 歯髄壊死 歯冠破折 歯根破折 歯冠歯根破折 陥入 脱臼 亜脱臼 固定 歯根吸収 着色 自発痛 亀裂 歯根膜腔の拡大 骨硬化像 IPC コホート研究 交絡因子 エビデンス 根未完成歯 部分断髄 メタアナリシス 歯髄腔 ラバーダム防湿 根管治療 オッズ比 長期予後 バイタリティ -
前回は感染というファクターを除いたものの治癒を考えてきましたが、今回はう蝕という感染が絡むケースを共有して頂きます。
患者様は24歳、男性左上4に歯髄に達する大きなカリエスを認め所見として、冷水痛はあるものの、打診、自発痛、温痛は認めず、
通常通りの歯髄保存治療を行い、経過良好な予後となりました。反対同名歯も同様のカリエスがあり、同様の治療を行ったところ、
経過は不良でした。その違いはなんだったのでしょうか。臨床症状に僅かな違いがあり、さらに組織学的にその違いを
ご説明いただきました。是非、この差、違いを動画でご確認ください。
泉先生は、歯髄温存に大事なファクターは、感染の有無だけでなく、歯髄のバイタリティというものを挙げられました。
患者様は、同じ14歳男性、前歯部を外傷を主訴にご来院されました。
一人は、亜脱臼のみ。もう一人は、歯冠の破折を伴うケースでした。その結果二人の予後は大きく異なるものとなっていました。
またこの結果を論文と比較し、さらに根未完成歯の場合ではどうかという比較を行いました。
非常にわかりやすく、かつ内容の濃い、歯髄保存における重要なファクターをご解説いただきました。
信頼度の高いメタアナリシスに関しても、文献ベースでは、高いバイアスがかかっている可能性についてもご説明頂きました。
明日からの臨床に是非こちらの動画をご参考ください。キーワード:止血 コロナルリーケージ 微小漏洩 感染 EPT 歯髄電気診 水酸化カルシウムセメント ダイカル ライフ 化学重合型接着性レジン スーパーボンド 挺出 インプラント 最終修復 歯根膜腔 臨床症状 打診痛 冷水痛 根尖病巣 デンチンブリッジ 可逆性歯髄炎 非可逆性歯髄炎 歯髄壊死 歯冠破折 歯根破折 歯冠歯根破折 陥入 脱臼 亜脱臼 固定 歯根吸収 着色 自発痛 亀裂 歯根膜腔の拡大 骨硬化像 IPC コホート研究 交絡因子 エビデンス 根未完成歯 部分断髄 メタアナリシス 歯髄腔 ラバーダム防湿 根管治療 オッズ比 長期予後 バイタリティ -
今回は歯髄の治癒の原則から泉先生にご解説いただいております。
まずは、前回ご説明していただいた、感染の程度と歯髄のバイタリティが歯髄保存の予後に大きく左右することについて復習
していきます。こちらは短期予後のもので、前回の動画をぜひご参照ください。
臨床症例は12歳男児、前歯を外傷で受診されました。右上1は歯冠破折、左上1は唇側は歯冠、口蓋側は歯根破折を起こしていました。
処置内容は同じでしたが、予後に違いがでました。前回同様トラウマガイドのサイトで治療方針について確認していきます。
なぜ、異なる予後となったのでしょうか。動画で是非ご確認ください。
論文でなぜ起きたのかを調べたものはありますが、残念ながらエビデンスレベルは低いものでした。そこで重要になるのは
観察研究です。今回はMenteら2014のコホート研究を参考としています。
泉先生に内容を説明して頂いたことと同時に論文の読み解き方についても言及されておりますので、とてもわかりやすい講義となって
います。どこに差があるとどのくらい予後に影響を及ぼすのか、こちらも動画でご確認ください。
長期予後に影響するものは何か。それが先生のご提示してくださった症例に繋がってきます。
治癒の原則がわかれば、治療のゴールがみえてくると説明してくださっているので、是非動画をご確認ください。キーワード:コロナルリーケージ ラバーダム防湿 根管治療 長期予後 バイタリティ -
歯髄温存治療で目指すゴールがわかれば、治る歯髄をいかに見極めるかということで、まず歯髄の診断からご解説いただきました。
12歳女児、臨床症状は全て正常範囲内、レントゲンにてインレー下に透過像を認める状態でした。
カリエスを検知液にて確認しながら除去を行い、露髄した部分からは、出血はわずかに滲む程度の出血でした。
通法通り処置を行いMTAセンメントを貼き、仮封セメントにて処置を終えましたが、経過3ヶ月後、咬合痛を主訴に再来、打診痛
大きくありました。
なぜ結果は良くなかったのでしょうか。
まずは、直接覆髄の適応症を一般的なガイドラインとして、日本歯内療法学会とAAEを比較説明され、次いで論文ベースにわかりやすく
ご説明頂いております。
今回出血のコントロールを中心とした論文の代表として、Matsuo1996らの報告を取り上げて頂き、ご解説をしていただきました。
非常に面白い結果となっておりますので、詳細は是非動画内でご確認ください。
臨床症状だけでは、健全歯質の指標にはならないこと、正常であっても歯髄壊死している可能性があること
出血のどこを見ればよいのか、どのような歯髄が保存できるのか
明日からの臨床に直結する内容となっておりますので、今回の動画を参考にしていただき、日々の臨床にご活用頂ければ幸いです。キーワード:根尖病変 咬合痛 打診痛 止血 出血時間 炎症 根尖部透過像 細菌感染 歯髄壊死 歯髄診断 軟化象牙質 硬貨象牙質 抜髄 ランダム化比較試験 コホート研究 システマティックレビュー ナラティブレビュー MTA 冠部歯髄 根部歯髄 歯根膜腔の拡大 細菌染色 H-E染色 -
今回もタイトルの通り非常に興味深く、内容の濃い講演動画となっております。
症例は27歳男性、右下6の詰め物が取れたと来院。前回同様臨床症状はありません。
レントゲンを見ると近心根の根尖部に炎症を認めるような所見がありました。
抜髄のことも頭に入れながら治療を進められ、出血のコントロールをきっちり行い、その下の歯髄の状態を確認していきます。
その際に重要な診査がありますので、そのポイントとともに是非動画でご確認ください。
今回は、理由があり断髄となりました。2年後の経過も良好です。
前回では、臨床症状だけでは、健全歯質の指標とならないことをご解説いただいておりますが、今回は炎症の強さだけでは、保存
可否の指標とならないことをご説明していただいております。
どのように歯髄が壊死していくのか、炎症がどのように広がるのか。Ricucciらの論文を中心に、歯髄の炎症の広がり方をわかりやすく
ご解説していただいておりますので、過去の考え方との違いがよく学ぶことができます。そして、根尖周囲に炎症所見を認めるのに
断髄がなぜ上手く行くかをYamasaki1994らの報告をもとにご説明していただきました。
治る歯髄を見極めるために、必要な情報を惜しげなく開示してくださっていますので、是非動画で内容をご確認ください。キーワード:根尖病変 咬合痛 打診痛 止血 出血時間 炎症 根尖部透過像 細菌感染 歯髄壊死 歯髄診断 軟化象牙質 硬貨象牙質 抜髄 ランダム化比較試験 コホート研究 システマティックレビュー ナラティブレビュー MTA 冠部歯髄 根部歯髄 歯根膜腔の拡大 細菌染色 H-E染色 -
前回の続きとなります。先生方が一番興味深い、どうしたら治る歯髄、治らない歯髄を見極めることができるのかご解説頂きました。
臨床的に細菌の有無を確認することは不可能なので、臨床的に歯髄壊死の範囲をどのように見極めるかがポイントであると
泉先生はお話されていました。easyなケースに関しては、マイクロを使用することで容易に判別することは見た目でも可能です。
では、それ以外のケースはいかがでしょうか。そして、その判別ができるようになるために、普段の診療で意識した方がよい
ポイントや訓練方法についてご説明いただきました、是非動画で、内容をご確認ください。
またケースを用いての解説もしていただきました。
22歳女性、臨床症状が全くなく。cold testも+、レントゲン所見では、歯髄にかかるか、かからないかのカリエスの大きさでした。
この当時、先生は間接覆髄を選択され、6ヶ月後リエントリーされました。中は非常に綺麗な状態でしたが、咬合痛があるとのことで
歯髄を確認されました。どのような所見が考えられるでしょうか。
また挺出歯や外傷歯などの抜髄される時の所見とその症例との比較をされていました。非常に興味深い内容となっております。
どのような検査、所見をみればよいのか、動画でわかりやすくご解説いただいております。
是非明日からの臨床にお役立てください。 -
Vital pulp therapyのガイドラインとしてRiccui 2019らが報告している基準について、泉先生にご解説いただきました。
マイクロスコープを用いて、注意深く観察を行い、露髄した歯髄とその周囲を分析した結果とその術式についての内容となって
おります。
今回の内容は泉先生が考える、歯髄そのものからの出血と歯髄の連続性について、中心にご説明していただきました。
露髄した歯髄の何を見て、どう判断するか?ここが治る歯髄治らない歯髄を見極めるポイントです。
泉先生が現在考えられている正常な臨床所見と、考えられる組織学所見とを比較検討を行い、さらにその所見と異常所見を比較検討
されていました。
論文にはありませんが、泉先生が考えられている組織学的所見をシェーマとして作成され、ご説明されているので非常にわかりやすい
内容となっています。
また、泉先生が日々臨床で行われている診療内容を惜しげなく披露され、良い結果、良くなかった結果をまとめておられますので
普段臨床でお悩みになられている先生方にとって、非常に有益と思われる動画内容となっております。
今回のチャプターで推奨される書籍についても言及してくださっていますので、より深く学術的知識を得るのにも最適な動画となって
いますので、是非ご参照ください。キーワード:年齢 止血 感染 歯髄壊死 う蝕 エアブロー マイクロスコープ 炎症 不可逆性歯髄炎 生活歯 失活歯 色調 象牙質 歯髄の連続性 壊死層 炎症層 Ricucci クロルヘキシジン 次亜塩素酸ナトリウム 消毒剤 -
今回は歯髄の診断Part2ということで、前回の復習から始まります。
通常検査や診断を行い、ステップごと理解を深めますが、前回ではより理解を深めるため、先だって、露髄した歯髄の所見の何を見て
どう判断するかをお話し頂きました。
今回は見えない歯髄をどう判断するかを中心にご講演いただきました。
歯髄の検査方法は種々あります。ただし検査によっては、例え反応がない場合でも必ず失活していると言い切ることは難しく、
複合的な診査、判断が求められ、教科書にさえScienceな要素とは別に、直感なども関係するArtの要素も加わると記載があります。
これでは、臨床で困ることも多くなってしまうため、必要な知識として臨床疫学を学ぶ必要があります。
臨床疫学は数字で示せることが非常に重要です。
臨床疫学では、感度や特異度など、臨床では中々聞きなれない言葉もありますが、泉先生がわかりやすく、ていねいに、どのように
臨床と密接しているかをご説明されています。この理解を深めることが正しい診断を導く鍵となりますので、是非ご覧ください。
今回の講義はどのような検査が信頼でき、どこに重きをおけばよいか、明日の臨床のヒントとなる内容となっております。
是非動画をご確認ください。 -
前回の講義の続きで検査前確率により検査の的中率が変わることからお話していただきました。
検査を使いこなすのに、非常に重要な内容となっておりまして、検査前確率、検査後確率を知っている、知っていないで
泉先生は、日々の臨床における検査内容の結果の価値が変わってくることを強調され、状況によって検査内容を誤ってしまうと
逆に診断を難しくさせてしまうこともあるとおっしゃっています。
実際には適切な時期に、適切な検査を行うことが重要で、どこを評価すれば検査前確率から歯髄壊死している確率を高められるのか
その内容を詳しくご解説いただいております。
情報収集として自発痛、温度刺激痛、咬合痛、エックス線写真、治療の既往などを合理的に考え、経験のある先生とまだ経験の浅い
先生との診断力の差を埋められるように、感度、特異度をまとめた論文をベースにエビデンスを持って説明してくださっているので
明日からの臨床に役立つ内容となっています。
検査前確率が臨床において重要であるかをご理解していただうえで、次のStep2である歯髄検査の説明に移行していきます。
泉先生が、どのタイミングでCold test を行い、どのようなときにEPTを用いているのか、それぞれの検査の特性を活かし、
臨床にエビデンスを持って診断されているポイントを余すことなくお話してくださっています。
明日の臨床に是非お役立てください。キーワード:EPT 歯髄壊死 失活歯 生活歯 根尖病巣 臨床症状 咬合痛 口腔内所見 抜髄 出血 疼痛 健全歯髄 感度 特異度 陽性反応的中率 陰性反応的中率 有病率 検査前確率 尤度比 ゴールドスタンダード 参照基準 偽陽性 偽陰性 検査後確率 可逆性歯髄炎 不可逆性歯髄炎 エビデンス システマティックレビュー 視診 組織学検査 意図的露髄 -
今回から、う蝕除去のパートに入っていきます。
何を基準にどのようにう蝕を除去するのが良いのか、毎日の臨床で欠かせない判断の一つを丁寧にご解説していただきました。
象牙質う蝕を除去するには種々方法があります。レーザーを使用する、う蝕検知液を用いて確認する、あるいは硬さを基準に治療を
行う、カリソルブを使用する、など多く挙げられます。
そこでまずは、う蝕除去方法の違いで結果がどう変わるのか。論文を用いてご説明いただきました。
う蝕象牙質の分類では、過去Furrerや総山らが分類されたものがありますが、現在Riccuciらが報告している論文によると健全象牙細管
を通じて細菌は侵入するため、細菌学的に現在では分類分けができないとしているのが、潮流となっております。
チェアータイムや対費用効果など考慮し、う蝕検知液と硬さを中心に論文を探しますが、現在では、歯髄保存の観点から見ると
望ましいものがないため、接着という視点から様々考察していただきました。日常で染め出しに使用されるカリエスチェック、カリエス
ディテクターを使用する際に気をつけなければならないことは何でしょうか。違いは何にあるのでしょうか。
またなぜ、日本では使用頻度が多く、海外では少ないのでしょうか。
明日の臨床に役立つ内容が満載となっております。ぜひ動画をご確認ください。キーワード:カリエスチェック カリエスディテクター スプーンエキスカ カリソルブ 露髄 間接覆髄 直接覆髄 根管治療 細菌感染 微小引張試験 カーバイトバー 探針 切削効率 -
前回の続きです。
論蝕検知液を用いた時、どこが染まりやすいのかという論文の結果と実際泉先生の臨床を比較し、その結果を確認して頂きました。
まず、う蝕検知液(カリエスチェック)を使用する際、何を染め出しているのでしょうか。臨床でう蝕を除去していると象牙質が
黒く着色していることがあります。その際カリエスチェックで染め出しの確認は可能でしょうか。
何を基準としてう蝕除去を行なっていけばよいか、泉先生がわかりやす動画でご説明されています。
今回、泉先生は、硬さを基準に健全象牙質を様々な器具、条件の元、切削する実験を行いました。
治療前に、臨床で使用する器具の特性、使用する条件を確認しておくことは非常に重要であるとご解説いただいております。
条件、設定をしっかりと確認したあと、泉先生が臨床で治療されている症例を動画でご提示いただきました。
う蝕除去の流れがきちんと抑えてあれば、非常に綺麗な流れで、効率よく治療を進めることができます。
う蝕除去のゴールをしっかりと設定し、う蝕除去方法を明確にしておくことで、明日からの臨床に役立てる内容となっております。
今回の動画で是非、う蝕除去についてコンプリートしていただけますと幸いです。キーワード:カリエスチェック カリエスディテクター スプーンエキスカ カリソルブ 露髄 間接覆髄 直接覆髄 根管治療 細菌感染 微小引張試験 カーバイトバー 探針 切削効率 -
泉英之先生による『治る歯髄 治らない歯髄』の講義「間接覆髄」です。
今回は、露髄させない治療として間接覆髄のご解説を頂きました。現在、泉先生の臨床においてその数は減少しておりますが、
ケースを選定されて行われています。環境として、マイクロスコープがない、もしくは直接覆髄の成功率に悩んでいる
先生方にとって、必見な内容となっております。
間接覆髄を行うにあたり様々な疑問があります。歯はどこまで削ればよいでしょうか。残存させたう蝕は硬化するのでしょうか。
軟化象牙質が硬化する仕組みは何でしょうか。第三象牙質によるものでしょうか。
まず、ステップワイズエキスカベーションとシールドレーションの違いを言葉の定義からわかりやすくご説明いただき、
う蝕象牙質の石灰化について理解を深めるため、Fusayamaら1970の論文を参考に、修復物、刺激と歯髄に関する組織反応
について考察していただきました。
貼薬剤を変えれば、解決するのでしょうか。動画でご確認ください。
講義内容が非常にわかりやすく、間接覆髄を成功させるためのkey pointをしっかり抑えることができるので、治療の成功率を
上げることができ、その治療を自信を持って行っていただける内容となっております。
是非動画をご覧ください。キーワード:in vivo 第三象牙質 う蝕象牙質 硬貨象牙質 マイクロリーケージ ダイカル 水酸化カルシウム製剤 象牙芽細胞 マイクロスコープ 歯髄壊死 う蝕除去 う蝕第二層 う蝕第一層 う蝕検知液 コントラ タービン エキスカ テンポラリーセメント リエントリー -
前回に引き続き、間接覆髄であるステップワイズエキスカベーションについてご説明いただいております。前回までの講義内容から
組織学的エビデンスを元に、そのゴールを定義しておりますので、そこを参考に適応症を判断していきます。
こちらを見誤ると、極端に成功率が下がってしまいますので、内容をぜひご確認ください。
次に、象牙質の治癒と歯髄の治癒は必ずしも一致するわけではないので、象牙質と分けて歯髄に関してご解説いただきました。
間接覆髄の論文を紐解いて頂きますと、直接覆髄と比較して、成功率が高いことがわかります。その理由はなぜでしょうか。
泉先生の臨床例を参考にして、ご説明して頂きました。
泉先生が臨床で使用している薬材についても言及しており、何を使用した方がよいか、なぜそれを使うか。また仮封材は何を、
期間はどれくらいおけばよいのか、リエントリーは必要なのか、最終修復は何をすればよいのか。
関わる疑問の全てに回答いただいております。
参考となるのは、Malts Mら2012のランダム比較化試験の論文で、この内容でステップワイズエキスカベーションと
シールドレストレーションを比較し、上記の質問に対して、疑問を解決していただきました。
是非動画をご確認ください。キーワード:in vivo 第三象牙質 う蝕象牙質 硬貨象牙質 マイクロリーケージ ダイカル 水酸化カルシウム製剤 象牙芽細胞 マイクロスコープ 歯髄壊死 う蝕除去 う蝕第二層 う蝕第一層 う蝕検知液 コントラ タービン エキスカ テンポラリーセメント リエントリー -
前回までの間接覆髄の方法をふまえ、泉先生に術式のポイントをまとめていただきました。
う蝕を取り除くことは大事ですが、いかにマイクロリーゲージを考慮できるか、その重要性について是非動画をご覧ください。
今回は臨床において、治療に非常に悩むであろう根面カリエス、しかも特にカリエスが深い症例をご提示していただきました。
患者様は38歳、女性、検診を主訴にして来院され、左上6遠心に根面カリエスを認めました。
完全なう蝕を除去を目指すべきか、シールドレストレーションでいく方がいいのか。今回のケースでは、患歯がvirgin toothということ
臨床症状もなく、歯髄壊死を起こしている可能性も低く、完全なう蝕除去を行うと抜髄になっていまうことが考えられたため
泉先生は、シールドレストレーションを選択し、修復をインレーにするのか、レジン修復とするのか検討し、最終的にレジン修復
を選択とされました。
コンタクト直下のカリエス除去を行うため、まず部分矯正を行い、左上67間にスペースを作り、マイクロ下にて治療が行われました。
実際の治療が行われている動画がありますので、今回の動画を是非日常臨床の一つの選択肢として是非ご覧ください。
間接覆髄のメリット、デメリット患者様への説明方法など疑問をわかりやすく、泉先生にご解説いただきました。キーワード:in vivo 第三象牙質 う蝕象牙質 硬貨象牙質 マイクロリーケージ ダイカル 水酸化カルシウム製剤 象牙芽細胞 マイクロスコープ 歯髄壊死 う蝕除去 う蝕第二層 う蝕第一層 う蝕検知液 コントラ タービン エキスカ テンポラリーセメント リエントリ -
泉英之先生による『治る歯髄 治らない歯髄』の講義「直接覆髄1」です。
日々臨床現場に立っていると、う蝕が歯髄に到達している症例に出会ってしまいます。
失活歯髄であれば何の問題もなく感染根管治療を選択しますが、生活歯髄である場合、抜髄を選択すべきかどうか。
歯科医師であれば、一度はこの問題に直面したことがあると思います。
今回は感染を起こした生活歯髄を、断髄によって保存する場合について講義していただきました。
断髄を行う上で重要な適応症や、断髄のメリットについて、実際の症例や研究結果などを基に詳しく解説。
その他にも断髄後に起る石灰化や、クラックが生じた歯牙に対する断髄などの応用編も講義内容に含まれておりますので、ぜひご覧ください。
キーワード:排膿 部分断髄 歯頸部断髄 排膿 EPT 冠部歯髄 マイクロリーケージ オーバートリートメント サイナストラクト 歯根吸収 根未完成歯 コールドテスト マイクロスコープ 象牙芽細胞 アポトーシス 歯髄結合組織 炎症性メディエーター サイトカイン 活性酸素 -
泉英之先生による『治る歯髄 治らない歯髄』の講義「直接覆髄1」です。
日々臨床現場に立っていると、う蝕が歯髄に到達している症例に出会ってしまいます。
失活歯髄であれば何の問題もなく感染根管治療を選択しますが、生活歯髄である場合、抜髄を選択すべきかどうか。
歯科医師であれば、一度はこの問題に直面したことがあると思います。
今回は感染を起こした生活歯髄を、断髄によって保存する場合について講義していただきました。
断髄を行う上で重要な適応症や、断髄のメリットについて、実際の症例や研究結果などを基に詳しく解説。
その他にも断髄後に起る石灰化や、クラックが生じた歯牙に対する断髄などの応用編も講義内容に含まれておりますので、ぜひご覧ください。
キーワード:排膿 部分断髄 歯頸部断髄 排膿 EPT 冠部歯髄 マイクロリーケージ オーバートリートメント サイナストラクト 歯根吸収 根未完成歯 コールドテスト マイクロスコープ 象牙芽細胞 アポトーシス 歯髄結合組織 炎症性メディエーター サイトカイン 活性酸素 -
泉英之先生による『治る歯髄 治らない歯髄』の講義「直接覆髄1」です。
日々臨床現場に立っていると、う蝕が歯髄に到達している症例に出会ってしまいます。
失活歯髄であれば何の問題もなく感染根管治療を選択しますが、生活歯髄である場合、抜髄を選択すべきかどうか。
歯科医師であれば、一度はこの問題に直面したことがあると思います。
今回は感染を起こした生活歯髄を、断髄によって保存する場合について講義していただきました。
断髄を行う上で重要な適応症や、断髄のメリットについて、実際の症例や研究結果などを基に詳しく解説。
その他にも断髄後に起る石灰化や、クラックが生じた歯牙に対する断髄などの応用編も講義内容に含まれておりますので、ぜひご覧ください。
キーワード:排膿 部分断髄 歯頸部断髄 排膿 EPT 冠部歯髄 マイクロリーケージ オーバートリートメント サイナストラクト 歯根吸収 根未完成歯 コールドテスト マイクロスコープ 象牙芽細胞 アポトーシス 歯髄結合組織 炎症性メディエーター サイトカイン 活性酸素 -
泉英之先生による『治る歯髄 治らない歯髄』の講義「直接覆髄2」です。
露髄をしている症例に対して、直接覆髄や断髄といった治療法を選択した場合に「どの程度の露髄であれば予後に影響が出ないか」、「どんな材料を選択すれば良いのか」といった問題に直面した経験はありませんか。
今回はそんな疑問に泉英之先生がお答えくださいました。
露髄の大きさと予後との関係、どのような覆髄材が良いのか。それぞれの覆髄材のついての詳しい解説や、覆髄の成功率などについてもお話しいただいております。
泉先生の貴重な経験に基づいたお話しに加え、論文・研究結果なども用いて徹底解説。日々の臨床に非常に役立つ内容となっておりますので、ぜひご視聴ください。
キーワード:マイクロリーケージ リーク マージン 髄腔内麻酔 次亜塩素酸ナトリウム 生理食塩水 プラセボ効果 プロルートMTA 酸化ビスマス ビタペックス デンチンブリッジ 象牙細管 象牙芽細胞 コラーゲン繊維 第三象牙質 反応象牙質 修復象牙質 線維芽細胞 瘢痕組織 ステップワイズ シールドレストレーション -
泉英之先生による『治る歯髄 治らない歯髄』の講義「直接覆髄2」です。
露髄をしている症例に対して、直接覆髄や断髄といった治療法を選択した場合に「どの程度の露髄であれば予後に影響が出ないか」、「どんな材料を選択すれば良いのか」といった問題に直面した経験はありませんか。
今回はそんな疑問に泉英之先生がお答えくださいました。
露髄の大きさと予後との関係、どのような覆髄材が良いのか。それぞれの覆髄材のついての詳しい解説や、覆髄の成功率などについてもお話しいただいております。
泉先生の貴重な経験に基づいたお話しに加え、論文・研究結果なども用いて徹底解説。日々の臨床に非常に役立つ内容となっておりますので、ぜひご視聴ください。
キーワード:マイクロリーケージ リーク マージン 髄腔内麻酔 次亜塩素酸ナトリウム 生理食塩水 プラセボ効果 プロルートMTA 酸化ビスマス ビタペックス デンチンブリッジ 象牙細管 象牙芽細胞 コラーゲン繊維 第三象牙質 反応象牙質 修復象牙質 線維芽細胞 瘢痕組織 ステップワイズ シールドレストレーション -
泉英之先生による『治る歯髄 治らない歯髄』の講義「直接覆髄2」です。
露髄をしている症例に対して、直接覆髄や断髄といった治療法を選択した場合に「どの程度の露髄であれば予後に影響が出ないか」、「どんな材料を選択すれば良いのか」といった問題に直面した経験はありませんか。
今回はそんな疑問に泉英之先生がお答えくださいました。
露髄の大きさと予後との関係、どのような覆髄材が良いのか。それぞれの覆髄材のついての詳しい解説や、覆髄の成功率などについてもお話しいただいております。
泉先生の貴重な経験に基づいたお話しに加え、論文・研究結果なども用いて徹底解説。日々の臨床に非常に役立つ内容となっておりますので、ぜひご視聴ください。
キーワード:マイクロリーケージ リーク マージン 髄腔内麻酔 次亜塩素酸ナトリウム 生理食塩水 プラセボ効果 プロルートMTA 酸化ビスマス ビタペックス デンチンブリッジ 象牙細管 象牙芽細胞 コラーゲン繊維 第三象牙質 反応象牙質 修復象牙質 線維芽細胞 瘢痕組織 ステップワイズ シールドレストレーション -
泉英之先生による『治る歯髄 治らない歯髄』の講義「最終修復」です。
今までのプレゼンテーションでは、直接覆髄や間接覆髄、そして断髄、抜髄についてさまざまな視点から講義をしていただきました。今回はその最終段階である最終修復のプレゼンテーションです。
治療失敗の原因となるマイクロリーケージに影響を与える要素や、修復材料ごとの術式など詳しく解説くださいました。実際に使用している材料についてもご紹介いただいていますので、すぐに臨床に役立つ内容となっています。
全11回にわたるこれまでの講義、ぜひ最後までご覧ください。
キーワード:マイクロリーケージ 歯髄炎 歯髄壊死 EPT ボンディング材 バイタリティ 感染 歯髄の石灰化 歯根破折 無髄歯 メインテナンス
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