＊2021年5月16日にLIVE配信された講演の内容です。

長谷剛志先生による、訪問診療で伝える！使える！高齢者「口腔ケア」の道しるべの講義です。

訪問診療の中で高齢者へ対する口腔ケアを行う場が増えてきていますが、やみくもにお口の中をきれいにするだけでは効果が分からず、自身やスタッフ、介助者の疲弊につながるだけになってしまいます。本講義では効果的に口腔ケアを行い結果を出すために大切なポイントを、道しるべとして教えていただきました。

訪問診療を行う予定がある、口腔ケアをすでに行っているが、なかなか結果が出ず困っているという先生におすすめの内容です。

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【#2 口腔自浄サイクルと口腔衛生環境・誤嚥性肺炎】
口腔ケアをするにあたって、患者様自身の口腔自浄作用のサイクルはそれぞれ違います。そのため口腔ケアの評価のタイミングを記載して、口腔自浄のサイクルを把握することが大切です。サイクルを知ることで効果的に口腔ケアを行い、お口の中をきれいにして誤嚥性肺炎を防げるためです。

#2では口腔自浄サイクルや、そもそも誤嚥性肺炎とは何かについて、ニューイングランドジャーナルをもとに解説していただきます。

キーワード：口腔廃用　萎縮　唾液　不顕性誤嚥　喀痰　嚥下反射　粘液線毛運動　口腔咽頭常在菌　咳嗽反射　Mendelson症候群　胃酸　びまん性嚥下性細気管支炎　栄養　体力　免疫