Doctorbook academy

    • 00:19 〜 歯科業界のデジタルデンティストリーの進歩
    • 01:46 〜 矯正治療におけるハイテク応用
    • 02:43 〜 GPが手掛けて良いかの見極めについて
    • 03:28 〜 アライナー矯正の種類について(クリアコレクト)
    • 05:57 〜 クリアコレクトの症例解説(ケース1)
    • 06:45 〜 GPが手掛けてよい症例かの見極め
    • 09:10 〜 推奨する症例
    • 10:30 〜 具体的な症例の解説
    • 12:54 〜 申請の流れ
  • 今回は、インプラント臨床研究会の田中譲治先生にアライナー矯正について詳しく解説いただきました。
    アライナー矯正導入に関するノウハウをおしみなく解説いただいているので、とても参考になる講義といえるでしょう。
    アライナー矯正はその特殊性から素晴らしい治療法である反面、押さえておくべき大切な事項があります。

    最初に、アライナー矯正の基本的な情報について解説いただきました。
    田中先生は、アライナー矯正最大のメリットは「通常通りのブラッシングが可能な点」と述べられています。
    アライナー矯正の中でも、田中先生が採用している「クリアコレクト」は、トリムラインが異なることが大きな特徴です。
    歯肉ラインから2ミリオーバーした形状や独自の素材は、他のアライナー矯正よりも強い矯正力を発揮することが分かります。
    実際にクリアコレクトで矯正治療を行った、39歳女性、主訴は正中離開、26インプラント埋入の症例を参考に解説いただきました。
    従来ではラミネートべニアなどを用いて治療していた解離部分も、約4カ月できれいな歯列へ整っていることが分かります。
    矯正治療中の負担も少なく、非常に優れた矯正力を発揮しているため、積極的に取り入れている治療法のひとつです。
    しかし、臨床医が最も気になるのは「GPが手掛けて良い症例かの見極め」ではないでしょうか。

    ここからの解説は、常盤先生へとバトンタッチしてアライナー矯正の症例見極めについて詳しい解説をいただきます。
    クリアコレクトの特徴は「メタルフリー」「非抜歯症例に適している」「自己管理の徹底」です。
    歯を動かす量の多い症例には適しておらず、クリアコレクトの選択基準を大きく6つの症例に分けて解説いただきました。
    アライナー矯正の特性をきちんと説明した上で、患者様に治療へ協力していただくことが大切です

    次に「どのような症例に手をつければよいのか」という、具体的な解説をいただきました。
    先ほど田中先生が解説した正中離開など、ソーシャルシックスといわれる前歯に特化した症例に適していると述べられています。
    アライナー矯正は、術前にセットアップを行うので、まずはセットアップを行ってから判断するのも有効な手段であることが学べます。

    続いて、再び田中先生に交代し、クリアコレクトで矯正治療を行う流れについて詳しい解説をいただきました。
    実際に申請を行う際の画面を用いているので、非常に分かりやすく導入後のイメージがしやすい内容です。
    矯正を成功させるためにはセットアップの確認が非常に重要で、納得いくまで修正を行う必要があると強調されています。

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