気道を考慮した歯科医療とは|飯田 啓介先生 #1
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*2022年8月8日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。
成人における睡眠呼吸障害の原因とその診査診断、治療法について学ぶことができる動画です。
Airway Dentistryと聞くとどのようなイメージを持たれるでしょうか。
歯科ができることは自覚症状がある患者様を医科に紹介し、必要ならアプライアンスを作製するだけだと思っていませんか?
まずはなぜAirwayを学ぶ必要があるのか、歯科治療の目的についてお話していただきました。
次に睡眠呼吸障害とは何か、閉塞性睡眠時無呼吸症候群のメカニズムとその危険性について解説していただきました。
閉塞性睡眠時無呼吸症候群は全身の様々な疾患と関係があると言われています。
閉塞性睡眠時無呼吸症候群患者の追跡調査で得られた生存率との関係についてエビデンスをもとに教えていただきました。
なぜ歯科で閉塞性睡眠時無呼吸症候群の患者を見つけやすいのでしょうか。
肥満や鼻呼吸といった特徴はよく知られていますが、その他にも口腔内に多くの兆候をみることができます。
閉塞性睡眠時無呼吸症候群患者を見つけるために顔貌、口腔内のどのような点に着目していけばいいのか教えていただきました。
そして最近ではCBCTを日常臨床において撮影することが多いと思います。
CBCTでも気道について診断することができるそうです。
CBCTを用いた気道の見方、視診の仕方、問診の信頼性や睡眠呼吸検査について解説していただきました。
次に睡眠呼吸障害の治療を原因療法、対症療法に分けて教えていただきました。
原因療法は侵襲的な処置も多く、まずは対症療法が選択されることが多いそうです。
対症療法としてよく咬合を挙上しかつ下顎前方位をとらせるような口腔内装置(アプライアンス)が用いられます。
これは患者にとって不快感が大きく使用できない方も多くいらっしゃいます。
不快感を軽減するため先生はテンポラリーのアプライアンスを用いて段階的に最適な下顎位を確認しているそうです。
テンポラリーのアプライアンスを用いた治療ステップであるシアトルプロトコールについて教えていただきました。
最後にアプライアンスを用いて睡眠呼吸障害が改善した症例を見ていただきます。
臨床にAirway Dentistryの考え方を取り入れていきたいとお考えの先生方に見ていただきたい動画です。
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