根分岐部病変の分類と施術時に使用するインスツルメント #1
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- 27,500円〜(税込) (D+会員 22,000円〜(税込))
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*2022年7月⑳日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。
今回は、歯周病専門医でも難題となる「根分岐部病変」に注目し、解説を進めていただきました。
根分岐部へ病変が見つかったときに、どのようにアプローチしていくのか、どのような工夫が必要なのかが分かる講義となっております。
診査方法やどのような解剖学的な点を理解して治療を進めればよいのかなど、具体的な内容を分かりやすく解説いただきました。
まずは、歯周疾患によって引き起こされる症例の分類からはじまります。
大きく3つに分けられ「垂直性骨欠損」「水平性骨欠損」「分岐部病変」があります。
分岐部病変の中でも、以下の4つのテーマについて解説いただきました。- 1.Classification(分類)
- 2.Prognosis(予後)
- 3.Examinations(診査)
- 4.Anatomic factors(解剖学的因子)
Classification(分類)とPrognosis(予後)の解説からはじまります。
根分岐部病変を持つ歯の11年後の喪失率を見ている論文を2つご紹介いただきました。
2017年の論文では、根分岐部病変は歯の予後を不良にする因子のひとつであることが分かります。
2014年の論文では、分岐部病変を持つ歯は、抜歯や分割する前に再生療法などを用いた治療が大切であることが分かります。
次に、分岐部病変で難しい項目であるExaminations(診査)の解説です。
中でも難しいのは上顎の近心の分岐部であり、口蓋側からしか行えません。
根分岐部診査で大切なことは、常に疑いながらできるだけ早い段階で見つけ出すことであると述べられました。
上顎第一小臼歯のルートトランクの平均値は約7ミリで、この部分のポケットが7ミリ以上の場合は分岐部病変である可能性が高まります。
この平均値を覚えておくことで、診査を行う際に素早く分岐部病変を発見できるのではないでしょうか。
最後に、Anatomic factors(解剖学的因子)の解説です。
大きく6つの項目に分けて、それぞれの平均値などを提示しながら詳しい解説を行っていただきました。
動画や器具の写真を用いて実際の清掃の様子などを解説いただいており、日々の臨床の参考になるのではないでしょうか。
さらに、分岐部内をどのように清掃すればよいのかを研究した論文をご紹介いただいております。 - 1.Classification(分類)
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