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スペシャル
2022年11月9日(水) 公開

下顎頬側DegreeⅡ症例・垂直性骨欠損を伴う症例 #2

価格
27,500円〜(税込) (D+会員 22,000円〜(税込))
付与ポイント
1% (通常:250pt〜 D+会員:200pt〜)
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    • 00:19 〜 分岐部病変の再生療法に関する症例1
    • 09:48 〜 分岐部病変の再生療法に関する症例2
    • 15:42 〜 Q1.根分岐骨欠損に再生療法を施す場合、歯に歯肉便を均一に密着させることが重要であるが、どのような点に注意が必要か
    • 16:33 〜 Q2.垂直性骨欠損が認められる歯肉部の両隣接歯が天然歯の場合、歯間乳頭部の切開はどのように行っていますか
    • 17:04 〜 Q3.口蓋側へ縦切開を入れることにより、口蓋動脈の側枝を傷つけてしまわないか心配です。
  • *2022年7月⑳日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。              


    今回は、前回に引き続き「分岐部病変の再生療法」について解説いただきました。

    最初に、下顎の頬側2度の、分岐部病変に対する再生療法の症例を解説いただきました。
    53歳女性、ステージ3・グレードBの歯周炎を患っている方です。
    歯周検査中の動画によると、左下6番に出血・排膿を伴う非常に深いポケットがあることが分かります。
    しかし、2度の分岐部病変でも隣在の骨がしっかりしている場合は、アプローチしていくと述べられました。
    どのようなフラップデザインで治療を進めるのか、細かい図を用いて分かりやすく解説いただきました
    また、骨補填剤を充填する際は、少し多めに充填すると完全閉鎖しやすいのではという臨床的な実感をお話くださいました。

    次に、分岐部病変を水平的な骨欠損だけでなく、垂直的な観点も合わせて診査した方がいいのではというテーマでお話いただきました。
    たとえば、下顎の6番で垂直性欠損が起こり徐々に深くなることで、分岐部病変が併発することが多いです。
    また、垂直性欠損の深さによって同じ2度でも予後が違うのではないのか?という研究もされています。

    次に、近心に垂直性欠損が見られ、ステージ3、グレードC、進行が速いタイプの症例です。
    このような場合、近心の垂直性欠損に対して行う再生療法の術式と、分岐部に対する術式を合わせてアプローチすることが大切です。
    フラップデザインも分かりやすい図を用いながら、具体的な方法と工夫について解説いただきました。
    術中の動画も準備いただき、臨床のイメージがしやすい講義となっているでしょう。

    最後は、これまでの講義を通して先生方からの質問に答えていただく時間を設けました。

    • Q.1、根分岐骨欠損に再生療法を施す場合、歯に歯肉便を均一に密着させることが重要であるが、どのような点に注意が必要か
    • Q.2、垂直性骨欠損が認められる歯肉部の両隣接歯が天然歯の場合、歯間乳頭部の切開はどのように行っていますか
    • Q.3、口蓋側へ縦切開を入れることにより、口蓋動脈の側枝を傷つけてしまわないか心配です。


    各質問に対し、具体的かつ適切な回答をいただきました。
    日々の臨床で疑問に感じていることが解決できた講義となったのではないでしょうか。

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