失敗症例に学ぶ本音の対談~原因を深く考査することが大切な理由~│月星 太介先生、相宮 秀俊先生 #3
- 価格
- 16,500円〜(税込) (D+会員 13,200円〜(税込))
- 付与ポイント
- 1% (通常:150pt〜 D+会員:120pt〜)
-
*2022年9月29日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。
前回までの症例を踏まえ、月星太介と相宮秀俊先生による「本音の対談」を行っていただきました。
最初に「あなたならどうする?」ケース1のお話です。
急性症状のある歯を抜歯し、当日にソケットプリザベーションを行った症例では、インプラント埋入後に腫れが生じ、根尖透過像を認めたため、インプラントを撤去しました。
月星先生より、埋入したフィクスチャーを残したいという術者の想いはありながらも、撤去に至る基準についてお話いただきました。
今回の症例から、インプラントを埋入する際には、骨との結合を確認することが必要であり、インプラントが骨に十分に結合しているかを確認するためには、適切な期間を置くことが重要であることが分かります。
続いて「あなたならどうする?」ケース2のお話です。
30歳女性の症例では、ガッタパーチャが突き抜け、上顎洞に穴が空いていたため、移植による治療を選択しました。
このような症例では、移植によって再建することが重要であることが分かります。
続いて「あなたならどうする?」ケース3のお話です。
フィクスチャーが脱落した症例では、骨面からの出血が見られたため、必要な肉芽を残して開放創として残されました。
また、カンチレバーでフィニッシュする際には、オクリュージョンの与え方やダウンサイジングに注意する必要があることが分かります。
続いて「あなたならどうする?」ケース4のお話です。
全顎治療をした症例では、ヘミセクションした6番が脱落、7番に入れていたフィクスチャーが破折しました。
このような症例では、抜歯後に十分な時間を置いてからインプラントを埋入することが重要であることが分かります。
また、インプラントを選択する際には、骨量や歯周状態を十分に検討する必要があります。
日ごろの臨床では、綿密に立てた治療計画がうまく進まず、失敗に終わってしまうことがあるかもしれません。
本講義は、失敗の原因を考査して次に活かすことで「成功へ近づく」ということを深く理解できる内容となっております。
これらの症例を通じて判断力を磨き、より適切な治療法を提供することができるようになることを願っています。
Doctorbook academy
本サイトは、歯科医療に従事されている皆さまを対象に情報提供するサイトです。
あなたは歯科医療従事者ですか?
※一般の方は患者向けサイトDoctorbook をご覧ください
Facebook ログインの確認
Doctorbook academy は Facebook ログインをサポートします。
Facebook アカウントより必要な情報を取得します。
許可する場合、YES を押して Facebook 連携に進んでください。
誤って Facebook ログインを選んだ場合は NO を押してください。