＊2022年4月19日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。

宮下裕志先生は、日本の歯周病学の教室やスウェーデンの大学の診断学教室に在籍した経験があります。
歯周病学とエンドは考え方が非常に似ているため、本講義では、エンドの基本的な考え方や、感染根管治療の最新のテクニック、ターゲット、対処方法について解説していただきました。

歯科界はこの５～１０年で、侵襲性の低い治療 Minimal invasive treatment が脚光浴びています。
例えば、カリオロジーの分野では、歯髄に達する程度の大きなう蝕でもカリエスを必要な部分だけ選択的に取り除くことが主流です。
歯周病学では、マイクロスコープを用いた治療が行われます。
また、インプラントの分野では、フラップレスインプラントやショートインプラントが生まれています。
エンドでも、新しい材料の開発により、従来は抜髄が必要だった症例でも歯髄を保存できるようになっています。

宮下先生は、歯科治療において常に新しいことを学ぶことが重要だと考えています。
本動画では、最新の根管治療の機器であるGentle Wave System®についても紹介されています。Gentle Wave System®は、細かく分岐した根尖部にも根管充填材を綺麗に入れることができ、治癒率も高いと報告されています。

本動画を通して、最先端のスウェーデン式の診断と治療について学びましょう。