感染根管治療の成功率を上げる秘訣とは?宮下先生が手掛ける治療方法 #6
- 価格
- 2,750円〜(税込) (D+会員 2,200円〜(税込))
- 付与ポイント
- 1% (通常:25pt〜 D+会員:20pt〜)
-
- 00:10 〜 宮下先生のクリニックでの治療方法
- 01:32 〜 配慮すべき3つの重要なこと
- 02:39 〜 1日で根管充填まで治療した場合の治療結果の研究論文(Sjogren 1997)
- 04:36 〜 1日で根管充填まで治療した場合の治療結果の研究論文(Nair 2005)
- 05:43 〜 感染は1日ではとれない
- 07:48 〜 どんどん拡大したら細菌が減るかの研究論文(Orstavik 1991)
- 10:55 〜 #25と#40での細菌の減少を比較の研究論文(Yared&Bou 1994)
- 11:23 〜 根管内に水酸化カルシウムを貼薬した場合の細菌検査の結果
- 13:10 〜 本講義のまとめ
- 13:50 〜 質疑応答1 根管内に残留している水酸化カルシウムの除去について
- 14:45 〜 質疑応答2 イスムスが疑われる下顎大臼歯、近心根管の治療について
- 15:40 〜 質疑応答3 建機培養検査で複数の根管の採取方法について
- 17:58 〜 質疑応答4 水酸化カルシウムの根管内挿入量と細菌数の変化について
-
*2022年4月19日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。
歯の根の治療は、痛みを抱える患者さんにとっては急務です。
しかし、根管内に繁殖した細菌を根絶するには、短時間で根管充填を行うのは難しいとされています。
では、どのようにして細菌を除去し、治療の成功率を高めることができるのでしょうか。
そこで注目したいのが、宮下先生が手掛ける治療方法です。
宮下先生は、超音波を用いた根管治療において、機械的治療と化学的治療の両方を併用することを推奨しています。
また、根管内に繁殖した細菌を除去するため、水溶液を押し出すだけでなく、吸い上げ、上下運動させることでポイントを押さえています。
その際、チップやシリンジも上下運動させることで、『パンピング運動』を起こし、根尖の細菌を浮き上がらせます。
さらに、根管が非常に複雑になっていたり、樋状根のケースでは超音波を用いて洗浄することで、根管内の汚染物質を取り除くことができます。
また、治療回数については、細菌数を減少させるためには多くの治療回数が必要であると考えられています。
研究では1回の治療で根管充填を行った場合、後に根尖病巣ができるという結果が出ています。
そのため、宮下先生は常に化学的治療と機械的治療を併用することを推奨しています。
また、細菌が残りやすいイスムスなどの場合には、バイオフィルムの簡単な除去方法も教えてくださいました。
動画では、宮下先生が使用する超音波の器具や手順、洗浄方法について、治療映像を交えながら詳しく解説されています。
また、治療回数や貼薬の使用薬剤についても解説されており、先生方からの臨床での質問にもお答えいただいています。
感染根管治療の成功率を最大限に上げるためには、根管内の細菌を減らすことと、適切な治療回数と手順が必要です。
宮下先生の治療方法とテクニックを学び、臨床での実践に活かしてみてはいかがでしょうか。
Doctorbook academy
本サイトは、歯科医療に従事されている皆さまを対象に情報提供するサイトです。
あなたは歯科医療従事者ですか?
※一般の方は患者向けサイトDoctorbook をご覧ください
Facebook ログインの確認
Doctorbook academy は Facebook ログインをサポートします。
Facebook アカウントより必要な情報を取得します。
許可する場合、YES を押して Facebook 連携に進んでください。
誤って Facebook ログインを選んだ場合は NO を押してください。