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*2023年2月3日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。
睡眠時のブラキシズムについて前後編にわたり、その最前線を昭和大学歯科補綴学講座教授の馬場一美先生に講義いただきました。
前編では「睡眠時ブラキシズム」やその「為害作用」そして臨床での診断や管理に関して解説しています。
まず「睡眠時ブラキシズム」を考えるに当たり、押さえておきたいことがあります。
生体を守るために、顎口腔系に生じる力のコントロールが必要ですが「睡眠時ブラキシズム」はあくまでもその一部ということです。
動画内ではその点について、図を用いて分かりやすく説明されています。
力のコントロールをする際には、口腔機能運動や覚醒時ブラキシズムについても考慮する必要があることが理解できるでしょう。
しかし睡眠時ブラキシズムが他の要因と異なるのは「無意識化に行うものであるため制御が難しい」という点です。
そのため学術的には「睡眠中の非自発性でリズミカル・突発的な非機能的運動」と定義されています。
ここで馬場先生は、2つの重要なことをお話くださっています。
一つはGrinding(グライディング)とClenching(クレンチング)を分けて考えることです。
これができないと、トラブルの原因がわからず睡眠時ブラキシズムへの適切な診断や対応が難しくなると先生はおっしゃっています。
もうひとつは、睡眠時ブラキシズムがなぜ「非機能的な運動」と呼ばれているのかという点です。
どちらも今後の講義を拝聴する上で、まず理解しておくべき重要なポイントになります。
詳しい内容は、ぜひ動画内でご確認ください。
今回の講義では、3つのFACTをあげてくださっています。
本動画の最後には、FACT1としてまず睡眠時ブラキシズムが何であるかについて述べられています。
非常に大切なポイントとなりますので、しっかり押さえた上で#2をご覧ください。
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