為害作用 #3
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- 3,850円〜(税込) (D+会員 3,080円〜(税込))
- 付与ポイント
- 1% (通常:35pt〜 D+会員:28pt〜)
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- 00:00 〜 睡眠時ブラキシズム最前線Pat3:〜為害作用〜
- 00:10 〜 FACT1〜3の確認
- 00:15 〜 2.為害作用
- 01:00 〜 為害作用を理解しておくべき理由
- 03:00 〜 Parafunction VS Disorder
- 07:03 〜 顎口腔系にどのような悪影響があるのか?
- 07:22 〜 a.歯周組織
- 08:25 〜 b.歯・補綴装置
- 09:25 〜 【症例】上顎7番のインプラントのチッピング
- 10:34 〜 【症例】インプラント体の破折
- 11:29 〜 歯根破折
- 12:30 〜 Material Selection【症例】チッピングによりセラミックを入れた歯が歯根破折
- 14:58 〜 【症例】ブラキシズムにより生活歯が歯根破折
- 16:15 〜 【症例】PC良好だが、著しい摩耗が見られる
- 16:38 〜 c.顎関節・咀嚼筋
- 18:07 〜 欠損歯列
- 19:22 〜 無歯顎症例
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*2023年2月3日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。
ここまでの動画で、睡眠時ブラキシズムについての理解が深められたと思います。
本動画では、睡眠時ブラキシズムの為害作用について考えていきます。
馬場先生によると「為害作用」を理解しておくことは非常に重要だそうです。
なぜならここが読めていないと、ブラキシズムによって生じた障害なのか別の機械的な力によるものなのか分からないからです。
原因が分からなければ、治療をしたとしてもまた同じ治療が必要になるといった事態を繰り返してしまいかねません。
このような事態を避けるために、本動画でしっかりと理解していきましょう。
ブラキシズムは歯や補綴装置、歯周組織・骨・粘膜、欠損歯列や顎関節・咀嚼筋など、様々な場所に影響を及ぼします。
しかしブラキシズムが必ずしも悪影響があるわけではありません。
それは頻度や時間、力の強さによるからです。
適切な対応を行うためにも、ブラキシズムの為害作用について理解しておくことは大切だといえるでしょう。
まず最初に馬場先生は「総合的耐久力」について、刺身と抵抗力に例えて分かりやすく解説くださっています。
またこの「総合的耐久力」はセラミック修復や加齢・失活・歯の欠損などによって変化するものです。
例えば歯の欠損が起きた場合は、ブラキシズムは無くなることはなく顎口腔系への負担が増えます。
この点からも考えた上で処置を行う必要があるということです。
続いて、先ほどあげた顎口腔系それぞれに対して及ぼす悪影響について、症例を交えながら解説くださいます。
歯槽骨の吸収やフレアーアウト、摩耗やチッピング、インプラント体の破折、歯根破折などについて大変分かりやすい説明です。
馬場先生は、失活歯の場合はスプリントを入れても歯根破折のリスクが高いことを患者様に伝えるべきだとおっしゃっています。
その理由を、チッピングが生じたためにマテリアルを選択する際にジルコニアとレジンコアを入れた症例から考えていきましょう。
この時の失活歯において、最も脆弱なのものは「残存歯質」です。
ブラキシズムへの対応ができていなければ、最も脆弱である「残存歯質」が破折し、歯根破折となる可能性が高いと予測できます。
つまり、マテリアルで対応できる範囲には限りがあるということがお分かりいただけるでしょう。
他にも生活歯で歯根破折が生じたケースや、摩耗の著しく見られる症例をご紹介くださっています。
顎関節や咀嚼筋、欠損歯列や無歯顎症例についても触れられておりますので、ぜひ合わせてご覧ください。
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